雨、ときどきは曇り、max20℃。
雨が降って出かけないでいると、ネタに困る。

6月25日
岐登牛山への途次、アスパラガス畑で、畑では見慣れない植物が繁茂し、アスパラガスにからみついていた。

近づいて、まだ若そうな個体を見ると、子葉の痕跡がない。タネから出たのではないことが判る。

作物だとは思えないから、この畑はどうみてもアスパラ畑だから、持ち主に断りなく、引き抜いてみた。
根茎がしっかり発達している。この2本はともに根茎にある芽から伸びてきたものだ。

毛むくじゃらの蔓が絡み合っている。

7月10日
体はだいぶ伸び、拡がっている。花が咲いている。アスパラガスも伸びたけど。

この花はガガイモの花だ。
ここはかつては整備された水田だったにちがいない。すでに、そばに原植生のガガイモがあるような環境ではなくなっている。このガガイモはどこから来たか? タネが飛んできたのだろうか、それとも根茎の切れ端が紛れ込んだのだろうか。これだけ拡がるのにどれくらいの期間が必要なのだろうか?
野草と言われる種類も、畑に入ってお邪魔虫になると、耕地雑草になる。
耕地雑草という種類の植物があるのではなくて、なんでも、勝手に耕地に生えると、「耕地雑草になる」。
は、ともかくも、このガガイモ、ちょっと厄介かもしれないなあ。
なお、ガガイモは全草とくに地下部に有毒、引き抜いて食べようなどとは思わないほうがよさそう。
posted by take_it_easy at 21:43|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
耕地雑草