2015年05月29日

小麦畑で

 きょうも夏だ夏日だ。+10.5〜+28.4℃。

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 休耕地か放棄地か、と思ったら、小麦畑だった。
 色の濃いところが穂孕期の小麦。(画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 ナズナ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 スカシタゴボウ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 イヌカミツレ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 アメリカオニアザミ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 ハルザキヤマガラシ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 草むらに踏み込んだら、足元から飛び出した。おこってる。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 抱卵していたらしい。ごめん。地上から少し浮かせて営巣している。ネコの目線あたりの高さに。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 こちらはヒバリ (画像クリックで拡大)
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2015年04月03日

植調雑草大鑑

 ほぼ雨。一日沈殿。久しぶりの休息。+2.5〜+9.1℃。
 道南、道東方面は大変な風が吹いたらしい、これから吹くらしい。雨も降ったらしい、降るらしい。
 「植調雑草大鑑」という分厚い写真図鑑が送られてきた。なんのお手伝いもしていないのに、ありがたいことだ。日本全国のいわゆる雑草(耕地雑草というわけではない)をそうとう網羅しながら、これまでのこの手の図鑑には見られない、幼植物から花、種子までを概観できる写真図版が並んでいる。他にはわずかに「北海道の耕地雑草」があるだけ。このとき、全国版がほしいと思ったが、それが叶えられたというわけだ。「花」の図鑑はピンキリでたくさんあり、大いに利用したいものだ。さて、花のない時期に、道端の雑草を見て、これなに、という時に答えてくれる。耕地でも、この雑草をやっつけたい、どうするのが効率的か、などという時にも答えてくれるにちがいない。出版社(全国農村教育協会)のHPはこちらです。

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

  (画像クリックで拡大)
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2014年09月04日

東鷹栖の小麦畑で見かけた雑草たち

 ほぼ雨降り。ちょっと寒かった。+14.8〜+19.7。
 この7月8日に見かけた東鷹栖の転換畑小麦畑に生えていた雑草たち7種。それぞれに、生え心地がよいのか、主人公の秋まき小麦のお株を奪う優占度。種子をたっぷり実らせた種から、花はこれから、という種まで。1年生も多年生も、イネ科も非イネ科も、かなりの害がありそうな種もそれほどでもなさそうな種も、小麦畑でよく見かける種も珍しいかもの種もあって、なかなか見応えのある畑だった。

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 コヌカグサ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 カミツレモドキ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 スカシタゴボウ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 オオイヌタデ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 シロザ (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 コシカギク (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 ナタネタビラコ (画像クリックで拡大)

タグ:耕地雑草
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2014年04月04日

ビロードモウズイカ

 雨から雪に変わって、一時は猛吹雪。夕方には止んだ。一面の冬景色。−2.2〜+3.0℃。
 昨日の記事で「ど根性ビロードモウズイカ」をとりあげた。各種図鑑によれば、休眠型については、越年草とか2年草とかの記述がある。1年草と書かれた資料は見当たらず。見当たらないだけかも。昨年、我が庭に生えたそれ達は、ちょっと違うんじゃない、って主張しているようだった。
(追記、訂正)
 1年生とする資料もあった。総じて、生育状況によって1〜3年生まで変異があるらしい。

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 観賞用に植えられた、というだけあって、なかなかきれいな花を咲かせる。20130817 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 上の株の芽生えの頃。20130702 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 出芽時期がバラバラ。20130708 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 発育段階もバラバラ。20130727 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 抽苔開花する個体もあれば、未だロゼットのままの個体もあり。20130810 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 星状毛が連なっている。この種の特徴らしい。20130817 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 下から咲くというわけでも、上から咲くというわけでもなく。20130826 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 葉は厚みを増して、越冬態勢に入る。左がロゼットで夏を越した個体、右は抽苔茎を切除した個体。20131016 (画像クリックで拡大)

 で、昨日の記事にした「ど根性ビロードモウズイカ」のようになる。
 我が庭のは、写真にしようと思ったら、雪がかぶってしまって、能わず。ロゼットで地面にへばりついている。
 休眠型はどうかというと、1年生草本(1年草)とも言える例もある、ということか。
タグ:耕地雑草
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2012年11月29日

「身近な雑草の芽生えハンドブック」が上梓された

 吹雪いたり降ったり、ふと日が差したり。−2.8〜+4.0℃。現在、下がり勾配。

 息をするように、雪は舞い、吹き飛ばされていた。出そびれてしまった。
 「身近な雑草の芽生えハンドブック」が上梓され、その著者が贈ってくれた。
 まえに、「北海道の耕地雑草」や「小麦・大麦雑草防除ハンドブック」という資料作成のお手伝いをさせていただいたけれど、それらの意図は、「雑草防除の現場では花を待って名前がわかる、というのでは遅い。芽生えの段階で見当をつけなければ。」というものであった。前者で採り上げた草種は名の通りに北海道の耕地雑草限定。後者は全国版だけれども、小麦・大麦作で重要な草種に限られた。そのとき、これを土台に、全国版の芽生え図鑑を作ってほしいものだと考えた。で、今回、このハンドブックを前にして、勝手に我が意を得たりと喜んでいるわけです。扱っている草種には、必ずしも重要な耕地雑草種だけということではなく、そのあたりに生えてしまう人里植物などもあり、野草愛好家の人たちにも興味を持っていただけるものになっているように思う。注記されているが、生育期の記載はどうしても関東中心になっている。植物分類なんて、最新の情報に則っていて、古い人種にはちょっとためらいが生じてしまうけれど、それはためらうほうが古いのであって、です。
  「北海道の耕地雑草」の記事「小麦・大麦雑草防除ハンドブック」の記事もあります。


 裏表紙には、キャベツ畑での雑草発生の様子があり、草種の名前を当てましょう、というような企画も組まれています。


 実物大の画像が一覧でき、当たりをつけて本文へ、との意図。なかなか気が利いています。


 幼植物の画像がふんだんにつかわれています。いろんなシーンがある、というのは絵合わせには大変重要なことだと思います。
posted by take_it_easy at 17:57| Comment(0) | 耕地雑草