雲は高く、山並みは端から端まで見渡せた。
ついに見た。アサギマダラ。オオハンゴンソウの林の中で、いろいろなタテハチョウが蜜を吸っているところに、ふわふわと飛んできて、一緒になって吸蜜。慌ててカメラを向けてみるものの、着いているレンズは、たまたまマクロレンズ。望遠ズームがポケットに入っているのをすっかり忘れてしまって、息を潜めて近づいてみる。逆光の横顔を撮り、背中に回り込もうとして、逃げられた。さすが、遠路はるばるのチョウ、いったん飛び上がると、ずーっと向こうまで行ってしまった。ずーっと向こうにあるオオハンゴンソウのもうひとつの林に行ってみた。いた。マクロレンズのママで、近づいてみる。望遠レンズのことはさらにすっかり忘れてる。少し遠くから、斜め後ろから撮って、さらに近づいていこうとすると、さらにさらにずーっと遠くに飛んで行ってしまって、見失ってしまった。

アサギマダラ (画像をクリック)

南端展望台から

ナミテントウの幼虫と蛹、ヤブマメの葉で。

ヒメウラナミジャノメ、こんな時期にまでいるのね。

新緑の瑞々しい色合い、ナニワズの。

痒いのだそうです。頂上分岐の辺りで。

ツヤ光りがすごかった。セグロベニモンツノカメムシという種かそれに近い種のようだけど、これ以上は手掛かりなし。

ハンゴンソウ

アカタテハ

ヒメアカタテハ
アサギマダラですか!
東南アジアでしたっけ? 何千キロも旅してくる蝶ですたっけ?
大雪山系で見られるとは貴重な写真ですね。
たしか、東北地方と台湾との間を移動するのではなかったかしら。
時々は北海道まで流されてくることがあるようで、札幌あたりではけっこう度々目撃されるとか。
いつだか、たしか留萌の方で目撃されたと、道新で見たような気がします。
岐登牛山までくることはそう度々ではないのでしょう。
今回見た個体は傷んでいるところはなく、きれいなものでした。マーキングはなかったようです。
わたしには幻のチョウでした。