石狩川源流域の林道は、先月末の降水によって、あちこちでダメージを受けているらしい。由仁石狩林道もダメ、との私的情報があった。でも、公的にはそのような情報は流れていないようだ。で、行ってみた。グレーダーが入って、たいへん走りやすくなっていた。
(ただでさえこのblog、表示に時間がかかるようで、なのに、今日は画像を22枚、何でもかんでも載せてしまって、さらに遅くなってしまうことでしょう、申し訳ない。)

十国峠から音更山の方を見る。きょうは、ここから、少し先まで行ってみよう、と、おもっていた。

下の方は由仁石狩川に沿っている。その畔で咲くミソガワソウ。

川が涸れてくるあたり、かな?、ヨツバシオガマがひと叢。

ユニ石狩岳の崩壊地を行く。稜線はもうすぐ。

ユニ石狩岳への分岐から見るユニ石狩岳。今日は行かない。

十国峠への道、ウラシマツツジが色づいてきていた。

十国峠から先に進んで、ミヤマハンノキ林の中にいろんなトリがいそう。いそうなだけだけど。ルリビタキ?

さらに進んで、広い稜線に出た。

目的地の一つ、ブヨ沼。道はさらに先へ。

きょうはここまで。音更山への最後の登りのちょっと手前。
だいぶ前(国鉄三股線があったころ)に、十勝三股から十国峠に達し、音更山、石狩岳を越え、沼ノ原、高根ヶ原を経由して高原温泉に下りたことがある。そのころを思い出そうと思っても、あまり思い出せない。ブヨ沼のそばでテントを張って、次の日、記憶は突然、石狩岳頂上で防風着をつけている。当時は何を見ていたんだろうか。

その、石狩岳の方。

ニペソツが立派。

来し方を振り返る。左の白い部分のあるところが十国峠。先入観では峠は鞍部にある、が、十国峠は凸部にある。

ブヨ沼は静謐。

のように見えるが、水中には、エゾサンショウウオがいっぱい。

場違いのようなコマクサ。

コケモモとアキアカネ、ガンコウラン。ひなたぼっこ。けっこう暑かった。

ヒガラが指呼の所に。ミヤマハンノキ林の中で。

これを踏んづけちゃった。ニュルリ。

まん丸でないコケモモの実。

いつの間にか、水が現れている。むこうはニセイカウシュッペの方。

声は聞こえる、あちこちから、と諦めていたら、突如、すぐそこのちょっと向こうに現れた。ナキウサギ。