暑いときには岐登牛山、木陰に入れば多少はしのげる。
展望閣前で、大砲みたいな白いレンズを三脚に載せた三人組がいたはった。中高年のご夫婦と高年のお母様かな。お三方ともそれぞれいい機材をお持ち。関西から、1週間ほど前に道内に入られて、あと2時間ほどで立ち去らなあきませんねんとのこと。ここにはどんなトリがいてますか、とか、ウソは?とか、ヤマゲラは見てんけど、アカゲラは見てへんねんとか、情けない返答しかできないのが情けない。どうしてあんな所にいらっしゃったのかは聞き逃した。

この種はスタイル重要? まずはカタチのようだ、左後脚の置き場所がないのに。エゾツユムシの幼虫(かも)。

先日、富良野市博物館に立ち寄った。この地で採集できるチョウの展翅標本がたくさんあった。同一種も複数ならんでいた。面白いのは、そこのに限らないかもしれないけれど、全部、オモテを見せている。だから、ヒョウモンチョウなんて、みんな同じに見える。複数あるならウラも見せてくれればいいのに。
これはウラも取った、ギンボシヒョウモン。

暗い林の中を黒い影が走った。エゾリスの若者。毛は夏毛?冬毛?

ナツハゼ

アカゲラのヒナ、外が気になる様子。

オニグルミの葉陰で憩う? ミドリヒョウモン。

キャンプ場入り口にある池の畔、ツルマンネングサがひとかぶ。葯が役立たずのようで、種子は出来にくいらしい。なんでここにあるのだろう。
この界隈、ぽつぽつと、見かけなかった種類の、目立つ花が咲いている。林間キャンプ場に入るとすぐに、キゾメカミツレが咲き始めている。折り重なるようにしてムラサキツユクサもあり、咲き終わりかけてはいるが。アメリカオニアザミがオガリそう。アメリカオニアザミなんて、いまのうちに削ればなんてことないけど、草花を採るな、との看板があるし、遠慮している。春先、どこから集めてきたか、たくさんのフクジュソウを定植していたが、この公園の造園設計みたいなのがあるなら、なかなかユニークかもしれない。