きょうは、この近在のどこからでもすぐにわかる三角山。地形図には山名の記載なく、三角点もなく、北西あるいは南東から見ると端正な三角錐にみえ、北東あるいは南西から見ると、恐竜(ステゴサウルス)の背中のようでもある、標高362mの低山。地元の人は「甘味山」とか「三角山」とか、ちかくの川に架かる橋に「甘水橋」というのがあるから、「甘水山」というかもしれない。あちこちにあるけど、とりあえずわたしは「三角山」と呼んでいる。標高差190mほど、片道1,300mほどにすぎないが、けっこう真剣に歩かされた。積雪期にばかり何回か登っているが、最高地点に立ったことなし。今回も。

東川市街地からみた三角山(左のなだらかな山)、右は黒岩山。

何とか神社の横から歩き始めた。

はじめは、林道を、

凍り始めたため池の横を抜け、

林道が消えて、雪の重みでなかば横たわっている林床のササ原を尾根に向かって直登。

エゾシカの寝床のような痕跡の横を過ぎ、

安山岩の凸凹が露出している頂上部を、一番高そうな所をめがけて這い上がった。雪で隠された岩塊と岩塊との隙間が厄介だ。で、今回も最高点手前で進むのをやめた。

岐登牛山がそこにあり、右手奥にはオプタテシケが垣間見えた。下りはただただ慎重に、残してきた足跡を辿ってきた。

帰途、愛別岳と安足間岳がかっこよかった。
362mは前から気になっていたのですが、こちらの頂稜の岩の連なりの写真を見ていよいよ惹きつけられ、昨日行ってまいりました。
なかなか個性的な山で楽しめました。
黒岩山や岩山の情報も希少なものだと思います。
有難うございました。
いつもお世話になっている山岳ガイド山楽舎さんのHPのゲストブックに紀行を投稿しましたので、よろしかったらご覧ください。
こちらのブログをそのゲストブックで紹介したいのですが、よろしいでしょうか?
コメントありがとうございます。
紀行を拝読しました。最高点らしいところにも登られたのですね。
眺めるのも登るのも楽しませてくれる山だと思います。
山名はなんと呼ぶのがいいのでしょうね、本名ってなんだかよく判りませんから、地元の通称でいいとはおもいますけど。
拙ブログを紹介の件、山楽舎さんときくとちょっと気が引けますが、公開している以上、どうぞ適当にちょしてくださって結構です。よろしくおねがいします。
これからも近郊低山逍遥の記事をupいたします。またごらんください。
じつは山楽舎さんのHPはちょくちょく拝見しています。
オリジナルプログラムの記事が大変ありがたいのです。