風が落ち着かず、一時は強い降雨もあり、たびたび中断したけれど、競技は最後まで行われた。
女子組は、なんと中学1年生の高梨沙羅選手が最長不倒(104.0m)も記録して優勝。飛び始めて間もないはずのラージヒルでの優勝はすごい。わたしの予想では5番目くらいかな、とおもっていたが、やっぱりウルトラ中学生じゃ。スーパー中学生の伊藤有希選手は5位。おばさん(現役最年長、アラサー)葛西賀子選手は4位。
男子組は、これは予想通り、伊東大貴選手が優勝。1本目の最長不倒(128.5m)は圧巻だった。去年、引退がうわさされていた山田大起選手が3位に入った。おめでとう。復活目覚ましい船木和喜選手は4位。最低でも4位に入りたいと言っていたようで、よかった。ベテラン勢では岡部孝信選手が6位。バリバリの湯本史寿選手は意外や、2回目に進めなかった。飛行中になんか叫んでいたから、強い横風か追い風にたたかれたのだろう、ざんねん。尾を曳くようなものではない。
全体に記録は物足りなかったが、きょうの大会運営の仕方によるところ大なので、何とも言いようがない。ベテランが頑張り、若手が順当に伸びてきている、かな。つぎは冬のシーズン、年末の名寄、朝日が待ち遠しい。

紅葉まっさかり。

女子組 2位:金井理恵子選手、1位:高梨沙羅選手、3位:渡瀬あゆみ選手

高梨沙羅選手の2本目(103.5m)

男子組 2位:栃本翔平選手、1位:伊東大貴選手、3位:山田大起選手

伊東大貴選手の1本目

用意周到(雨除け)のノイズチーム。きょうも、メガフォンと太鼓とホイッスル、そして地声の3回コールで応援だ。それにしても「坂野頑張れー」はよく透る、すばらしい声だなあ。