2009年10月13日

今日の岐登牛山

 空は乱れている。青空と真っ黒な雲との同居。降りそうになったら帰ってこようと出かけたら、登りはじめてすぐに雷鳴。急いで下りて、クルマでの帰途、フロントガラスが濡れた。

 よくわからんもの3種。


 木の根本にクモの巣のような不織布が敷かれている。林間キャンプ場で数本。近寄ってみると、


 いずれのところでも、毛虫がうようよ。いまは15mmくらい。ヤマグワの葉に蝟集し、盛んに蚕食していた連中とおなじに見える。よく見ると、頭を振って糸を吐いているように見える。不織布はこいつらの越冬のための巣なんだ。クワゴマダラヒトリというガの幼虫かもしれない。春にオニグルミの葉を食べているヤツがいたが、こいつらとそっくりだった。


 富山神社からつづく道に沢山出てきた。ツチスギタケというキノコかもしれない。


 きょうまで気付かなかったのが不思議、というより情けない。毎回通っているのに。まあ、ここではいつも木立を見上げているから目に入らなかった。頭花を分解すると、花床に鱗片がある。葉っぱはカミツレモドキとそっくり。コウヤカミツレというヤツかもしれない。「日本の帰化植物」(2003)によると神奈川、鳥取で知られると。中標津にはあるらしい。花期は夏。「北海道ブルーリスト」にもないし、ちょっと心配だけど、とりあえず・・・。
posted by take_it_easy at 20:52| Comment(2) | 岐登牛山
この記事へのコメント


木の根元が枯葉があっていいのでしょうかね?!
すごい集団住宅です!
見たことないものって、いろいろあるんだ〜!
Posted by 旭川3sen6gouの まりあ at 2009年10月17日 08:02
まりあさま

たぶん、来春、よじ登ればそこは食卓、じゃなく、餌場。なんで判るんだろう、解らん。

毎回、見たことないもののなかから厳選してお見せしています。よ。
Posted by take_it_easy at 2009年10月17日 15:32
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