この大会の決勝戦は、男子は予選上位16人、女子は4人によるトーナメント戦(1対1のノックアウト方式)でおこなわれる。男子のファイナルは勝ち残り4人による1本勝負。これはWCにもないユニークな方式。(WCでは、第11、12戦目で、決勝1本目を50人によるノックアウト方式で行われ、それぞれの勝者と、敗者のうちの上位5人、計30人で決勝2本目が行われた。)
男子では、きょうも岡部選手が強かった。強かったが、準々決勝では、対戦した田中翔大選手の失敗に付き合って、ぎりぎりで勝ち残った。1対1はけっこう精神的な動きがあるものだと判った。(決勝に残った4人は、前回の世界選手権(大倉山)団体戦銅メダルメンバーと同じ)
1.岡部孝信(雪印乳業) 135.5m 145.4pt
2.葛西紀明(土屋ホーム) 133.0 140.4
3.栃本翔平(雪印乳業) 127.0 128.1
4.伊東大貴(サッポロ・スキッド) 124.0 121.2
女子でも、きょうも伊藤選手が優勝。決勝では先に飛んだ伊藤選手が失敗した。金井選手は楽勝かと思われたが、付き合っちゃった。山田いずみ選手が金井理恵子選手に敗れたのは番狂わせと言うべきか。葛西賀子選手も決勝戦に進出したが伊藤選手と対戦し僅差で敗退。
1.伊藤有希(下川中) 102.5m 77.0pt
2.金井理恵子(北野建設) 98.0 68.4
以下、HBCのTV画面をキャプチャさせていただいた。

岡部選手はひときわ高いところを飛んでいく。

連日WC遠征組を抑え、すごい喜びよう。ジャンプ大会には珍しく、賞金もget。

伊藤選手の決勝。
やってましたネ〜。
札幌までお出かけかな〜とか思ってましたが・・。
私は家人がTV観戦している音声だけ聞いてました〜。
12日は、伊藤選手は負けたか、葛西選手は勝ったか、と思いましたが・・・。(笑)
音声だけ聞いていたら、どんなことになるのでしょう?
こんどいっぺん、なんて、我慢できるわけがなし、映像を見てしまうでしょうな、きっと。
それに、若手にもう興味があります。もちろん、ドイツのテレビには日本の国内大会が放送されていません。ドイツ語や英語の新聞やインターネットにもニュースがあまりないんです。でも、みんな日本の若手のジャンプを見たいです!Daisetsuさんは、インターネットで若手のビデオや写真などがあるかどうか知っていますか。国内大会を観る機会がありますか。情報があったら、教えてください。よろしくお願いします! m(__)m
先日、skispringen-com-forum をながめていて、もちろん、内容はさっぱり解らないのですが、わたしのblogへのlinkを見つけて、たいへん驚きました。さすがドイツにはいろんな人がいらっしゃるのだなと、感心したのでした。
若手の画像がありそうないくつかのurlを列記してみます。
日本で開催されたWCや世界選手権の時の画像がすばらしい。 http://www.albireo-web.com/skijump/
岡部や葛西、伊東が育った下川町の指導者です。 http://blog.goo.ne.jp/katuhiko18/
日本女子の第一人者山田いずみのブログです。全日本女子選手の紹介がおもしろい。 http://ameblo.jp/izumidaruma/
北海道のローカル大会の結果が詳しい。 http://blog.goo.ne.jp/takeyan85/
今週末には大倉山で2連戦があります。NHK杯とTVh杯です。この週はWCには遠征しませんから、日本の一線級はみんな参戦するはずです。テレビ観戦ですが楽しみです。