国内一線級が勢揃い。
今期サマーは、男女とも国際大会で久々の表彰台獲得があり、安定しない風向きにどう立ち向かえるようになっているのか、大変楽しみな大会だ。

女子組は定着した感のある3選手が今回も同じ順序で表彰台に上がった。コンチネンタルサマー前半戦総合1位を経験した山田いずみ選手は、1回目2位から逆転優勝。来年2月の世界選手権で初採用の女子ジャンプに向け士気が上がる。伊藤有希選手は不調、が、3位に入った。4位以下の選手達よ奮起せよ。
1 13 山田いずみ 神戸クリニック 123.0m 113.0m 218.3
2 10 渡瀬あゆみ 神戸クリニック 123.5m 108.5m 210.6
3 11 伊藤有希 下川中学校 85.0m 102.0m 118.6
4 3 竹田歩佳 北翔大 93.0m 86.5m 105.1
5 5 澤谷夏花 札幌大 89.5m 90.5m 100.0
6 9 葛西賀子 日本空調サービス 83.5m 87.0m 87.9


1位 山田いずみ選手(神戸クリニック) 2本目
男子組は、ワールドグランプリサマー最終戦で2位に入賞した伊東大貴選手が圧倒的だった。1位から3位まで、若手で独占。ベテラン勢にもあと一頑張りしてもらって、そして、徐々に世代交代だ。
4位に船木和喜選手が入った。かれはお手本だ。岡部孝信選手は6位、葛西紀明選手は9位、若手とベテランが入り乱れておもしろい。
1 74 伊東大貴 土屋ホーム 135.0m 138.0m 287.4
2 73 湯本史寿 東京美装 134.5m 120.0m 251.6
3 75 竹内 択 北野建設 126.0m 117.5m 230.3
4 53 船木和喜 フィットスキー 121.0m 117.5m 223.3
5 72 渡瀬雄太 雪印乳業 121.5m 113.5m 216.0
6 68 岡部孝信 雪印乳業 112.0m 122.0m 212.7


最長不倒賞の表彰式で、カメラマンにポーズをと要求され、それに答えるひょうきん者。10月限りで現所属から離れることになっているらしい。監督、同僚、同郷の伊藤謙司郎選手共々、スポンサー探しに奔走中。女子組の山田選手や渡瀬選手のように良きスポンサーが現れるといいのだが。世界で戦える選手がスポンサーを失う不思議な競技、スペシャルジャンプ。

伊東大貴選手の1本目

同じく2本目、最長不倒。高く、追い風にも負けないように力強く。

観客席、ここがいっぱいになるのはいつの日か。

ノイズチームは今日もK点で、3回コールの応援だ。