白金温泉街から、硫黄沢に沿って延びる遊歩道(前半はウグイス谷)を通って望岳台へ、帰りは旧スキーツアーコースになっていた白金コースを辿った。
登りの道は、途中、ガスると不安になりそうなところもあるが、全体に充分なだらかな道、ウグイス谷は林間の道、途中、防災工事用道路を辿り、上部は十勝岳の裾らしい溶岩の道。降りの道は、古くに広く切り開かれた道なので、道幅の半分はササが生い茂り、周囲はシラカバの若木が覆う。あまりに単調、車道に近いので、騒音が近くを走る。ので、安心感はある。

ウグイス谷の道

あちこちにこのような施設がある。防災用の工作物だということはわかる。埋設型治山ダムと言うそうで、この敷き詰められた木の下にはコンクリートダムが隠されている。隠されているわけではないけど。泥流被害を低減できるらしい。種子の定着を損なわず、動物の移動も妨げないのだとか。

望岳台に近づいて、十勝岳山頂方面

美瑛岳方面

白金コースの道、ずっとこんな道

イブキヒメギスとクロスズメバチの一種が接近遭遇。このあと、イブキヒメギスが襲いかかり、クロスズメバチは慌てて逃げた。

白金コースのササ藪のあちこちで、ウグイスの地鳴きが聞こえる。温泉街に近づく頃にやっと姿を見せる個体がいた。
いろんな道があるんですネ〜。
よくご存知で・・・!
シラカバの黄葉がいい感じ〜!
その昔、望岳台付近で滑ってはコースを降りる滑りをしたものです。 溶岩に引っかかってスキーの裏を傷つけて・・・。
硫黄沢の道は青年の家の研修用に使われているそうで、ほかにもいくらかの分岐があるようです。
その昔にはリフトがありました。その残骸が残っています。現代風のスキー場からは想像もつかないくらいに開豁な、大胆なコースだったことでしょう。
白金温泉からバスで望岳台まで行き、帰りは滑って降りたとか。
へえーっ、その昔から活動的だったのですか。
そのころには新築だった避難小屋は老朽化が激しいと取り壊されました。