スキー場から南端展望台に行き、厚いブッシュの中を横切るようにスキー場に戻った。岐登牛山はスキー場を除いて、ブッシュが厚く、赤色チャートの大きな岩が露出していて、山スキーにはあまり快適な山ではない。が、純白の雪の中にいるのは、スキー場が近くて安心感もあるし、気分のいいものだ。

とおくからオオアカゲラ♀が白樺の枝を突っつく音が聞こえる。

山中の所々にぶら下がっているペットボトル。なかにはスズメバチの好物、何だったか忘れた、が入ってる、捕獲器。設置するのは簡単だが、撤収や更新はやはり難しいのかなあ、すくなくとも昨春には古かった。人のいる場所に近すぎる。スズメバチを誘うのだから、少し離さなければいけない。

入り口の池は凍りつき、新雪をかぶってきらめく。