グーグルマップのストリートビュー上で、岐登牛山展望閣まで車道伝いに登ってみた。今年の夏に撮影されたらしく、けっこう鮮明。駐車場で行き止まりなのは現状と同様。キトウシ温泉のバスが留まってた。旭岳温泉にも行けるらしいので、次の雨の日に行ってみよう。
ナガボノシロワレモコウがYListではナガボノワレモコウの「別名」になっている。ナガボノアカワレモコウも。知らんかった。いままで変種とされていたけど、赤白の違いは分類を分かつほどの差異ではないというわけだ。べつにいままでどおりナガボノシロワレモコウと呼んでも差し支えないとは思うけど、趣味の写真図鑑なんかは重版の時などどうするんだろうね。ネット上の情報もあふれんばかりだ。
アポイ岳にあるワレモコウは種を分けられてミヤマワレモコウと称するようになっている。みんな持ってる(わけではないけど)「新北海道の花」のミヤマワレモコウの項はこの種のことらしい。「アポイ岳の高山植物」(様似町版と様似観光開発公社版)と「日高山脈の高山植物」(第一法規)は同じ著者による力作で、種の扱いにも変遷がある。「新北海道の花」の旧版からもまた異同がみてとれる。著者たちはちゃんとチェックしてるんだなあ、と感心させられる。
岐登牛山に赤花のナガボノワレモコウは見かけない、見かけないだけだけど。ゴマシジミはナガボノシロワレモコウやワレモコウ(アポイ岳産)を食餌としているらしいが、ナガボノアカワレモコウはどうなんだろう? って、つい、シロとアカをわけてしまうなあ。

20110818 (画像クリックで拡大)
少し悩みましたが、
ナガボノワレモコウの赤花だということのようですね。
多くの白花の中に混じっていた赤花であり、
中間色のピンク花もあったので、
その説で、ストンと落ちた感です。
番地をよく確かめてみます。(笑
分類学は日進月歩、素人には付き合いきれません。
すでにきれいに刈り取られて、
堆肥場に積み上げられていました。
そうだよな〜、です。(笑
刈り取られていただけなら致命的ではありませんから、来年に期待できます。
こちらが致命的でさえなければね。