2016年03月03日

鷹揚

 ほぼ曇り、薄く霧もかかって、小雪もぱらつき、行ったところが森林、で、暗かった。−14.4〜−5.0℃。
 ピーーピーピーピーーー、クマタカの声が聞こえた。姿を求めて声に近づくと、ふわっと飛んで、場所を変えた。あの飛び方、そうか、「鷹揚」って、このことか、なるほど、昔の人はすごいなあ、って、自分が「鵜の目鷹の目」になってるだけじゃ。

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 帰路の沢形地形はトドマツの植林地 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 スラリとしたカケス (画像クリックで拡大)

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 目の前の枝被り、なんとか避けようとして、雪の斜面を少し下って、もう少し下ると、そこは崖の上。もうダメ、と諦めかけたら、察知してくれて、まさか、首をすくめた。幼鳥だね。若鳥だね。どっち? (画像クリックで拡大)

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 だめならばと横に移動。枝被りはなくなったけど、今度は幹被り。頻繁に啼く。 (画像クリックで拡大)

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 こんどはあちらが移動、どうやらこちらが動くと、あちらも動く。 (画像クリックで拡大)

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 啼く。 (画像クリックで拡大)

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 冠羽を寝かせる。 (画像クリックで拡大)

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 立てる。 (画像クリックで拡大)

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 こっち向いて、そして、啼きながら飛んでいってしまった。そこらへんにいるのだろうけど。 (画像クリックで拡大)

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 ヤドリギはたくさんあり。 (画像クリックで拡大)

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 果実が残っているのはことごとくアカミだった。 (画像クリックで拡大)

posted by take_it_easy at 19:17| Comment(4) | 東川近郊の低山

2016年03月02日

今日の岐登牛山

 強い風が収まって、日中は好天。腹をすかせているのか、鳥たちが動き活発。なかには、季節感のあるヤツ等も。−12.8〜−2.3℃。

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 南端展望台から。 (画像クリックで拡大)

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 カラマツにヒガラ (画像クリックで拡大)

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 頭髪を立てたら達磨大師が布袋さんになった。エナガ。 (画像クリックで拡大)

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 サクラにコゲラ、ちょっと執着。 (画像クリックで拡大)

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 上に♀、下に♂、アカゲラの。ちょっと騒ぎすぎ、かどうか。 (画像クリックで拡大)

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 山中のエゾリス。 (画像クリックで拡大)

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 渾身のオオアカゲラ♀ (画像クリックで拡大)

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 木に絡むイワガラミ。 (画像クリックで拡大)

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 ウソ♂ (画像クリックで拡大)

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 上とは別個体 (画像クリックで拡大)
posted by take_it_easy at 18:12| Comment(2) | 岐登牛山

2016年03月01日

ホオノキの冬芽

 風はモーレツ。降雪はなし。−7.2〜−1.0℃。
 きのう採ってきたホオノキの冬芽を解剖してみた。折れて落ちた枝の先についていたヤツを手折ってきたから、ちょっと水分が抜けているのかもしれない。少し隙間があった、これが普通なのかもしれないけれど。

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 いい色艶 (画像クリックで拡大)

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 いちばん外のカバーは袋状に1枚ものだ。タテにナイフを入れて半分を剥がしてみた。鱗状でもないけれど、芽鱗と呼ぶのだろうか。袋状の2枚めのほうがそれらしい様子。 (画像クリックで拡大)

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 2枚めも同じように簡単に剥がすことができた。3枚めは緑色っぽい。そこに銀色の、毛むくじゃらの、葉の原基のようなものが付いていた、が、簡単に取れてしまった。 (画像クリックで拡大)

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 3枚めも簡単に剥がれた。4枚めに葉脈のようなものが見えるものが付いている。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こうシーズン2

 その拡大。 (画像クリックで拡大)

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 あとはまるでらっきょの皮むきのようだ。袋状の緑っぽいのとヘラ状の銀色っぽいのとが交互に備わっている。中心に近づくと、袋状じゃなくなって、ヘラ状のものになる。 (画像クリックで拡大)

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 中心になにがあるかというと、何があるのかよくわからない。さらに葉とか枝とかが分化してくるのだろうか。 (画像クリックで拡大)
 花芽を期待したが、そうかもしれないし違うかもしれないし、もうすこし春に近づいてからならわかるかもしれない。
 芽鱗が重なっているのか、とも思ったが、托葉なのかもしれない、緑っぽいのは。葉が展開をはじめると、この托葉みたいなのも、芽鱗と同じように落ちるのかも。もっとはっきり分かることがあるかと思い、「目から鱗が落ちた」って書きたくてこんなことをしていたのに、結局は、猿のらっきょう剥きで終わってしまったよ。

posted by take_it_easy at 18:36| Comment(2) | 岐登牛山