ミズナラの巨木「森の長老」と称ばれている木を探しに行った。ひょっとしたら、誰かのトレースがあるのでは、と、思ったが、おりからの高温、すっかりわからなくなって、あるいはもともとなかったのかも、甘い考えだったことに気付かされ、濡れ始めた滑りにくい雪の上をズルズルと進んでいってみた。ひとのトレースはないのに、ヒグマのトレースがあった。Uターンしている。新しそうな足あとだけど、こちらを避けてくれたのだろうから大丈夫、とおもいつつ、離れるようにコース採りした。

コースどりの途中から見えた旭岳。 (画像クリックで拡大)

遠くのヒガラ (画像クリックで拡大)

雪融けの割れ目にはフキノトウ。 (画像クリックで拡大)

セッケイムシが行く。じゃなく、来る。 (画像クリックで拡大)

ごっつい菌えいをつけたヤチダモが1本。(ヤチダモ癌腫病) (画像クリックで拡大)

こちらから向こうへ行って、戻ってきている。スキーあとはわたしの。 (画像クリックで拡大)

これこそが「森の長老」、なんだろうか。幹周5m。積雪深+1mほどの高さで。巨木には違いない。別の場所で見た「森の大長老」(命名者立会で教わったからまちがいなし)で同じように測った幹周は7m余あった。この辺りへは以前に2回探しに来ているが、反対側から辿っていたために、ここまで来れていなかった。東川側と美瑛側で好一対。 (画像クリックで拡大)