2012年09月30日

今日の岐登牛山

 くもりのちあめ。+16.9〜+21.8℃。

 南端展望台の手前で雨に追いつかれた。物産館で雨宿り。小止みになって、カッパを着込んで、向かい風を突破。
 物産館2階で、宮崎学さんの「となりのツキノワグマ」写真展が開かれている。作者得意の自動撮影システムを駆使。見事、意図が伝わってくるように錯覚できる出来栄え。さすが。

大雪山旭岳の麓に行こう

 ポツリポツリと雨の中、南端展望台で。 (画像クリックで拡大)

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 チャンスがあれば咲く、というのが顕花植物のふつうの生き方かも。ムラサキツユクサ。 (画像クリックで拡大)

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 植物のしたたかさに比べると・・・、と、ふと思ってしまう。軽業得意のゴジュウカラ (画像クリックで拡大)

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 アカゲラ (画像クリックで拡大)

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 シジュウカラ (画像クリックで拡大)

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 ヤマガラ (画像クリックで拡大)

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 今日は開いてた。 (画像クリックで拡大)

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 セイヨウオオマルハナバチとオオハンゴンソウと。同じブーンでもスズメバチに比べたら、ずっと優しい音。そういえば、オオスズメバチがトンボにタックルを仕掛けてヤブに落ちていった。ここのちょっと手前のところで。こことは、稲積ピークウラからスキー場に出るところ。 (画像クリックで拡大)
posted by take_it_easy at 19:04| Comment(2) | 岐登牛山

2012年09月29日

今日の岐登牛山

 くもりのち高曇り。+13.2〜+23.5℃。

 山裾の家族旅行村一帯は、大層な賑やかさだった。なにかの大イベントらしい。空腹には耐え難い雰囲気。
 展望閣前に85才だとおっしゃる、背筋のピンと伸びたご婦人がいらっしゃった。舗道を下から歩いてきたんだとか。きょうのイベントで送迎バスが出るので、旭川駅から便乗してきたんだとか。岐登牛山は初めてだとか。まあ、草花のお好きな方だった。お庭に200種も集められているとか。野の花に巡りあえたのが一番の幸せだった、とか。展望閣前からスキー場のところまで案内させていただいた。センダイハギが咲いてるよ、とお教えしたら、見に行く、とおっしゃっていたが、さて見つけられただろうか。

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 いかにも猛毒、のようにも見えないけれど、タマゴテングタケの類かも。大小別種? (画像クリックで拡大)

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 トリたちのクチバシの使い方には感心する。って、この連中には死活問題だから、あたりまえのことなんだろうけど。散らばっているのを数個まとめてつかむなら、自分の指でもできるけど、挟まっているものをいっこいっこつまみ出しながら複数個つまむのは、そう簡単じゃない。お箸ならなおさら。 (画像クリックで拡大)

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 イカル。前頭もクチバシも、なんかおかしい。 (画像クリックで拡大)(追記、幼鳥なんだそうです。)

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 なんかのタネ? なんかのサナギ? ゴジュウカラと。 (画像クリックで拡大)
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2012年09月28日

今日の岐登牛山

 くもりのちはれ。+12.4〜+20.8℃。

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 稲刈りの終わった田んぼでは、収穫残渣が焼き払われる。どこででもというわけじゃないけれども。 (画像クリックで拡大)

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 センダイハギのような気もするけれど。 (画像クリックで拡大)

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 センダイムシクイのような気もするけれど。 (画像クリックで拡大)

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 ゴジュウカラ。 (画像クリックで拡大)

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 赤くも黒くもなれないオオカメノキの実。 (画像クリックで拡大)

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 早くに赤くなた樹は赤いまま、そうでない樹はそうでないまま。ハウチワカエデ。 (画像クリックで拡大)

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 この個体、耳毛があまり伸びてない。かなり伸びたのもいる。 (画像クリックで拡大)

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 エサ探しか何か、ケブカスズメバチ。 (画像クリックで拡大)

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 越冬するつもり?のホオジロ。 (画像クリックで拡大)

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 翼でしっかり支えている、というより、つかまってる感じのハシブトガラ。オオハンゴンソウの果穂にぶら下がって。 (画像クリックで拡大)
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2012年09月27日

今日の岐登牛山

 晴れ。+11.5〜+22.9℃。

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 暗い林の中、餌を探しながら通りすぎていった。 (画像クリックで拡大)

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 ケブカヒメヘリカメムシ (画像クリックで拡大)

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 2羽で喚きながら追いかけ追いかけられ、そのうちどこかへ。オオアカゲラ。 (画像クリックで拡大)

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 スズメバチも忘れた頃にやってくるかもしれないから、くどいくらいに取り上げる。軒の天井の化粧板と梁との隙間、巣壁がびっしり。長細い穴(隙間)が出入口。1頭が先の1頭に続いて出てこようとしている。出てきたら、どこかへ飛んでいく。 (画像クリックで拡大)

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 ハウチワカエデの種子だけ食べるイカル。 (画像クリックで拡大)

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 コウライテンナンショウ(マムシグサ) (画像クリックで拡大)

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 高温年には1年で2化することがあるとか、ヒメウラナミジャノメ。 (画像クリックで拡大)

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 トキワハゼ (画像クリックで拡大)
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2012年09月26日

トリコローレ

 ガス。下界では+9.8〜+20.6℃。最低気温が一桁に突入。

 天気予報では今日しかなさそう、で、しびれを切らしてトリコローレへ。
 黒岳を割愛し、というか、安易に走って、赤岳から白雲岳、緑岳と、トリコローレを堪能してきた。例年だと遅いくらいの暦日だけれど、今年は早かった? いまがピークでもう終わり、いや、ピークはもう少し先のような気がする。織りなす錦のようにはいかなくても、植物にだって冬越しの都合というものがある。
 あっちでもこっちでもナキウサギがウロチョロ。嬉しくて、つい画像が多数。

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 このころには、旭岳が見えていた、かろうじて。赤岳から。 (画像クリックで拡大)

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 旭岳の裾模様。頂上はガスの中。白雲岳から。 (画像クリックで拡大)

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 赤岳のエゾシマリス。 (画像クリックで拡大)

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 上と同じ個体。何頭かがちょろちょろしていた。もう越冬準備はできたのかな。すぐに雪が来るよ。 (画像クリックで拡大)

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 ホシガラス、赤岳で。緑岳にはたくさんいたが、ちょっと遠かった。 (画像クリックで拡大)

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 腹には「HBC」 (画像クリックで拡大)

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 白雲岳のナキウサギ。手のひらがなんとも可愛らしい。 (画像クリックで拡大)

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 鳴いたっ。上と同じ個体。 (画像クリックで拡大)

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 たぶん別の個体、白雲岳で。 (画像クリックで拡大)

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 イワウメかなんかを食いちぎっては運んでた。これもたぶん別の個体、ちょっと離れてる。白雲岳で。 (画像クリックで拡大)

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 白雲岳はすっかりガスの中。小泉岳から。 (画像クリックで拡大)

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 チョウノスケソウ (画像クリックで拡大)

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 高根ヶ原から忠別岳方面。緑岳から。 (画像クリックで拡大)

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 緑岳のナキウサギ。さすがにミドリのナカウサギ。 (画像クリックで拡大)

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 緑岳の裾模様。 (画像クリックで拡大)
posted by take_it_easy at 22:17| Comment(2) | 大雪山

2012年09月25日

最高のナキウサギ写真

 あめ一時くもり。+12.5〜+14.6℃。

 肌寒い一日。出そびれて、ホットなニュースのネタはなし。決して冷めたわけじゃなく。
 昼のテレビで、スズメバチの脅威を取り上げていた。今年はことのほか多くて、凶暴なのだとか、夏の暑さと降水不足で。内地でのこと。関東周辺でのことだっただろうか。関西以西は暑くても、降水不足ということはなかっただろうから。ほとんどがキイロスズメバチによるものらしい。
 岐登牛山で見かけるのは、多くはケブカスズメバチ。キイロスズメバチとは亜種の関係にあるらしい。これから、新女王様をお迎えするまで、ますます活動的になりそう。いそうなところがわかれば近づかないようにしよう。相手の気分次第かもしれないから。
 さて、秋めいてきて、山のあそこでは、ナキウサギもひときわ愛おしく愛くるしい姿で越冬準備に追われていることだろう、か。愛情あふれているような画像、なんともすっきりくっきりとシャープな画像、ドアップの微細な画像、いろんなすごい出来栄えの画像を、いろいろなブログで拝見できる。どれもこれもすばらしい。
 でも、わたしのこころをとりこにした写真はこれ。わたしにはまぼろしのナキウサギ。ニペソツで、白雲で、フィルムの真ん中に芥子粒ほどのナキウサギ、撮れた撮れたと大騒ぎをしていたが、この写真を見て、なんとも驚かされた。こんなの撮れるの? それからも、芥子粒から卒業できなかった、デジカメを手にするまでは。けれども、この写真で受けた驚きを超える写真には出会わない。しかたないよね、いまでは決してまぼろしの、という生き物ではなくなってしまったから。いや、一つだけ残ってる、通いなれたはずのあそこにいるはずのヤツ、そいつはまだわたしにはまぼろしだ。

大雪山旭岳の麓に行こう

 このナキウサギは村本輝夫さん撮影。
 北海道撮影社 1969(昭44)年6月15日 発行。 (画像クリックで拡大)
posted by take_it_easy at 18:19| Comment(4) | 大雪山

2012年09月24日

今日の岐登牛山

 くもりのちあめ。+13.8〜+18.7℃。

 途中からの道づれ2名、きょうは寒い、と。数日前から、秋の落日のごとき気温の激しい低下。躯は付き合いきれない、とのたまう。のたうちまわってはいないけれど。虫どもは一斉に息を潜めている。が、元気なヤツがいる。そんなに元気でなくてもいいのに。あのケブカスズメバチの巣、復活の兆しあり。いちど身の危険を感じたハチは、より荒くなっているかもしれないから、より気をつけましょう。

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 三々五々、山奥から戻ってきている。ミヤマカケス。 (画像クリックで拡大)

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 いつまでも咲いていそうなイヌホオズキ。 (画像クリックで拡大)

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 クルマバツクバネソウ (画像クリックで拡大)

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 大胆な放牧。柵の内はどっち? やわらかいウンチ。 (画像クリックで拡大)

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 働き蜂のようなハチがウロウロ、飛んでいったり、帰って来たり。(画像クリックで拡大)巣らしきものが、きのうも少しだけ見えていたが、きょうはまた少し大きくなっている。梁の中はどうなってるのだろうか。

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 いつまでそうしているつもり? こちらがじっとしていると、あちらもじっとしている。頭は少しだけ回る。根負けするのは、もちろんこちら。 (画像クリックで拡大)
posted by take_it_easy at 18:03| Comment(0) | 岐登牛山