くもりのちあめ。+13〜+19℃くらい。
岐登牛山東面の植林地林道に行った。見知らぬムシがいろいろといた。そのほとんどが、かつて、見知ったことがあるはずのヤツらだった。けれども、だから、草上にムシを見付けたときは、なんだかいつも新たな発見の連続だよ。

カツオブシのようなカツオゾウムシ。オオイタドリにたくさん。

アカバハネカクシ、飛ぶときにはちゃんと翅を拡げて飛ぶ。いつもは落ち葉の下にいるそうだけど、きょうはフキの葉の上に。

オオコブオトシブミ、後脚の黒帯がアクセント。たぶん喪章じゃないと思う。 (画像クリックで拡大)

ムシ界のマナティ、なんて言っちゃいけない、泳げないもの。アイヌヨモギハムシかなんかの幼虫。フキの葉を囓っていた。

アカネトラカミキリ。首巻きがあかね色だから? オオヨモギで。

ちょっとの気配ですぐ落ちる。だから、撮るときには、息を詰めてそっと静かに接近する。長く続けると、気を失うかも。そうなるとあとのまつり。アトボシハムシ。

オオイタドリハムシまたはイタドリハムシ。たいていはオオイタドリにいるのだが、これはなぜかハルザキヤマガラシに。

体長10mmほど。細長い斑点付きの脚3対、脚と同じような触角、で、脚は4対に見えなくもない。体はカメムシのようにも見える。オオイタドリの葉の上に寄り道、すぐに飛んでいった。さて、これにはなんという名が付けられているのでしょうか。目すら皆目見当がつきません。SOS。

とおい故郷の臭いでも思い出しているのかなあ。ハルザキヤマガラシを訪ねるセイヨウオオマルハナバチ。

それは関係ない、とでもいいそうな、このシオヤトンボはハルザキヤマガラシで飛翔に備える。
posted by take_it_easy at 21:13|
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