2011年06月23日

今日の岐登牛山

 ほぼあめ、かみなりもあり。+15~+18℃くらい。

 傘を差し、しっとり歩く風情に魅入られて、(うそくさいねえ。でも、半ばはほんと。)、きょうも岐登牛山へ。


 林間キャンプ場入り口の池。


 キショウブ、雨にはショウブがよく似合う、か。


 アオバトというのは、目がいいのか、耳がいいのか、なにがいいのか、わずかな(とおもう)気配ですぐに飛び立つ。群れて、あんな所で何してる?


 降りてきたが、こちらが身を隠していれば、あちらも身を隠したことになるから、けっきょく、よく見えぬ。多分♂♀。
 

 雨脚強くなる。カミナリも。篠つく雨、いっぱい入ったバケツをひっくり返したような雨。


 カモガヤ咲く。花粉を作らない品種を開発中、と、きいていたが、どうなったんだろうか。


 ホソオビヒゲナガ、というヒゲナガガかもしれない。この類の分類はややこしいのだそうな。ヤツらがややこしいのでは決して、ない。近づかないのが賢明か。触角は長い。
posted by take_it_easy at 18:41| Comment(2) | 岐登牛山

2011年06月22日

今日の岐登牛山

 くもりのちあめ。+20~+26℃くらい。

 午後、雨の岐登牛山もいいかと。傘を差して歩くと、なかなか情緒あり。生き物の気配なし。(いや、あるけど。)


 アスファルトが濡れて、池のよう。池もある。スキーコース中程から。


 逃げるシマヘビ。頭にピント、実際は下半身に。逃げ足の速さと反応の遅さと。


 ロッキーコース上部、向かって左に、登山コースが刈り払われた、きのう。あちこち、草刈りに入って、歩きやすくなった。 が、なにもかもが草扱い。

(おまけ)飛翔2題

 たしかにカワセミ。


 アオサギ。
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2011年06月21日

今日の岐登牛山

 はれ。+16~+29℃くらい。真夏日一歩手前。

 我が家の玄関先の日陰で、お昼過ぎには+32℃だった。我が家の真夏日。


 涼しい場所はどこかいな、と。オオスズメバチの用地探し? 展望閣に向かう道の下のほう、十分に用心しましょう。


 こちらも。セイヨウオオマルハナバチ。


 アミメオオエダシャク、こちらは何をお探しで。なんも。


 タチイヌノフグリ。展望閣の土台の隙間から。「ど根性」というほどではないけれど。
 

 おなかの太い(太っ腹な、じゃなく)ニホンカナヘビ。メタボ? おめでた?


 クモキリソウ  たぶん、エゾノクモキリソウ。唇弁を実測すると、幅10mm×長さ14mm、クモキリソウにしては大きすぎるようだから。(20110622修正)


 ミヤママタタビの両性花、わりかしきれい。


 ヒトフサニワゼキショウ。今が盛りか。


 アイヌクビボソジョウカイというヤツであって欲しいのだけど、ウスイロクビボソジョウカイというヤツかもしれない。まったくの別種かもしれない。ド素人には判断の術もなく。あーあ。

大雪山旭岳の麓に行こう

 オオアカゲラの幼鳥。2羽か3羽か、一緒に行動してた。木の葉が折り重なって、目視できず。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 例年注視していた木が、その一帯の木々が、今年は何故かつぼみを着けない。どうしたのか、考えはしないが、忘れかけていたら、思いがけないところに満艦飾の木々があった。これを見ないことには、見たことにはならない。なにっ?ハクウンボク (画像クリックで拡大)
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2011年06月20日

今日の岐登牛山

 暗いくもりときどき小雨。+16~+21℃くらい。

 アーオアーオの鳴き声との距離感がつかめなかったが、案外近いのだということが分かった。
 暗い林の中では、ガたちの姿がよく目立った。鳥たちの子育て(子育てられ)の声が聞こえるが、暗くてなにがなんだか。

大雪山旭岳の麓に行こう

 暗かったけど、まあ、アオバトだと判るものが撮れた。つぎは陽射しの中で。 (画像クリックで拡大)


 コウリンタンポポ、ブタナが開花進行中。ヒメウスバシロチョウがここでヒラヒラするのもまもなく、か。


 羽化後まもなくのウスキクロテンヒメシャク、このあと5分ほどで翅は拡がった。


 ハネナガブドウスズメというらしい。ステルス機みたい。

ヤマウルシ
 さて、なんでしょうか。


 スキー場上部から旭山方面。


 化粧まわしのモデルはこれ。まさか。モンギンスジヒメハマキ


 コフキサルハムシ。白粉が落ちると黒くなるらしい。アサダで。

(おまけ)

 例年はスモモの木で戯れていたのに、ことし、この2頭は、近くのナツツバキに移っていた。エゾシロチョウ
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2011年06月19日

今日の岐登牛山

 くもりのちはれ。+11~+24℃くらい。

 アオバトは飛んでいた。たしかに飛んでいた。


 ゴマダラコクヌストとよぶらしい。コクヌストって、どうやら「穀盗人」のことらしい。コクヌスットか。その筋の害虫もいるようだが、さて、このゴマダラコクヌストの幼虫は、どこで何を食べているのだろうか。エゾヤマザクラの枯れ枝打ち跡で。


 リンゴヒゲナガゾウムシ。たくましい二の腕でしっかりと。オニグルミの葉の上で。


 クルミハムシ、オニグルミの葉の上で。


 オオギンスジハマキ。ひょろひょろ伸びたハナニガナの茎で。


 オオヤマオダマキ。

(おまけ)こちらが主役のような。

大雪山旭岳の麓に行こう

 母鳥が舞い戻ってきた。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 メスのヒナに。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 オスのヒナに。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 もっとーっ と またあとで と。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 待ってなさい。 (画像クリックで拡大)
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2011年06月18日

今日の岐登牛山

 くもり。+15~+21℃くらい。

 毎年、このころになると、どこからか、アーオアーオとなく声が聞こえる。山中全山をたえまなく、おおきく移動しているようで、きょうまで、とうとう姿を見ることが出来ずにいた。きょうは、わりと近くで鳴いているような気がして、追いかけてみた。サクラの植林地で、不意に、目の前の枝に留まった。2羽。きれい。昨日のヒグマよりドキリとした。スワ、レンズを向けたが、合焦するかしないうちに、飛んで行っちゃった。シャッターはなんとか切った。かっこよくいえば、飛び立ちが撮れた。が、その実態は、反応遅れ。

大雪山旭岳の麓に行こう

 アオバト (画像クリックで拡大)


 ミズキが満開


 アオゴミムシ。ゴミの中にいる?ゴミのような存在?


 アオクチブトカメムシの若齢幼虫


 キタヨコバイ♂


 稲積ピークピークから、この後、雨になった。


 珍しく、カラスアゲハ


 こちらはミヤマカラスアゲハ、いつもお見かけするほう。


 サルノコシカケ状のきのこの裏側にいた。ハネカクシの幼虫だったらいいのにな、とおもうが、さっぱりわからぬ。なにこれ。すばしっこい。6mmくらい。
posted by take_it_easy at 20:42| Comment(2) | 岐登牛山

2011年06月17日

夏道沿いに姿見へ、ヒグマが歩いてた

 好天。+11~+26℃くらい(アメダス東川)。

 ほぼ夏道沿いに姿見の池まで。上2/3ほどは、まだスキーを利用できそうなくらい。夏道沿いだけど、今日のところはほぼスキーコースをさかのぼってる感じだった。
 石室から反時計回りのコースで第一展望台近くにくると、監視員のヒトが近づいてきて、朝方、ヒグマが出たので、第一展望台以遠は通行止めになっている、と。いいお天気なのに申し訳ないと。でも、わたしは知らずに通って来ちゃったモンね。しばらく立ち話をしていて、第一展望台で休んでいると、なんと、その立ち話をしていた所のハイマツから、ヤツが現れて、ゆっくりと残雪を通り、ハイマツを越え、むこうの残雪に現れて、遠ざかり、見えなくなった。石室からの途中、キバナやミネズオウ、メアカンキンバイ、コメバツガザクラなど、足元ばかり見ながら歩いていたから気付かなかったのかもしれない、そこにいたかもしれない。かもしれない。


 盤の沢


 旭岳


 盤の沢の落ち口近く、いろんな生き物が彷徨っていた。ニホンアカズヒラタハバチの♂。


 ニホンアカズヒラタハバチの♀。ことしは岐登牛山で大発生している。大発生というほどでもないか、たくさんいる。ハイマツにもいるのだろうか。


 ムカデの類。15mmくらいの。


 コメバツガザクラとミネズオウ。もっとアップで撮ればよかったな。


 キバナシャクナゲが新鮮。


 氷河湖のような擂鉢池。氷河湖なんて見たことないけど。

大雪山旭岳の麓に行こう

 ゆっくり歩いてた。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 ハイマツを越え、むこうの残雪へ。 (画像クリックで拡大)


 立ち話の相手。第一展望台付近からヒグマが歩いていったほうに行って、どこかに連絡しているところ。通行止めは正解だったね。

大雪山旭岳の麓に行こう

 こちらが気になるのか、振り返り、名残惜しそう(なのはこっち)。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 ハイマツを越えて、行った。 (画像クリックで拡大)

大雪山旭岳の麓に行こう

 ノゴマ (画像クリックで拡大)
posted by take_it_easy at 21:19| Comment(4) | 大雪山