風さえ強くなければ、は、ぜいたくというもの。
あの尾根にあるエゾモモンガの巣を見に行った。真っ昼間だから、姿を見たいということじゃなくて、気配があるかないか、それが知りたくて、いまならササ藪を漕いでもダニはいないだろうから、いまのうち、というわけで。

林道の行き詰まり近くにある水たまり、ことしもちゃんとエゾサンショウウオの卵があった。

その水たまりのチョット先からヤブに突入のはずだったのに、なななんと、いちめん、伐採されてしまってた。冬の間に何回か、夕闇迫る頃に来ていた折、スキーの降りでいちばん手こずったところがみごとに開けていて、拍子抜け。来冬はいいかも。

でも、その先では突入。

雪が消えたら糞の山。

巣穴の入り口には毛。「CSI」ならピンセットでつまむところだ。
あまりの陽気に誘われて、岐登牛山へ。
同じように彷徨いでてきた(にちがいない)知人数組に遭遇。

キタコブシのつぼみがいっせいにほころび、ころび、じゃなかった、こぼれ落ちそう。

キバナノアマナ

ヒメギフを期待して歩いたが、飛んではいるが、いいところでは留まってくれず、代わりということでもないけど、エゾスジグロシロチョウの吸蜜シーンを見せてもらった。

稲積ピークから。

帰り、車に乗ろうとしたら、ズボンに留まっていた。カメラはしまってしまったし、で、いそがずゆっくりふたたび出して、間に合った。尾が2本で、体長は20mmくらいあって、カゲロウだから、オオフタオカゲロウということで納得。よくみると、左の複眼が破れて、なかから球体がはみ出ている。