天人峡と旭岳温泉とを結ぶ山道。途中のひょうたん沼を接点として、両側から片側だけはなんどかあるいてきたけど、通して歩いたことがなかった。で、歩いてきた。天人峡側の崖を縫うように付けられた道、覆い被さる草でずぶ濡れになるのを覚悟したけど、拍子抜け、峡谷台のちょっと手前まで、キレイに刈り分けられ、たいへん歩きやすくなっていた。迷いそうな所は赤テープでしっかり遮断。その先は苔むす古い径のまま。旭岳温泉のワサビ沼を目的地にしようと思って、案内図を確かめにビジターセンターに行った。どうも、遠回りを余儀なくされるようで、自然探勝路のクマゲラコースを経由して戻ってきた。ずっと雲が厚かったが、ひょうたん沼に近づく頃から日差しが当たるようになった。

朝の山の様子(忠別大橋から)

登りはじめだけ、手入れ不行き届きに見えるけれども。

オオアカゲラ♀が頭振り振りイタヤカエデの幹を登る。

崖を縫う径にはドングリがびっしり。ボールベアリングみたいで、油断禁物。

ひょうたん沼。夏にはものすごい数の羽虫にまとわりつかれるところだけど、いまは静か。

シマエナガの群れが近づきそうで近づかない。

山道を抜け、クロカンコースに出たところにあったエゾノコンギク、けっこうな群落。

旭岳温泉側の入り口近くにあるヒカリゴケ。

束の間、日が差した。オガラバナの黄金色。

オガラバナと・・・マツ(確かめ忘れ)。

オオカメノキ独演。

マイヅルソウの葉もきれい。

かえりの峡谷台から忠別川源流部を望む。下方に敷島の滝。

マミチャジナイ(たぶん)

旭岳温泉まで5.5K 徒歩2時間30分
軽登山コース
ひょうたん沼コース2.5K 徒歩片道1時間 とある。
いつもおもうのだけど、この看板を作ったひとはよほどの健脚だったんだなあ。

ついでに羽衣の滝まで。途中、忠別川が白く細く力強く迸っていた。