きょうは、NPO法人ねおす「大雪山自然学校」が開く、「キトウシ自然講座vol.3 キトウシの植物を観察して外来種を知ろう!」に参加させていただいた。講師は、旭川帰化植物研究会代表の塩田 惇さん。総勢10名ほど。下から林間キャンプ場を通って、展望閣へ、そこから車道を下りてきた。帰化植物を確認しつつ、種々の植物の区別点について教示いただいた。そのあと、多少の座学、帰化植物にまつわるいくつかの話題を、スライド鑑賞を交えて解説くださった。温泉横から展望閣までの道沿いでは帰化植物は見当たらない、との評価。車道沿いにはある、との評価。この差違には、いろいろ指摘できる理由はある。
塩田 惇さんといちどお目にかかってみたかった。きょうはそれが成就できて、たいへん有意義、わたしには。
「大雪山自然学校」では、岐登牛山の花ごよみを作ろうとしているらしい。その参考のためにか、「嵐山 花ごよみ」という資料が配付された。2004年に個人が調査なさったもののようで、200種ほどの開花期間を旬別にまとめたもの。A4、4枚の紙が大変重い。北邦野草園で出されている「嵐山の植物」にも同様の資料が掲載されており、それには400種ほどが示されている。2007年に出版されているから、先の資料が下敷きになっているのかな。わたしも、「岐登牛山彩々」に「開花時撮影時期一覧」という表を掲示している。これは開花期間を直接に示しているわけではないけど、多少は参考になるかもしれないなあ、とおもった次第。
なんだか、写真を撮り忘れてた。
集合時間よりちょっと早めに出かけて、林間キャンプ場を散歩した。

烏の声も聞こえず、閑散。

ハリギリ、かろうじて開花中。

久しぶりのエゾリス。

オノエヤナギとシロオビアワフキ