芝生のテントサイトは賑やかだった。ゴーカートもひっきりなしに轟音を轟かせていた。

秋、おびただしい数の幼虫がいた。いちど成虫を見てみたいものだとおもっていたらのだけど、やっと目撃できた。シラカバを模した電柱に留まっていた。なかなか清楚な感じ。クワゴマダラヒトリ。

晩秋にはびっしりの、オオツリバナにキバラヘリカメムシの幼虫。いまのところポツリポツリ。

葉っぱをつまんで撮っていたら、別の個体がどこからか指に乗り移っていた。なんだか愛おしく、俄然、ファンになった。


昼日中に飛び回り、よく見かけるのだけれど、なかなかシャッターチャンスをものにできないでいる。きょうは樹洞の底でじっとしていた。チャンスだけれど、暗い。シラフシロオビナミシャクというガのようだけど、極似するヤツもいるそうで。

漆の? 宝石の?輝き。アカホシテントウ。

まだ子っこ。長そうだけど、せいぜい10cmちょっと。ニホンカナヘビ。

ここ数日、コイツを採りたくて、暗い道を下ばかり向いて歩いていた。白いキノコの上にいて、忍んで近づいたわたしに未だ気付いていない。すばしっこいし、飛ぶし、忍者のようでもあり、異空間から来た怪物のようでもあり、体表は七変化の色合いで、たいていは隠密のような生活をしているように見える。動物の腐肉などを食べると「札幌の昆虫」にはあるが、ここのところ、白っぽいキノコの下から走り出してくるところを目撃している。なんど撮ってもぼけた画像しか得ることが出来ないでいた。やっと、どんなカタチなのか、判別できる画像が撮れた。が、これでは前半分。後半分もいっしょに撮りたいなあ。サビハネカクシ。

ノリウツギの中性花。