2010年08月09日

今日の岐登牛山

 たかぐもり。+22〜+30℃くらい。

 舗装道路を歩いているだけでくたびれた。汗だくだく。山中は暗くて、多少は涼しげ。暗いところで目につくのはガばかり。


 薄日が差すこともあったけど。


 紋、前翅と後翅との絶妙の連携。ギンツバメ。ミゾゾバの葉にベタッと。


 コイツも見事な連携。ベニスジヒメシャク(北海道亜種)かも。アクロバチックに留まっている。なんとなくコウモリを連想した。


 いろいろといるけど、たいていは種名不明。これもそう。留まり方には特徴がありそうだけど、それで?というところ。


 モントビヒメシャクかも。後翅の小さな黒点が特徴。セイヨウタンポポの葉にベチャッ。


 明るいところに出れば、ガじゃなくてチョウがいる。大きな花も咲いている。オオハンゴンソウとミドリヒョウモン♂。が、この類のチョウはことし、やたらと少ないような気がする。
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2010年08月08日

今日の岐登牛山

 くもり、時々晴れたり降ったり。+22〜+29℃くらい。むしむし。


 スキー場上部から。


 オオアワダチソウが咲き始めている。


 ヤブジラミがシラミになってきた。


 ゲンノショウコ。


 暗いところにいるムシ、サビハネカクシの全身像。


 明るいところにいるムシ、クジャクチョウ。


 オオイタドリの葉にいたイモムシのようなケムシのような。こんな画像からは素性に近づくのはほぼ絶望的、だとおもっているが、この種のばあい、WEB上では幼虫画像が氾濫しており、成虫画像がなかなか見つからない。オオコシアカハバチの幼虫かも。30mmくらいはある大きなやつだから、てっきりガの幼虫かと思った。


 去年の初夏(20090529)に撮った、オオイタドリ上のハバチ、「札幌の昆虫」にある「コシアカハバチの一種」によく似ている。上の幼虫と結びつけるのは無茶だと思うけれど、当たらずしも遠からじ、かな。でも、体長は15mmもない。
posted by take_it_easy at 19:13| Comment(2) | 岐登牛山

2010年08月06日

白銀荘〜美瑛富士

 天気予報は酷暑を告げていた。下界はmax32℃(アメダス東川)、山は清涼。

 暑からの逃避行。白銀荘から美瑛富士を往復してきた。去年は美瑛岳と美瑛富士との鞍部の手前で引き返していた。今回はその少し先まで。少しの涼を求めていたが、ガスにはまとわりつかれ、強い風には当てられて、しっとりと、過ぎたる涼感。


 出だしの富良野川渡渉点ではまだ青空があった。


 タンネの森のエゾリスのしっぽにも陽が当たる。


 けれど、目指す辺りは雲の中。


 難所、ポンピ沢支流のえぐれた沢に引っ掛かるように残っている雪渓を渡った。


 ポンピ沢では、やたらとしっぽの長いキセキレイの声を聞いた。


 鞍部はこのとおり。


 美瑛富士への登路、強風に煽られて石にしがみつくオオシロシタバ。


 頂上もこのとおり。


 帰りのポンピ沢渡渉点、上方は雲。件のキセキレイは同じように鳴いていた。


 難所、ポンピ沢支流のえぐれた沢に引っ掛かるように残っている雪渓が昇華する。


 雲の平あたりには花と虫との息づかいあり。ミヤマアキノキリンソウと、風ニモ負ケズ着地を試みるキアゲハと。


 キバナシャクナゲとイワヒゲとミヤマハンミョウと。


 泥流スロープ、あの降りは歩きにくくて疲れるわ。ずっと遠く、富良野の方は炎天下か。
posted by take_it_easy at 20:50| Comment(2) | 大雪山以外の山

2010年08月05日

今日の岐登牛山

 くもり。+19〜+28℃くらい。

 芝生のテントサイトは賑やかだった。ゴーカートもひっきりなしに轟音を轟かせていた。


 秋、おびただしい数の幼虫がいた。いちど成虫を見てみたいものだとおもっていたらのだけど、やっと目撃できた。シラカバを模した電柱に留まっていた。なかなか清楚な感じ。クワゴマダラヒトリ。


 晩秋にはびっしりの、オオツリバナにキバラヘリカメムシの幼虫。いまのところポツリポツリ。


 葉っぱをつまんで撮っていたら、別の個体がどこからか指に乗り移っていた。なんだか愛おしく、俄然、ファンになった。




 昼日中に飛び回り、よく見かけるのだけれど、なかなかシャッターチャンスをものにできないでいる。きょうは樹洞の底でじっとしていた。チャンスだけれど、暗い。シラフシロオビナミシャクというガのようだけど、極似するヤツもいるそうで。


 漆の? 宝石の?輝き。アカホシテントウ。


 まだ子っこ。長そうだけど、せいぜい10cmちょっと。ニホンカナヘビ。


 ここ数日、コイツを採りたくて、暗い道を下ばかり向いて歩いていた。白いキノコの上にいて、忍んで近づいたわたしに未だ気付いていない。すばしっこいし、飛ぶし、忍者のようでもあり、異空間から来た怪物のようでもあり、体表は七変化の色合いで、たいていは隠密のような生活をしているように見える。動物の腐肉などを食べると「札幌の昆虫」にはあるが、ここのところ、白っぽいキノコの下から走り出してくるところを目撃している。なんど撮ってもぼけた画像しか得ることが出来ないでいた。やっと、どんなカタチなのか、判別できる画像が撮れた。が、これでは前半分。後半分もいっしょに撮りたいなあ。サビハネカクシ。


 ノリウツギの中性花。
posted by take_it_easy at 20:32| Comment(0) | 岐登牛山

2010年08月04日

今日の岐登牛山

 くもり。+18〜+25℃くらい。

 高曇り、山並みはよく見えていた。


 林間キャンプ場で。一部が朽ちかけた樹の根本が大胆に掘り返されていた。


 林間キャンプ場はハシボソガラスに占領された。地面でも枝でも何10羽もが、うるさいこと。


 ナントカカメムシの幼虫の右後脚にアカヤマアリが食いついている。ナントカカメムシの幼虫は身動きが取れない。


 オオルリボシヤンマ、鯉の池で。


 紋が特徴的だから、すぐに絵合わせできると思ったけれど、何が何だかさっぱりわからぬ。体長(頭から翅の先まで)8mmくらい。


 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)が萌芽してきた。僅かずつ秋の気配が忍び寄る。


 ツルリンドウ


 ヌルデの雄花


 ヌルデの雌花


 ウドの花と、吸蜜するミドリヒョウモン♀
posted by take_it_easy at 21:06| Comment(2) | 岐登牛山

2010年08月03日

姿見から北鎮岳、安足間岳

 晴のちガスのちくもり。

 ロープウェイを利用して、姿見から裾合平を経由して北鎮岳へ。北鎮岳から比布岳、安足間岳、当麻乗越、裾合分岐を通って姿見まで。ここ数年、毎年1回は歩いてる。自分の体力試しのつもり。今日は、どこかで急ブレーキがかかるのではと心配した。が、今回がいちばんラクだった。暑くなく、汗をかかず、しっかりと食べ、ゆっくり歩き、よく休み、少々寝不足だったことが幸いしたか。


 あの稜線を右から左へ(安足間岳から当麻岳へ)歩くつもり。


 朝の旭岳


 エゾリンドウが咲き、秋の気配を感じさせる。


 北鎮岳にガスがかかりはじめた。


 裾合平のアラコガネコメツキ。


 上川岳の稜線と遠景の武華山、武利岳方面。(比布岳から)


 ニセイカウシュッペ〜平山の稜線。(比布岳から)


 当麻岳直下にひと株、たいへん目立つエゾカンゾウ。


 ピウケナイ沢源頭部。


 十勝岳連峰は高曇り。


 ミヤマホツツジ、ピウケナイ沢渡渉点に向かう道端で。


 ルリビタキ、ピウケナイ沢渡渉点の小滝そばで。
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2010年08月02日

今日の岐登牛山

 晴れ。+16〜+26℃くらい。

 夏休み中とあって、芝生のキャンプ場は幾張りものテントが立っている。


 夏型のトラフシジミ


 ササの葉先から飛び立とうとするナミテントウ


 金色のニホンアマガエル。緑→褐? 褐→緑?


 ブチミャクヨコバイ。 上翅の脈紋が線路のマークのように白黒白黒になっている。レンゲツツジで。


 

 コバネヒメギス初見。


 なにを担いでる? このムモンクサカゲロウの幼虫は。ゴミが動いてびっくり。


 エゾツユムシ♂ 鳴いていたけど、やめた。


 ヘラバヒメジョオンとエゾスジグロシロチョウ


 ナラハヒラタマルタマフシ。ナラハヒラタマルタマバチというタマバチの幼虫が中にいるらしい。
posted by take_it_easy at 20:22| Comment(0) | 岐登牛山