降るような空模様、降る前に急ぎ足で。が、なかなか降り出さず、晴れ間も見え、昼下がりになってやっと降ってきた、少々。降りには、普段はあまり行かないスキー場下部へ。

林間キャンプ場のあちこちで、カノコガの♀♂がじっとしている。この種、見るときはいつもこの状態だ。普段はどこに? これが普段の状態か。

温泉レストハウスに上がる階段脇に立派なアメリカオニアザミ。

林間の薄暗がりに、ヤブハギのちっちゃな花が咲いている。暗くてちっちゃくて、花穂がちょっとの風にそよぐ。難物だ。

4mmあるかなきかのセスジツツハムシ。はっきりした点刻が頭、胸、上翅に刻まれて、みごとな造作。レンゲツツジを貪っていた。

なんとかカメムシの幼虫。幼虫はたいてい素性が判らぬ。これも。ノラニンジンの花序の裏側に逃げ込んだところをむりやり。

コゴメバオトギリ。この種は岐登牛山のあちこちにあるのだが、ずっとエゾオトギリというヤツだと思い込んでいた。よくみると、対生する葉の腋から分枝している。(ほかにも思い込みが多々あるんだろうなあ。)

ヒルガオのような、ヒロハヒルガオのような。で?

カセンソウ

スキー場上部では6月後半に咲いていた。下部では今頃? 名残の。

タチギボウシの花影で、チャイロムシヒキがセセリチョウに口吻を突き刺していた。(セセリチョウがチャイロムシヒキに口吻を突き刺されていた。)