きょういってきたところはこんなとこ。

平山をちょっとなめてかかっていた。だいぶ前、なんども登ったところ。沢でそーめんを食べたり、平らな稜線でジンギスカンの香りを嗅いだり。たしか楽勝の山だったはず。ところがどうしたことか、今日はやけに疲れた。心臓がぱくぱく。少し休むとなんでもないのだが。最近は、脚にくることはあっても、しんどいということはあまり感じずに済んでいた。こんなにキツイ山だったっけ。
なめてかかっていたから、通称アンギラスまでは行こうとおもってでかけた。だんだんと雲が下がってくることをいいことに、そのちょっと手前で引き返してきた。つぎはニセイカウシュッペ側からここまで繋ごうなんて言い訳も考えて。で、這々の体で下山してきた。

道が崩れて、付け替えるだけの地形はなく、といったところか。こんなところが下の方で3ヶ所あった。

これでもイチヤクソウの類、もちろんふつうのすがたのもあるんだけど、その画像はピンぼけ。

行雲の滝、ここまで1.1kmくらい。

冷涼の滝、ここまでさらに0.5kmほど。

エゾスジグロシロチョウとアキノキリンソウ。このチョウ、いっぱいいた。

エゾノリュウキンカ、未だ新鮮。このすぐ上部に雪渓が残る。

ルリビタキ♀? (クリックで拡大、再クリックで元に)

ミソガワソウ

アラコガネコメツキ、10mmちょっと。姿見で見かけるヤツは緑に輝いているが、コイツは赤系か。はたまた別種?

アオノツガザクラのようでもないし、エゾノツガザクラのようでもないし、いやそのようでもあるし。

まもなく平らな稜線、岩にイワブクロがへばりつく。奥は比麻良山(1,800m前後)方面。あのあたりから左に行くつもり。

カラフトゲンゲとコヒオドシ。

表大雪、雲は厚くなる。

これから行く方。中央左の尖った先っちょでおしまいにした。ここまで冷涼の滝から1.5kmほど。この先、平山まで0.7kmほど。
間違い探しをどうぞ。
「間違いだらけの・・・」という本が流行ったことがあったが、この案内板もなかなかのものだ。岐登牛山のあたらしい案内板(展望閣前から稲積神社神殿跡小ピークに向かうところにあるヤツ)のほうがまだましだあ。この案内図をあてにする登山者もいないだろうが、致命的なまちがいもある。きょうのわたしの行程をこの案内図を頼りに考えていたら、途方に暮れるところ。

なんで「平山」じゃなく「ひらやま」にしてるんだろうか。「森林認証をうけています。」ってのもおもしろいね。
わたしの気付いたところは、以下の文字を反転すると出てきます。
「
1.ニセイカウシュッペは向こうにある。文蔵岳と入れ替えるとまだすくわれる。
2.平山の標高は1,771m。
3.距離が短すぎる。たとえば、稜線に出たところの標識には平山まで800mとある。
4.所要時間の合計が合わない。数字も問題ありそうだけど、個人差もあるから見逃す。
5.平山が双耳峰のように見えるが、じさいはもっと離れていて、比麻良山に近いところにある。見る角度によって違うし、いらすとだし、まあいいか。」
posted by take_it_easy at 23:44|
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大雪山以外の山