山中にいたのは午前、晴れてきたのは午後。

エゾムラサキツツジ。

どなたが開いたか、道から数mを刈り分けられて、頂上の三角点標識が目につきやすくなった。三角点名も「岐登牛山」、「キトウシ山」じゃなく。

ロッキーコースの残雪もあとわずか。

やわらかな雲と黒岩山。塩狩峠東方の山並みには残雪あり。

アキタブキの葉を食べるガの幼虫、昨秋、くもの巣のようなテントを木の根本に張っていたヤツらとそっくり。クワゴマダラヒトリということにしてみたが。昨秋の様子はこちら。

北端展望台で、頭上すぐの所に留まった。近すぎる。コイツを見かけると、後頭部にピントを合わせてみるが、これも赤いところは確認できず。あるのかないのか。

左が頂上、南端展望台に向かう道。右は、写真展示のために切り開かれた場所。何ヶ所もあり、明るくなった。そばのスキー場からいろんな種子がとんできそうな感じ。一昨年までは仄暗いしっとりとした小径。いまは広々として、数人が横に並んで談笑しながら歩ける感じ。クモの巣に絡め取られていたがその苦行からは解放された。多くの共感を得ているという(観光協会バンフ「大雪紀行」による)「ニセウの森づくり」の舞台になるのかな、このあたりは。