2010年05月16日

ぼちぼちエゾオオサクラソウ 半面山〜天神ヶ峰

 晴れ。+8〜+21℃くらい。暑い。

 この近郊、あちらこちらからエゾヤマザクラがサイタよー、とのアナウンス。じゃあ、エゾオオサクラソウはどうだろうか、去年は花期の終盤だった。で、半面山の向こうまで見に行ってみよう。もちろん、ウバユリ峠まで往復するつもり。


 キタコブシがたくさん。車もたくさん。いろいろなグループの行事で賑やかそう。サイクリングロードから近文山に登って、尾根通しで行けば、この混雑に巻き込まれることはない、にちがいない。


 サイクリングロードから見下ろす石狩川右岸の河畔林内。ひと叢のミズバショウ。


 エゾノイワハタザオ?とビロウドツリアブ。


H.Ochi

 カタクリとエゾヒメギフチョウ。このあたり、まだ所々に残雪があった。(画面クリックで拡大)


 決して見晴らしがよいとはいえない尾根筋だけど、この送電線の刈り分け部分だけはべつ。左にニセイカウシュッペ、右に大雪山。手間にはおなじみの近郊の低山群。


 咲いてた咲いてた、エゾオオサクラソウ。花茎のもじゃもじゃに注目。


 天神ヶ峰への登り道


 スポットライト


 「ジョッキで一杯、ぐいーっ」な気分。去年来たときにはキビタキが目立ち、今回はあちこちでセンダイムシクイの声が聞こえた。

 このようなわけで、気の散ることがやたらと多く、時間をとられっぱなしで、ウバユリ峠までは行けず、天神ヶ峰で折り返し、嵐山展望台もパスしてきた。
posted by take_it_easy at 20:14| Comment(0) | 東川近郊の低山

2010年05月15日

エゾモモンガ再見

 快晴。+1〜+19℃くらい(アメダス東川)。

 もっとスキーを!
 旭岳ロープウェイは整備で休止中。だが、コースはまだまだOK。高校生らしきクロカン選手が姿見目指して駆けてゆく。外人一行が長靴履いてのんびり歩く。大きな荷を背負ったいかにも登山者が、見事なスキー捌きでおりてくる。結構な賑わい。帰り、ビジターセンターに寄ったら、ここも結構な賑わい。議論するヤツ、寝そべるヤツ。
 は、ともかく、せっかくのお天気、のんびりと行けるだけ行く、少しだけ腐りかけた雪は降りの幸運を約束してくれる。
 で、途中、寄り道をして、あのエゾモモンガのねぐらの辺りに行ってみる。いるわけないけど、いるかもしれない。いたっ。1頭だけだが、せっせとトドマツの葉をむさぼり食っていた。
 盤の沢の途中まで行くと、シマリスが前を横切った。あっという間に大木の根元に隠れ込んだ。しばらく待ってみたけど、再びは現れず。ここで気力が失せて、シールをはずした。あとは快調。快調すぎて、周りはなにも見えず。


 忠別大橋から。


 勇駒別川上流域のエゾノリュウキンカと残雪と。


H.Ochi

 さぞかし、ひざしがつよいとまぶしかろ。で、日陰の枝の陰。(画像をクリックで拡大)


 十勝岳方面も残雪模様になってきた。


 盤の沢をゆくケバエの一種?


 いやあ、じっとしとらん。キクイタダキ。
posted by take_it_easy at 18:43| Comment(0) | 大雪山

2010年05月14日

今日の岐登牛山

 くもり、午後から晴れのち快晴。残雪の大雪山がクッキリ。+1〜+14℃くらい。

 林道富山線から分岐する作業道を途中まで登り、南端展望台に一番近いところからヤブ漕ぎで展望台に達した、「達した」は大袈裟、展望台に行った。


 カツラの春モミジ。


 今シーズンは見ずに終わるのかと思っていたが、かろうじて間に合った。花期?のザゼンソウ。


 図鑑に依れば、頂生の花は花冠は4裂、雄しべは8本、側生の花では5裂、10本とある。こっち向いてる花ははたして頂生だったか、にしても、雄しべは変なところから生えているなあ。下の方にあったレンプクソウ。


 いまが見頃か、オオバナノエンレイソウ、たくさん咲いている。


 暑寒別の山々はまだ真っ白。大雪山は、尾根筋が黒々としてきた。


 横から失礼しまーす。エゾオオマルハナバチ。


 囀りは未だリハーサル中のキビタキ。♂2羽がにらみ合っていた、か、挨拶していた、か。


 ほんの1分ほど、隠れて、離れて撮っているつもりだけれど、いやがってはいるんだろうなあ。ヤマゲラ。放棄しないでね。
posted by take_it_easy at 18:57| Comment(0) | 岐登牛山

2010年05月13日

今日の岐登牛山

 ほぼくもり。+3〜+10℃くらい。

 今日の山中は大賑わい。山道で出会った人の数、顔見知り3人、顔未知らず7人(展望閣だけの方は含まず)、小学校集団10人ほど。小さな子に大きな声で「コンニチワ!」と声を掛けられるとなんかうれしい。


 去年は放飼していなかったが、ことしは復活。ぼろ馬小屋も修繕されて、塗装されて、ふつう以上の馬小屋になっている。なぜだか今年はそのそばを通る道が立ち入り禁止になっている、下からの場合は。上からだと障害はなさそう。


 田植えをはじめた農家があるそうな。


 エゾヤマザクラの芽はふくらんできて、若葉が展開をはじめている。花はまもなく。ビンズイはさて。


 逃げ足の速いヤツ。


 ヤマシャクヤクはつぼみ硬し。


 シウリザクラの春モミジ。


 ヒトリシズカってどなたが命名? わたしならカシマシムスメだなあ。


H.Ochi

 シメとイカルの混群。いや、群れをなしているのかどうだか、たまたま両種が同じ木に留まってしまっただけのような気もする。
posted by take_it_easy at 18:46| Comment(4) | 岐登牛山

2010年05月12日

今日は雨。

 雨、午後には小降り、小やみ。+5〜+7℃くらい。

 きょうは休憩。いっぺんにネタがなくなる。

 春耕期を迎えて、わがウェブサイト「北海道の耕地雑草」を閲覧下さるかたが少しだけれど増えてきたようだ。ふだんはたぶん、ロボットだとかクローラばかりがアクセスしているようで、そのおかげで、「耕地雑草」とか「北海道 雑草」で検索すると、googleでもyahooでも、一番上に掲示されるようになっている。きっと、参考にしてくださっている人達も多少はいらっしゃるのだろうと思っている。だがしかし、付け加えるべき知恵も知識ももはや枯渇し、ただ曝しているだけで、何の手間もかからないわけだが、気分は重い。とはいいながら、そこそこ存在意義はあるんだ、と、言い聞かせて、いましばらくは保守していこうと思っている。
 てなわけで、雨の一日、「類似種との見分け方」なる項目をおこしてみようかと考えた。各草種のページのNOTEの下にその項目欄を付け加えるのだ。そこまでは簡単、そのあとが簡単じゃない。最大の理由はネタがほとんど無いということ。つまり、欄はあっても、空欄ばかり、ということだ。じょじょに埋めていく、という言い訳は現実として通用するだろうか。しなくても、そう言っておく。にしてもむなしい作業だなあ、肝心の「耕地での防除」に結びつくだろうか、結びつくわけがない、というのがわたしの第一感。めざすは無害のサイト。
posted by take_it_easy at 21:34| Comment(0) | 耕地雑草

2010年05月11日

今日の岐登牛山

 晴れ、穏やか。+3〜+16℃くらい。もっとあったかとおもうほどにあたたかかった。

 きょうは、途中で常連ご夫婦と出くわし合流。


 明るい林間、明日からふたたび天気は下り坂の模様、この色合いは見納めか、今シーズンは。


H.Ochi

チシマアザミの葉の上で。クリックで拡大。


 なるほど花弁じゃなくてがく片だ。ニリンソウ。


 邪魔するぜ。邪魔するな。♀をぶら下げて♂は必死になって飛ぶけれども、すぐに息が切れて?着陸。そこにもう1頭の♂。エゾスジグロシロチョウ。


 留まっていたはずなのに。ハシブトガラ。


H.Ochi

 このイカルたち、大変仲睦まじかったそうな、同行者に依れば。クリックで1羽だけ拡大。


 留まっていたはずなのに。オオルリ。
 

 模様には多少の変異があるような。カメノコテントウ。


 ずんぐりむっくりのシメ。♂はおっかない顔をしているが、♀はそれほどでも。
posted by take_it_easy at 20:36| Comment(0) | 岐登牛山

2010年05月10日

マダニはきらい

 くもりのち、昼に向かってぐんぐん晴れる。+1〜+13℃くらい。

 近郊のとある場所。


 こんな作業道を歩いていくと、


 小さな流れがせき止められて、小さな池が出来ていた。


 水は清らか、倒木になにやらモヤッとしたものが引っ掛かっている。


 コイル状の卵のう、エゾサンショウウオのもののような気がする。親らしいヤツらの影はなし。が、卵を見に来たわけではないよ。


 作業道の終点。あのピークを越えるとすぐ先に目的地はある。なんとなくいやな感じ、なるべく下草の薄いところをのぼる。しかし、2,3歩進んだだけなのに、


 これが3匹、ズボンにくっついた。わたし、これ、だいっきらい。べつに行かなくてもいいや。で、ここで撤退。

 天気もいいから、岐登牛山に転進。
 カタクリの花弁はおおむね色が褪せてきた。トリたちは囀りながら樹間を飛び交う。高いところで。


 イカル。かなりのトリミング。


 ミヤマスミレ、花弁がなにものかに齧られている。


H.Ochi

 足元をカサコソ、すばやくはしる。なにがどこに?
posted by take_it_easy at 20:40| Comment(2) | 東川近郊の低山