2010年05月31日

今日の岐登牛山

 快晴。+4〜+22℃くらい。朝方はさむい。

 帰り際、エゾリスのこっこ(コリス)を見かけた。すくなくとも4頭。母の帰りを待っているふう。


 僅か数日の間に、林は新緑に覆われた。


 先祖様はヨーロッパから連れてこられたそうなんですが、わたしは道産子のコテングクワガタ。


 チシマアザミがつぼみを着けるようになって、いろんなコウチュウが葉の上にいる。ジョウカイボン。このへんな名前は平清盛の法名「浄海坊」から来ているというのだが、名付け親はなんか考えたな。


 クルマバソウ、白。


 このヘビなにヘビ? 鼻先がなんか短いし平だし。ジムグリ?


 エゾトラマルハナバチとオオタチツボスミレ。


 ミヤマザクラが咲き出した。


 左下隅に1頭、計4頭。めんこい。


 頭の毛がなんとも、めんこい。


 めんこいなあ。
posted by take_it_easy at 21:16| Comment(2) | 岐登牛山

2010年05月30日

度々の盤の沢から姿見へ

 ほぼ快晴。+2〜+20℃くらい。

 もっとスキーを。
 このお天気、この残雪、このコースで出会う人はたくさんいらっしゃる、とおもっていたが、ツボ足で降りてくる年配者ひとり、板を担いでスノーシューを履いて登る若者ひとり、姿見でも、散策者は数名だった。
 先日、ロープウェー最終便に乗り遅れて、歩いて降りようとしたけど、けっきょく迷って、救助を依頼し、それで雪上車が出動した、というニュースを見た。不案内だと、盤の沢の降り口で悩むことになるんだろうな、そこさえクリアすれば、あとは素直にコースの痕跡を伝ってくれば問題ないとは思うんだけどなあ、明るければ。


 忠別大橋から、今朝の大雪山。


 登山コースの木道が現れてきた。あいだにエゾノリュウキンカがポツポツ。


 コースを横切って割れ目。全幅の70%ほど。スキーでは問題ないけど、ツボ足では要注意か。


H.Ochi

 コースのど真ん中に、アカエゾマツの切り株がデデデーンとあらわれた。1週間前にはなかった。雪面からの高さ40cmほど。全く知らずにこれまでこのうえの僅かな雪を滑っていたのかと思うとぞっとする。どこの山中でも隠れ障害には注意しているつもりだが、これはノーマークだった。オフシーズンにはよほど慎重にかからねばならぬ。それでも・・・。少なくとも、今シーズンはこれでおしまい。
 長径90cmほど、短径80cmほど。年輪の数を数えてみたい方は、どうぞ画像のクリックを。


 春景盤の沢1


 春景盤の沢2 きょうは十勝岳連峰がよく見えた。


 今日の噴煙は薄い。


 ガンコウランはつぼみ。


 CコースとAコース(盤の沢コース)との合流点よりやや下にあった通せんぼ。この合流点を少しだけショートカットするときにはこの辺りでコースを外れる、意識的に。降りてくる場合、コースの痕跡を辿ってくると、少し上で合流する。まちがって降りでショートカットをしてしまうこともあり得るかもしれない、その時の道しるべか。この「通せんぼ」の意図はどの辺に。


 コース上から見えるエゾノリュウキンカ群落。ビジターセンター便りには、この奥にあるさらに規模の大きな群落が紹介されている。そこでは、その場所を仮称「駅裏湿原」と呼ばれているそうだ。駅裏って、どこの駅のウラ? この一帯の情報と不可分の場所でそう呼ばれている間はよいけれど、独り立ちすると、どこの湿原か、特定できなくなる(こともないかもしれないけど)。わたしだったら「勇駒別湿原」だなあ。わたしのことはどうでもよいけどね。

 このコース危険につき、ということになりそうだから、今シーズンのスキー行はおしまいにしよう。もっと若かった頃のように、板を担いで、赤岳に登ったり、緑岳に登ったり、などと言うことは出来そうもないから、今シーズンはこれにて終了。いや、十勝岳は・・・。いやあ、でも、ひさしぶりに、春スキーに粘着したなあ。
posted by take_it_easy at 18:49| Comment(2) | 大雪山

2010年05月29日

黄金山

 早朝はくもり、のち予報どおりに晴れ、快晴。

 卓球の世界選手権、つい引き込まれる。

 ちょっと遅くなったけど、早春を求めて黄金山へ。


 国道451号をはしって日本海に向かっていくと、この怪異な姿が眼にはいる。国道からの標高差700m。


 しばらくはなだらかな登り。まずはエゾイチゲ。


 ウグイスにも春の訪れ。


 フギレオオバキスミレ


 オオサクラソウは、急斜面の上まで分布。


 シラネアオイがいっぱい。


 超急傾斜のトラバース。旧道の核心部。


 前衛峰にでてきたニホントカゲ。


 前衛峰からみた頂上部


H.Ochi

 頂上から北の眺め


 イワキンバイ?


 ムラサキヤシオはこれから


 サンカヨウはちらほら

「山開き」は明日30日。
posted by take_it_easy at 23:35| Comment(2) | 大雪山以外の山

2010年05月28日

オーロラ出現     のような

 くもりのち雨。+4〜+9℃くらい。風も強くて寒かった。

 ほんのふた月ほど前なら、今日は暖かいなあ、という気温。生きてるんだなあ、と改めて感慨に耽る、とは、大袈裟だねえ。

 今日も休息、blogネタなし。お休みだ、と、構えていたら、
 西の方に、なんとオーロラ出現、    と思いたくなるような夕焼け出現。


 実物なんて見たことないから、実際にはどんなスケールか、さっぱり見当もつかないから、今日の夕焼けで、見たことにするんだから。
posted by take_it_easy at 20:03| Comment(0) | 東川歳時記

2010年05月27日

神楽岡公園

 雨のちくもり。+4〜+12℃くらい。

 ついでに、神楽岡公園に行った。寒空で人っ子ひとりいないように見えたけど、ひとりいた。人がいないことを幸いに、パークゴルフの練習。公園でパークゴルフ、なんだかこれが原点か。たしかに、幕別の発祥の地コースはなんだか確かにこんな感じだったなあ。でも、練習してたヒト、なんだかせかせかしていたな。


 巨きなハルニレ、地面はニリンソウの拡がり。


 さすがは都市の公園。トリやケモノたちは人慣れしてる? ヤツらの距離感が近い。もちろん近寄りすぎたらあっちへ行ってしまうけど。このキビタキも。


H.Ochi

 このエゾリス、妊娠中? 子育て中の束の間の休息中? 近づいても、痒みには耐えられずか、右後ろ足で右脇腹を掻きまくっていて、こちらのことは気にもとめなかった、と思って、一歩前に行ったら、3段ほど高い枝に移っていった。(おっぱいを確認したい向きには、画像をクリックされたし。)
posted by take_it_easy at 18:46| Comment(0) | 旭川界隈

2010年05月26日

今日の岐登牛山

 ほぼ晴れ、+8〜+15℃くらい。

 天気予報をみて昨日から3連休だと喜んでいたら、今朝、いやによい天気、ついふらふらとでかけることに。
 一昨日にはエゾハルゼミが鳴き始めていた。今日は声が聞こえず、ヤツらにはちょっと気温が低すぎたようだ。が、お昼頃になって鳴くヤツもいた。
 展望閣前で呼び止められて、知人夫婦とその知人達と、総計5名で一回りした。この山で、わたしには同行者数の新記録。いままでは同行お三方が最多だった。岐登牛山への接し方にもいろいろあるわけで、わたしなど、単に享受しているだけだけど、情熱をもって何事かをなそうとする若人はまぶしい。

 件のヤマゲラ、住まいが整ったようで・・・。


 あっちで♂が啼く。住まいから♀が外を窺い、そして飛びだした。♂のいる木をやり過ごした。


 すぐに♂は♀のところに。


 地面に降りて、声は出さずにそれなりの仕草。


 ・・・


 ・・・


 すぐには戻らない。地面を突っついたり、木を突っついたり。わたしは退散。


 オツネントンボも。


 モズはここでは初見だった。


 初々しいキアゲハ。


 昆虫界のトナカイ(たまたま勝手に言ってるだけ)、ヒメアカハネムシ。
posted by take_it_easy at 18:43| Comment(2) | 岐登牛山

2010年05月24日

今日の岐登牛山

 はれ。+9〜+21℃くらい。

 林間キャンプ場の上半分ではセイヨウタンポポ開花真っ盛り。その中をエゾリスが駆ける。
 去年まで、こんなに咲いていたんだったか。ちょっと記憶が怪しいが、どうだったっけ。草刈りをし過ぎるから、と言いたいわけなんだけど。営業との兼ね合いは難しいんだろうな、とも。


 

 まだ草丈が低いからか、花がすごく大きく感じられた。テングクワガタ、たぶん。


 ニホンアカズヒラタハバチ、ながいねえ。アカズは♀なんだとか。♂も名前はニホンアカズ・・・。


 ニリンソウの小径。


 サカハチチョウとオオカメノキ


 サクラのようなそうでないような。何という種類? とっても清楚できれい。


 そろそろ寝たいんだけど、邪魔しないでよ、と思ってるかどうだか判らないけど。四隅のうちの対角二隅にねぐらあり。


 強風に煽られてオットット、上手にバランスをとりながら啼く。オオルリ。
posted by take_it_easy at 20:40| Comment(0) | 岐登牛山