で、チトカニウシを目指した。
この3年間で3回目。
2007.4.18 久しぶりに来て、頂上まで。雪が重くて、来年はもっと早くに来ようとおもったのだった。
2008.3.13 おもいのほか雪の状態が悪く、そうそうに敗退。
去年は忘れて、そしてきょう。

いつ見てもカッコイー。ほぼ北見峠の入山口から。入山口では埼玉からいらっしゃったという方と一緒になった。昨夜は白銀荘泊まり、ここを済ますと海別に向かわれるとのこと。「北海道の夏山ガイド 全5巻」に記載のある山は完登、記載のない(夏道のない)山を拾っているのだそうな。というような話をしたあと、一足お先に出発した。

天塩岳と前天塩岳

今回は林道を経由して凸凹を迂回、アンテナ群の所で尾根筋に出た。

この少し先、前衛を2/3ほど登ったところで、のぼるのやめた。表面の新雪と、下の氷とが仲悪く、板を載せると、すぐにそっぽを向くんだ。エッジを立てて斜めに進んではみたものの、そこまでしなくても、と。それに、あまりに明るすぎて、雪面のうねりが見えないんだ。

やめた地点から振り返る、左半分はニセイカウシュッペから平山方面、右半分は桂月辺りから愛別方面。ここからしばらく下りると、下で出会った埼玉からのひとが休んでいた。行こうかどうしようか迷っておられるようだったが、もう少し行ってみるとのことで、そこでお別れした。さらに下がって、平坦な尾根に戻ると、スノーシューで登ってくるひととすれ違った。
降りは凸凹を回避せず、尾根筋を辿り、最後は真っ白な斜面を、と飛び込んではみたものの・・・。日当たりがとてもいい。