吹雪のち強風。
昼ころには吹雪は止んで、日も差して、さて出歩こうかと思ったが、あまりの風の強さに出鼻を挫かれた。
この20日には大倉山でスキージャンプのシーズンファイナル伊藤杯が行われる予定。この大会を最後に、何人かは現役を引退していく。芳しくない天気予報が当たらないことを祈る。
去年、WC最年長優勝記録を大幅に塗り替えたけど、今シーズンはいまいち不調で、でもオリンピック代表には選ばれる程度の実績は残し、選手団主将を務め、主将を務めたのに競技には出られなかった初めての選手にもなった岡部孝信はどうするか。オリンピック後のWCでも予選落ちばかり、ジャンプファンにはハラハラと彼の去就が気になって仕方がない。わたしは、辞めない、と断定する。なんでかって、このまま辞めたら本人も、ファンも消化不良をおこしてしまう。十分な実績を残して、いつ辞めても悔いはなさそうにもおもえるけど、今シーズンも続けちゃったから、この時点では辞めることが出来なくなったのだと思う。さいわいにも、所属の監督から辞めるなといわれているそうでもあるし。で、シーズンファイナルでもラストコールは聞かなくて済むのだ、絶対に。(願望を含む)
今朝の道新によると、2004年に策定された「北海道の外来種リスト」(北海道ブルーリスト2004)が改訂されるそうだ。現行の分類A(北海道に定着していて、農林水産業へのとか、人の健康へのとか、在来植生へのとか、なんらかの影響が報告されている種)を、防除の緊急性の観点からさらに3分割するらしい。A1を「緊急に防除対策が必要な種」として、それにはアライグマ、ミンク、ブラウントラウト、ブルーギル、ウチダザリガニ、セイヨウオオマルハナバチの6種が含まれるそうだ。「防除対策の必要性を検討すべき種」をA2、「影響が報告され、懸念される種」をA3とするらしい。
ブルーリスト作成は、「生物の多様性に関する条約」締約国の義務の一環として行われているはずだから、防除の緊急性の観点が付け加えられて、これで一応の態を成したことになるといえるのだろう、とおもう。
このほか、今回の改訂で、リストの取捨、分類への当てはめの見直しも行われているのだろう。5月には公開されるとのこと。
ところで、道新の記事には関心を惹きやすい動物に関する記載しかないのだが、植物についてはどんな整理がなされているのだろうか、耕地雑草として猛威をふるっているものもあり、あらたに仲間入りするヤツが後を絶たないようだ。これら外来種の扱いをどうするか、けっこう難しいのではないかとおもう。
オオハンゴンソウやアメリカオニアザミの駆除活動が行政主導で行われたことがあったが、どう引き継がれているだろうか。
2010年03月17日
北海道ブルーリスト改訂
posted by take_it_easy at 22:11| Comment(0)
| 未分類
2010年03月16日
今日の岐登牛山
くもり、ときどき雨、のち雪。明け方には+6℃くらい、max+10℃くらい(9時)。
昨晩は明日の朝は除雪だなあ、とおもえたが、朝には除雪すべき所の雪は無くなっていた、寝ているあいだに雨が降ったらしい。夕方になって氷点下域に入ってきた。昼前は雨、昼過ぎて雪。

林間キャンプ場でも一気に地肌が見えてきた。たぶんまた白く隠されているだろうけど、いまは。

モノクロの中にあると、鮮やかに感じられる、常緑の広葉樹は。

この時点では雨雲、まもなく雪雲に。

黒岩山がクッキリと見えた。
昨晩は明日の朝は除雪だなあ、とおもえたが、朝には除雪すべき所の雪は無くなっていた、寝ているあいだに雨が降ったらしい。夕方になって氷点下域に入ってきた。昼前は雨、昼過ぎて雪。

林間キャンプ場でも一気に地肌が見えてきた。たぶんまた白く隠されているだろうけど、いまは。

モノクロの中にあると、鮮やかに感じられる、常緑の広葉樹は。

この時点では雨雲、まもなく雪雲に。

黒岩山がクッキリと見えた。
posted by take_it_easy at 18:20| Comment(2)
| 岐登牛山
2010年03月15日
今日の岐登牛山
昼間でくもり、昼過ぎて雪。−8〜−1℃くらい。
この2日間、風が強くて、カラマツの細かい枝がだいぶ飛ばされたようだ。雪面は半端に硬く、半端に柔らかく、片足だけ埋まったり、足首が限度を超えて捻れようとしたり、なかなか難儀だった。が、そこを絶妙のバランスで切り抜ける、つもりが、薄い新雪の下のつるつる部分に掬われる。


すぐ近くに♀もいたけど、上手に陰に隠れる、写されないように。♀が一足先に飛んでいき、ややしばらくして♂も追っかけ飛んでいった。しかし、図体のわりには細い枝にも留まるもんだな。ときどきバランスを崩しては羽を広げ、芽をついばんでいた。

ずっとこんな感じだった。

「双子の木」。

いままさに飛び立たんとす。
この2日間、風が強くて、カラマツの細かい枝がだいぶ飛ばされたようだ。雪面は半端に硬く、半端に柔らかく、片足だけ埋まったり、足首が限度を超えて捻れようとしたり、なかなか難儀だった。が、そこを絶妙のバランスで切り抜ける、つもりが、薄い新雪の下のつるつる部分に掬われる。


すぐ近くに♀もいたけど、上手に陰に隠れる、写されないように。♀が一足先に飛んでいき、ややしばらくして♂も追っかけ飛んでいった。しかし、図体のわりには細い枝にも留まるもんだな。ときどきバランスを崩しては羽を広げ、芽をついばんでいた。

ずっとこんな感じだった。

「双子の木」。

いままさに飛び立たんとす。
posted by take_it_easy at 18:26| Comment(2)
| 岐登牛山
2010年03月12日
今日の岐登牛山
くもり、−6〜+6℃くらい。昼過ぎて風が強くなってきた。

登山車道の南側法面にフキノトウ

側頭の赤を見せてくれるヤツはいませんか。

稲積神社神殿跡小ピーク南面

林内には沢山いた。体長はせいぜい4mmほど、雪面をしっかりと彷徨っている。無理矢理出会いを仕掛けてみたけど無視された。

スキー場斜面はまだまだ積雪十分。リフトの搬機はすでに撤去され、下のパークゴルフ場用地には融雪促進剤が散布されている。

登山車道の南側法面にフキノトウ

側頭の赤を見せてくれるヤツはいませんか。

稲積神社神殿跡小ピーク南面

林内には沢山いた。体長はせいぜい4mmほど、雪面をしっかりと彷徨っている。無理矢理出会いを仕掛けてみたけど無視された。

スキー場斜面はまだまだ積雪十分。リフトの搬機はすでに撤去され、下のパークゴルフ場用地には融雪促進剤が散布されている。
posted by take_it_easy at 18:25| Comment(0)
| 岐登牛山
2010年03月11日
黒岩山再訪
予期せぬ好天、風は強いけれども、空には雲ひとつなく、いや少しはあるけど、大雪山はぴっかりくっきり。−7〜−1℃くらい。
きょうは黒岩山(標高481.7m 標高差300m足らず、距離片道1,900mほど)、前回の下りは快調、今回はさて。


硬く凍った林道歩き、下りはとばせそう。412mピークを仰ぎ見る。

こんなのに抱きついたらひどい目に遭う。下り注意。

林道歩きは本峰と412mピークとの鞍部まで。あとは尾根に沿ってゆく。全般にまぶしいくらいだけれど、この場所はトドマツが日光を遮って、暗い。ほかがまぶしいから、余計に暗い。カリカリで、ところどころササが出ている。

そこを過ぎると、か細い落葉樹の密林。道のような隙間を、なにかケモノの足跡が導いてくれているよう。雪がよければなんでもないけど、きょうは手強そう。

ほどなく三角錐の頂上部への降り口(数mの下り)に到着。この下でスキーを脱ぐ。

急傾斜をよじ登って頂上。

一昨日登った屏風山が見える。辿った尾根筋がクッキリと。
のぼり1時間ちょっと、下りは30分ほどかかった。
きょうは黒岩山(標高481.7m 標高差300m足らず、距離片道1,900mほど)、前回の下りは快調、今回はさて。


硬く凍った林道歩き、下りはとばせそう。412mピークを仰ぎ見る。

こんなのに抱きついたらひどい目に遭う。下り注意。

林道歩きは本峰と412mピークとの鞍部まで。あとは尾根に沿ってゆく。全般にまぶしいくらいだけれど、この場所はトドマツが日光を遮って、暗い。ほかがまぶしいから、余計に暗い。カリカリで、ところどころササが出ている。

そこを過ぎると、か細い落葉樹の密林。道のような隙間を、なにかケモノの足跡が導いてくれているよう。雪がよければなんでもないけど、きょうは手強そう。

ほどなく三角錐の頂上部への降り口(数mの下り)に到着。この下でスキーを脱ぐ。

急傾斜をよじ登って頂上。

一昨日登った屏風山が見える。辿った尾根筋がクッキリと。
のぼり1時間ちょっと、下りは30分ほどかかった。
posted by take_it_easy at 18:40| Comment(4)
| 東川近郊の低山
2010年03月10日
今日の岐登牛山
高曇り、−11〜−3℃くらい。
全国大荒れとのことだが、この辺りは、気温は低いが、風もなく、可もなく不可もなしというところ。これから荒れるのだろうか、いま18時。

中岐登牛と上岐登牛、その向こうに大雪山。陰影なく、白くじっとしている。

1頭、元気よく。なんとなく見慣れた個体のような気がする。

「試験管洗いちゃん」とでも名付けてみよう、とりあえずだよ。

今日のねぐらか、巣に使うのか、穴に入っていった、 「試験管洗いちゃん」が。

遠見にラブラブか、とおもったが、どちらも赤あたま。バトルに向かう。

赤いところを大きく見せる、などというような状態よりももっと激しいバトルが始まった。

そのうちあっちのほうに飛んでいった。勝ったほうか負けたほうか、それとも引き分けたのか、ただ止めたのか、とにかく当事者の片割れ。
少しずつ春めいている、気付かぬほどに。
全国大荒れとのことだが、この辺りは、気温は低いが、風もなく、可もなく不可もなしというところ。これから荒れるのだろうか、いま18時。

中岐登牛と上岐登牛、その向こうに大雪山。陰影なく、白くじっとしている。

1頭、元気よく。なんとなく見慣れた個体のような気がする。

「試験管洗いちゃん」とでも名付けてみよう、とりあえずだよ。

今日のねぐらか、巣に使うのか、穴に入っていった、 「試験管洗いちゃん」が。

遠見にラブラブか、とおもったが、どちらも赤あたま。バトルに向かう。

赤いところを大きく見せる、などというような状態よりももっと激しいバトルが始まった。

そのうちあっちのほうに飛んでいった。勝ったほうか負けたほうか、それとも引き分けたのか、ただ止めたのか、とにかく当事者の片割れ。
少しずつ春めいている、気付かぬほどに。
posted by take_it_easy at 18:19| Comment(2)
| 岐登牛山
2010年03月09日
屏風山
快晴のちくもり。−12〜−2℃くらい。
道路を通って、当麻から愛別に抜けるとき、当麻山の向こうに姿のいい山が見える。あの山に行こう。
屏風山(三等三角点の名は、三角山)、標高396.9m。屏風山というだけあって、低いわりには尾根は狭く、傾斜は急だった。途中、ほんの10mほどだけど、スキーを脱いで登った。雪が軽く柔らかければ大変快適な所なんだろうな。標高差200m足らず、歩行距離片道1kmちょっと。のぼり50分、だが、下り30分。


一ノ丘から奥の草地だか畑地だかにつながる作業道に入った。正面はちょっと急すぎるから、右に回り込んで、あとは尾根通し。

はじめは広くて緩やか。快適に滑ることが出来そうに見えるけど、油断は禁物の雪面状況。

まもなく、狭くて急な尾根になり、多少凸凹しながら、頂上に続く。

この先危険、と注意してくれているような気がした倒木。

もうまもなく頂上。広い道が隠れているような広さがあるけど、雪はどんな地形を覆っているのだろうか。

到着。いいお天気だこと。

大雪山方面を見てみる。

30分もかかって下りてきた。最後だけ、腐り気味になった雪面でdemo。
道路を通って、当麻から愛別に抜けるとき、当麻山の向こうに姿のいい山が見える。あの山に行こう。
屏風山(三等三角点の名は、三角山)、標高396.9m。屏風山というだけあって、低いわりには尾根は狭く、傾斜は急だった。途中、ほんの10mほどだけど、スキーを脱いで登った。雪が軽く柔らかければ大変快適な所なんだろうな。標高差200m足らず、歩行距離片道1kmちょっと。のぼり50分、だが、下り30分。


一ノ丘から奥の草地だか畑地だかにつながる作業道に入った。正面はちょっと急すぎるから、右に回り込んで、あとは尾根通し。

はじめは広くて緩やか。快適に滑ることが出来そうに見えるけど、油断は禁物の雪面状況。

まもなく、狭くて急な尾根になり、多少凸凹しながら、頂上に続く。

この先危険、と注意してくれているような気がした倒木。

もうまもなく頂上。広い道が隠れているような広さがあるけど、雪はどんな地形を覆っているのだろうか。

到着。いいお天気だこと。

大雪山方面を見てみる。

30分もかかって下りてきた。最後だけ、腐り気味になった雪面でdemo。
posted by take_it_easy at 18:31| Comment(2)
| 東川近郊の低山