2010年02月28日

岐登牛流(三等三角点)

 くもり。−12〜−2℃くらい。ちょっとひんやり。

 岐登牛山脈にある三角点巡り、残すは岐登牛流(三等三角点)のみ。標高241.1m、登りはじめからの標高差40m弱、歩行距離400m弱。雪さえよければ寝てても行ける。しかし、あの暖気のあと、ツボ足は辛いし、スキーでも辛い。スノーシューなら遊山気分なんだろうなあ。春先の堅ベタ雪まで待てなくて、むりやりスキーを履いていった。登りも下りもシールは着けて、かかとは解放したまま。


 西8号道路突き当たりの墓地が登り口。そこから町を振り返る。


 入ってまもなく、小高いところに、多分地形図には神社マークがついている、祠のような建物があった。


 少しくだって少し登ると、もう三角点。その辺りにあった、苦しそうなシラカバと、知ったことかと伸びるつる性の高木。
 

 それらしく赤く塗られたコマイが立っている。この下に標石があるにちがいない。東旭川の三角山がすぐそこにある。


 岐登牛山の稲積神社神殿跡小ピークから見た岐登牛流。
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2010年02月27日

今日の岐登牛山

 晴れ、大雪山がよく見えた。−6〜−2℃くらい。晴れたわりには気温の上下があまりない、なんだか不思議な感じ。

 グサグサに融けたから、サラサラに凍ったのか、踏み跡のないところは霜ザラメ状態で極薄皮モナカ、表面の抵抗もほとんど無く、潜る。踏み跡のあるところは硬い。こんな時はスキーなんかで入ってはいけない、と言い聞かす。

 ツグミが1羽、木の根もとから幹の日陰を伝うようにして隣の木の根本に移る。たぶん見つめるわたしから遠ざかろうとしていたのだと思う。飛び立とうとしないのはなぜ? そこに1頭のエゾリス登場。なにをおもったか、ツグミに近づこうとする。ツグミは足早に離れる。すぐにリスは気が変わったか、別の方角に移動した。ツグミはホッ。









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2010年02月25日

上岐登牛(三等三角点)

 はれのちくもり。−2〜+13℃くらい。
 うそでしょ、といいたくなるほどの暑さ。2月としては観測史上最高記録という観測地点がたくさんあった、とか。

 きょうは上着を脱いで、それでも暑かったけど、岐登牛山脈の東端三角点、上岐登牛(標高547.9m)へ。標高差220mほど、歩行距離片道1.7kmほど、登り1時間半、下り20分ほど。雪は、見た目はきれいけど、べちゃべちゃになって、重たいの重たないの。シールは大変よく効いた、シールを外した下りも、斜度のある斜面ではいいけど、林道の下りなんか、登りとおんなじだ。


 出がけに見た岐登牛山脈の全貌。左奥の上米飯山、右奥の大雪山もチラリ。


 登り口近くからの上岐登牛方面。


 トドマツの葉先や、枝に残った雪塊から、ひっきりなしに雫が滴る。


 前半中程は明るいカラマツの疎林。雪がよかったらなあ。


 沢型地形の落葉広葉樹林をすすむ。砲弾の直撃を受けないように、注意深くコース取り。


 頂上付近はトドマツの暗い林。


 大雪山方面がいくらか開けていた。

 岐登牛山脈三角点巡り、あと残すは1箇所、「岐登牛流」、標高241.1mだけとなった。なんだか点ばかりだったから、次の目標は線で繋ぐこと。目標はいつまでも目標であり続けうる、と。
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2010年02月24日

中岐登牛(三等三角点)

 くもり、−3〜+4℃くらい(アメダス東川)。汗びっしょり。

 三等三角点 中岐登牛(標高571.4m)に行った。岐登牛山脈の最高峰、すごい。北側(旭川側)の直線距離でいちばん近そうな地点から。標高差250m、距離1.2kmくらい、だいぶジグザグを強いられたから、実際はもう少し長くなったはず。登り1.5時間、下りは30分もかかった。ほぼ緩やかな、けれど傾斜はそこそこある尾根状地形、トドマツの植林地、暗くて、雪は薄くて硬くて重くて、上から砲弾が落ちてくる。途中、少しのあいだだけ落葉広葉樹の疎林に入ったが、まもなく再びトドマツ。頂上まで続いた。コースを僅かにでも逸らせるとまた違った印象なのだろうけど、あまり開豁ではなかった。ここもスノーシュー向きコースだとおもった。でも、スキーでも、下りには緊張感があり、それはそれで結構なことでありました。地図で見ると馬蹄形(でもないか)の稜線になっているから、そこを含めるとスキー向きになるかもしれない。次?


 はじめはこんなとこ。


 光が見える。


 結構な傾斜。


 落葉広葉樹林に至る。


 再び常緑樹林。


 そこが頂上、南側(東川側)は落葉広葉樹の疎林、だが、この緩やかな斜面の向こうはどうか。きょうは雪質に疑義ありで選ばなかったが、来期、元気があればあちらから。
posted by take_it_easy at 19:54| Comment(0) | 東川近郊の低山

2010年02月22日

今日の岐登牛山

 くもり。−12〜+1℃くらい。
 朝方からぐんぐん上昇、山中にいた頃には±1℃だったようだが、風が幾分か強くて寒々しかった。


 羽毛も台無しのような気がするが、平気なのかなあ。食い意地が勝つ。


 たまに葉っぱの残骸とともに落ちていることがある。その葉っぱの裏には細かい毛の残骸がびっしりとある。

 オリンピックスキージャンプ、ノーマルもラージも強いヤツは強かった。明日未明、団体戦があるそうな。ノーマルは録画放送、ラージはライブで観戦したけど、録画放送は編集されているせいか、気分の盛り上がりは今ひとつだった。ライブは眠たいけどだんだん醒めてきた。団体は起きていられるだろうか。明日のお天気は、いやバンクーバーのではなくて、こちらのね。やっぱりオーストリアが1位になるんだろうなあ。2位以下はその時次第のような気がする。その時次第って?
posted by take_it_easy at 18:24| Comment(2) | 岐登牛山

2010年02月21日

音子内〜岐登牛山

 きょうも儲けもののよい天気、アメダス東川では−14〜−4℃くらいだけれど、日差しが強くなって、ポカポカ陽気の気配あり。

 きのうとはアプローチを変えて、三角点音子内に行き、ついでに岐登牛山まで脚を伸ばした。常緑針葉樹の植林地を避けて歩くと、たいへん気持ちのよいスペースと雪、岐登牛山とのあいだは傾斜が緩すぎて残念だけど、まあ安全感は増すからいいや。
 下南部貯水池横の林道を入り、最終民家のチョット先、除雪止まりを起点にした。一番気になったのがおっかないワン公、いつも通り吠えまくる。が、クルマの所までは来なくてホッとした。片脚が不自由になったようでびっこだ。クルマの前にも飛び出すことがあったからなにかあったか。吠えるのも、車の進行を邪魔するのも同じようにだけれど。


 そのイヌ。


 起点から見る三角点音子内方面


 常緑針葉樹林のあいだを通って、頂上から南にのびる尾根を目指す。


 植林地を抜け、林道をはずれると、この辺りのいずこも同じ落葉広葉樹林につづき、頂上はもうまもなく。帰りが楽しみな雰囲気がある。


 地形図通りに平な頂上部。赤白ポールがそれらしい場所を示している、たぶん。岐登牛山が樹林の隙間から見える。


 天気もいいし、で、戻らずに岐登牛山にも行こうかな。尾根筋を戻り、標高427m地点を越えて、西に続く稜線をたどる。岐登牛山の領域は落葉針葉樹林が多い、かな。


 なじみの岐登牛山頂上。きょうはスキー場側には降りず、来たシュプールを辿って鞍部に至る。標高332m地点手前から起点に向かってショートカット。


 貯水池につづく沢型地形にぶつかる。これがオンネナイだろうか。
posted by take_it_easy at 19:55| Comment(2) | 東川近郊の低山

2010年02月20日

音子内方面

 快晴のち吹雪。−8〜−1℃くらい。

 きょうは天気は悪いと勝手に決めつけて、休養できると(いつでも休養できるのに)思っていたら、朝、どんどん晴れてくるではありませんか。仕方なく急ごしらえをして、岐登牛山の東隣、三等三角点(音子内、標高483.19m)のある山方面にでかけた。北側からならいい雪がありそう。
 ところで「音子内」はなんと読むんだろうか。第一感はオンネナイだけど。地形図には「オンネナイ」と呼べそうな沢スジは明かではないけど、ひょっとすると下南部貯水池に流れ込む小さな沢(があるはず)が謂われの「ナイ」なんだろうか。忘れなければ調べてみよう。どうやって?


 基盤整備された水田のあいだについた林道が入り口。きょうも先行者の足跡がある。らくできる。


 一段高い水田の畦に残るノラニンジン。


 足跡はすぐに植林地に入り、すぐ近くからのこぎりを挽く音が聞こえた。登山者のではなくて、枝打ちに来た林業者のものだった。なんだかフラフラしているのが恥ずかしいような気分。植林地を逸れて雑木林をすすむと、小さな小屋があった。


 行き詰まった。ここで引き返す。


 振り返り、旭川市と当麻町との境界にならぶ山々を眺めると、透明な青空が雪雲に押しやられそうだった。
posted by take_it_easy at 21:10| Comment(4) | 東川近郊の低山