2009年11月13日

三角山

 ほぼよい天気。−8.6〜+3.2℃くらい。日差しがあるから寒さを感じずに済んだ。

 きょうは、この近在のどこからでもすぐにわかる三角山。地形図には山名の記載なく、三角点もなく、北西あるいは南東から見ると端正な三角錐にみえ、北東あるいは南西から見ると、恐竜(ステゴサウルス)の背中のようでもある、標高362mの低山。地元の人は「甘味山」とか「三角山」とか、ちかくの川に架かる橋に「甘水橋」というのがあるから、「甘水山」というかもしれない。あちこちにあるけど、とりあえずわたしは「三角山」と呼んでいる。標高差190mほど、片道1,300mほどにすぎないが、けっこう真剣に歩かされた。積雪期にばかり何回か登っているが、最高地点に立ったことなし。今回も。


 東川市街地からみた三角山(左のなだらかな山)、右は黒岩山。


 何とか神社の横から歩き始めた。


 はじめは、林道を、


 凍り始めたため池の横を抜け、


 林道が消えて、雪の重みでなかば横たわっている林床のササ原を尾根に向かって直登。


 エゾシカの寝床のような痕跡の横を過ぎ、


 安山岩の凸凹が露出している頂上部を、一番高そうな所をめがけて這い上がった。雪で隠された岩塊と岩塊との隙間が厄介だ。で、今回も最高点手前で進むのをやめた。


 岐登牛山がそこにあり、右手奥にはオプタテシケが垣間見えた。下りはただただ慎重に、残してきた足跡を辿ってきた。


 帰途、愛別岳と安足間岳がかっこよかった。
posted by take_it_easy at 20:17| Comment(2) | 東川近郊の低山

2009年11月12日

今日の岐登牛山

 快晴、午後には雲が拡がった。−9〜+1℃くらい。

 新雪のあと、まぶしい。生きものたちもまぶしいのか、鳥たちが木の幹に留まる場合には、日陰の側を選んでいるようにみえる。(さりげなく、)いい写真が撮れなかったことの言い訳。


 先行者2名、南端展望台の方から引き返していらっしゃるところで遭遇。駆けるように下りてこられた。


 エゾユキウサギがあっちのほうに走っていったらしい。すこしたどってみたけど、いるわけがない。
posted by take_it_easy at 18:27| Comment(0) | 岐登牛山

2009年11月11日

忠別川、再びの雪化粧

 細雪というのか、粉雪よりも細かい雪が降りしきっていた、朝のうち。夜間に10cmほどの積雪。これが根雪になるかならないか、さあどうだろうか。


 河畔林


 

 ホオジロが3羽


 アップで


 ノボロギクのぬくもり
posted by take_it_easy at 19:36| Comment(0) | 忠別川

2009年11月10日

今日の岐登牛山

 ベタ雪。気温は零度前後をウロチョロ。


 明日にかけても降雪がある見込み。


 足跡がくっきり、エゾリスの。姿は見えず。


 いっぽんのエゾノギシギシ。
 

 今日のお天気ではなあ、と諦めかけていたところ、見かけないヤツがジッと動かないでいるところに出くわした。とりあえず1枚。でも、なんだか動かなさすぎる。あれはなんだ。
posted by take_it_easy at 20:25| Comment(0) | 岐登牛山

2009年11月09日

東川山

 きょうは低い雲と雨模様。+10℃チョットであまり上下せず。予報ではこれから下がってくるそうな。

 きのう、二等三角点のある小高い丘に登ってきた。標高332.7m、基準点名を「東川山」という。我が町内に町名を冠した山があるとは知らなんだ。地形図を片手に、当たりを付けていくと、あっけなく着いた。このあと岐登牛山に登って、どの山か、どの丘か探してみたけど、よくわからない。どのあたりかはわかる。三角点付近から岐登牛山が見え、稲積神社神殿跡小ピークらしきとんがりも見えるから、岐登牛山からも東川山が見えているのだろうけど。


 植林地の右手を尾根スジまで登り、あとは尾根伝いに歩けば到達。新雪スキー練習をできそうな斜面、が、若木を傷つけそう。


 三角点チョット手前からみた岐登牛山。


 二等三角点「東川山」


 三角点からチョットだけ戻ったところから、カラマツ越しに大雪山がみえた。
posted by take_it_easy at 18:37| Comment(2) | 東川近郊の低山

2009年11月08日

今日の岐登牛山

 きょうはきのうよりさらに高温。+10〜+19℃くらい。晴れてはいるが、遠景はすっきりしない。あすからまた寒くなりそう。


 

 なんであんな所に土嚢があるのか。不思議で、目を凝らしてみると、目玉が見えた。じっとしている。少し近づこうと思って足元に目をそらせた瞬間、どこかに消えた。音も立てずに。エゾユキウサギ。


 道路脇の笹ヤブがガサガサと揺れた瞬間、こいつが飛びだした。しかしもうだまされないぞ。♀の居場所を探してる。エゾライチョウの♂。


 いたいた。♀。しかし、こちらに近づくのはナゼ?


 木のような草のような。ウメガサソウ。
posted by take_it_easy at 18:14| Comment(2) | 岐登牛山

2009年11月07日

黒岩山

 昨日に続き、きのうよりはチョットだけ靄っているが、きわめて好天。きのうよりさらに気温は高い。+3〜+18℃くらい。からだは徐々に寒さに馴れてきているから、この気温では、夏のように暑く感じる。厚着で山に入るのでなおさら暑い。

 きょうは、黒岩山(標高482m)、林道を600mほど入ったところから登りはじめ、標高差は250mほど、片道1,300mほど。林道を800mほど歩き、412mピークとの鞍部で林道から離れ、あとはハッキリした尾根をはずさないようにして、やぶを漕いでいった。古い道の跡が所々にあり、倒木もあり、短いけれど楽しい行程だ。頂上部の形は頂上部らしく三角錐で、結構高度感がある。太い枝が入り乱れ、展望はあまり利かない。412mピークにも鞍部から薄いやぶ漕ぎで到達。こちらの高度感、展望(南西側)はすこぶる良好。


 カラマツ林に包まれて、林道歩きが始まる。




 頂上部の三角錐。三等三角点(雲内山)あり。


 頂上から、当麻市街方面が見える。


 412mピークから黒岩山頂上方面。左上の黒っぽいところが頂上部。


 412mピークのすぐ奥に、畳2枚ほどの、地衣類で覆われた平地がある。きょうのぽかぽか陽気だと、ゆっくり腰を下ろしてくつろげる。高度感も展望も申し分なし。


 岐登牛山のシルエットも望まれる。
posted by take_it_easy at 20:25| Comment(2) | 東川近郊の低山