
バイクで下りてきたヤツがいるようだ。望岳台遊歩道から続いていた。たいへん歩きやすい道だけど、バイクには簡単じゃないと思う。なかなかのもんだなあ。

あちこちに埋設型治山ダムが作られている。地面が泥流によって抉られるのを防ぐらしい。敷き詰められたシラカンバなどの幹1本が当たるだけでわたしなど吹っ飛んでしまうだろう、火山を治めるのは並大抵ではないなあ。

シラタマノキがたくさんある場所があった。果実酒にはなるのかなあ。

パタパタと頭上を自衛隊のヘリが飛び、山を越していった。(このときは気付いていなかったけど、グライダー事故の捜索中だったのだろう。手を振らないでよかったなあ。)

ナキウサギは見えず、カラスが1羽、アホーと鳴いた。背景は白一色、数日後には、このあたりも真っ白になるんだろうなあ。

帰途、「白金のあおい池」に立ち寄った。ひとひとひと。木は立ち枯れ。砂防ダム(ブロックダム)の溜まり池のようだ。こんな観光スポットがあるなんて、いままで気付かなかったなあ。