そろそろスズメバチの気配にびくびくする季節になってきた。山道を歩いている分には何でもないとは思うけど、偵察されるとちょっと真剣になる。

展望閣への道で。今日まで気付かなかったが、たまたま見上げたら、あった。径は15cmほど。造営中か、廃棄されたものか、主は何かもよくわからない。とりあえずは要注意。
道新夕刊に連載された「私の中の歴史」で竹田津さんが語られている、「センスのいいディレクターが配置してくれたおかげで、樹木や木の葉に写真の動物がうまく溶け込んでいます。」と。見方が違えば見え方が違うなら、それは本質ではない。溶け込み方を悪意のアングルで何点か。

山道を辿りながら撮っている。踏み外してはいない。

この写真はここにはなかった。後の木には、看板が掲げられ、外れた後の傷跡がある。

切り倒されたシウリザクラの切り株から幾本もの新梢が伸び、新葉を展開している。遮っているのか、溶け込ませているのか。
この強引な見せ方に違和をおぼえている。山道を歩くと、目に入ってしまう、この見せ方は、見たくない自由を奪うもの。このやり方はいけないとおもう。

昼間は動かない? ヒトリガ。

スキー場上部はこのエゾノコンギクと、ユウゼンギクとの競演が始まっている。

頂上を回り込んだところに落ちていた。周りや上を見渡しても、それらしい痕跡は発見できず。気味悪いから、そのままにしてきた。

キャンプ場入り口の池はしゅんせつされたようだ。ハスを残して、ウキクサやアオウキクサは残って、ほかの植物は抜き取られたようだ。ドクゼリがなくなって一安心(私が心配することでもないことだけど)だが、数種のトンボが休み、産卵に使っていたエゾミクリやワスレナグサもなくなって、そのうちまた復活するのだろうけれど、それまではどこかに引っ越してしまったようだ。にしても、塩梅というものがあろう。維持管理は大変だろうけど。