高曇り。+11.3〜+18.7℃くらい。雲の層は大雪山よりも高くにあった。
きょうの夕焼け。妖しく燃えていた。

旭川3sen6gouのまりあさんのblog「
撮って置きの日々」で、石狩川の河跡湖に帰化した「ハゴロモモ(フサジュンサイ)」が取り上げられていた。図鑑によると、内地ではかなり昔からあちこちに逸出しているようだが、北海道ではまだ局所的な分布に留まっているとのことで、それならみてみよう、と出かけた。
場所は、旭川市内(国道39号線と40号線に挟まれた地域)を流れる石狩川右岸の河川敷。河跡湖の名前は「ふじ沼」というらしい。愛好者の団体があるようで、フナ(ヘラとマ)を放流し、釣りを楽しんでおられるようだ。きょうは大会があって、大勢の太公望がいらっしゃった。沢山の賞品が積まれてもいた。
「北海道植物図譜」では南幌町の人工的に作られた沼1箇所のようで人為的に持ち込まれたものだろうとある。
北海道ブルーリストでは南幌町三重沼のみ(稀)と記載されている。「日本の帰化植物」では本州〜琉球に記録があるとある。はじめて日本に入ったのは1929年のことだそうだ。わたしが通った内地の高校の中庭にあった池にもあって、生物の先生がカボンバというものだよと教えてくれた、ことを思い出す。まりあさんは「状況は変化しているのだろうと・・。(笑)」とお書きになった。なかなかの慧眼である。
で、見てきた。図鑑の検索的記載には合致するように見えた。かえりにホーマックに立ち寄ると、売っていた。同じようにも見えるし違うようにも見える。照明が当たって緑がきれい。ふじ沼のは、くもりだったし、たくさんあり過ぎて鬱蒼として、あまりキレイじゃない。

花弁3枚、がく片3片(花びら6枚にみえる)、おしべ6本、めしべ3個、葉は対生、花序には小さな浮葉がつく、などなど。

手作り感のある看板。浮き輪も用意されている。うしろは石狩川本流。

釣り堀みたい。

石狩川上流方面。右上は秋月橋。足元(河岸)は土と小石が混ざって固まっていて、滑りにくいかとおもったが、けっこう滑りやすい。

沼の畔のモノサシトンボ。♂と♀が別々の葉っぱに止まっているから、風にそよぐと大変そうだった。

ついでに春光台公園に行ってみた。
金土日、長野の白馬シャンツェでFISのジャンプサマーグランプリが開催された。本戦は2戦。きのう(29日)の第1戦(通算第7戦)は葛西紀明が優勝。湯本史寿が2位、船木和喜が4位にはいったそうだ。実力者のシモン・アマン(スイス)は3位。世界の一線級の多くが参戦していないが、アマンに勝ったことはなかなかのもんだと思う。葛西は「いつも風に恵まれなかったから、今回のルール改正(風とスタート位置を勘案)はよかった」というようなことを言ったとか。ルール改正に対する選手達の考えはどうなんだろう。観戦者としては、よくわからんから、途惑うばかりだが。
きのうの葛西と船木の雄飛の画像が
いかわかのやさんの日記で速報されている。すばらしい写り具合だ。
速報:今日の結果
つい先ほど競技が終わった。伊東大貴が2位。アマンの上。FISのLIVE画像を貼り付ける。
posted by take_it_easy at 21:15|
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