2009年08月31日

今日の岐登牛山

 くもり。+11.0〜+20.0℃くらい。

 温泉横入り口と展望閣出口との間を5往復する、という人にきょうも出会った。きょうも5往復するつもりとのことだった。きょう出会ったのは、その1回だけ。


 階段の横木にいたモンシロサシガメ。


 ここでも秋色の始まり。オヒョウ。


 ジイソブかバアソブか。「ソブ」ってなんなのか、きょうまで知らなかった。わたしの皮膚にも「ソブ」は増えてきたなあ。でも、一時期よりは減ったのではないかな。と、おもいたい。


 樹に溶け込んだエゾリス。このときは目玉6個に見られていた。
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2009年08月30日

ふじ沼のハゴロモモ

 高曇り。+11.3〜+18.7℃くらい。雲の層は大雪山よりも高くにあった。

 きょうの夕焼け。妖しく燃えていた。


 旭川3sen6gouのまりあさんのblog「撮って置きの日々」で、石狩川の河跡湖に帰化した「ハゴロモモ(フサジュンサイ)」が取り上げられていた。図鑑によると、内地ではかなり昔からあちこちに逸出しているようだが、北海道ではまだ局所的な分布に留まっているとのことで、それならみてみよう、と出かけた。
 場所は、旭川市内(国道39号線と40号線に挟まれた地域)を流れる石狩川右岸の河川敷。河跡湖の名前は「ふじ沼」というらしい。愛好者の団体があるようで、フナ(ヘラとマ)を放流し、釣りを楽しんでおられるようだ。きょうは大会があって、大勢の太公望がいらっしゃった。沢山の賞品が積まれてもいた。
 「北海道植物図譜」では南幌町の人工的に作られた沼1箇所のようで人為的に持ち込まれたものだろうとある。北海道ブルーリストでは南幌町三重沼のみ(稀)と記載されている。「日本の帰化植物」では本州〜琉球に記録があるとある。はじめて日本に入ったのは1929年のことだそうだ。わたしが通った内地の高校の中庭にあった池にもあって、生物の先生がカボンバというものだよと教えてくれた、ことを思い出す。まりあさんは「状況は変化しているのだろうと・・。(笑)」とお書きになった。なかなかの慧眼である。
 で、見てきた。図鑑の検索的記載には合致するように見えた。かえりにホーマックに立ち寄ると、売っていた。同じようにも見えるし違うようにも見える。照明が当たって緑がきれい。ふじ沼のは、くもりだったし、たくさんあり過ぎて鬱蒼として、あまりキレイじゃない。


 花弁3枚、がく片3片(花びら6枚にみえる)、おしべ6本、めしべ3個、葉は対生、花序には小さな浮葉がつく、などなど。


 手作り感のある看板。浮き輪も用意されている。うしろは石狩川本流。


 釣り堀みたい。


 石狩川上流方面。右上は秋月橋。足元(河岸)は土と小石が混ざって固まっていて、滑りにくいかとおもったが、けっこう滑りやすい。


 沼の畔のモノサシトンボ。♂と♀が別々の葉っぱに止まっているから、風にそよぐと大変そうだった。


 ついでに春光台公園に行ってみた。


 金土日、長野の白馬シャンツェでFISのジャンプサマーグランプリが開催された。本戦は2戦。きのう(29日)の第1戦(通算第7戦)は葛西紀明が優勝。湯本史寿が2位、船木和喜が4位にはいったそうだ。実力者のシモン・アマン(スイス)は3位。世界の一線級の多くが参戦していないが、アマンに勝ったことはなかなかのもんだと思う。葛西は「いつも風に恵まれなかったから、今回のルール改正(風とスタート位置を勘案)はよかった」というようなことを言ったとか。ルール改正に対する選手達の考えはどうなんだろう。観戦者としては、よくわからんから、途惑うばかりだが。
 きのうの葛西と船木の雄飛の画像がいかわかのやさんの日記で速報されている。すばらしい写り具合だ。

 速報:今日の結果
 つい先ほど競技が終わった。伊東大貴が2位。アマンの上。FISのLIVE画像を貼り付ける。
posted by take_it_easy at 21:15| Comment(2) | 旭川界隈

2009年08月29日

今日の岐登牛山

 くもりのちはれ。+14.1〜+20.7℃くらい。朝より夕方のほうが気温は低くなっている。


 前脚を上にあげて、何のつもりだか? この口吻に刺されると痛そう。サッポロアシナガムシヒキ。


 このあとどんな段取りで、と見ていたが、♂が飛んで行ってしまった。ミドリヒョウモン。
 

 子供の頃には垂涎だったオニヤンマ。


 ギンリョウソウモドキはひっそりと。


 ここのキリンソウは咲き始めてだいぶになる。岩肌に咲いていて、この岩には登れるのだが、登り口はいまは塞がれている。


 地面から飛び立った。エゾライチョウかと思ったが、ちがった。トラツグミの少年。


 陽に当たるときらきらひかる。卵のようなものを背負わされている。ツノアオカメムシ。
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2009年08月28日

しおり:岐登牛山の生き物たちシリーズその2

 あめのちくもりいちじあめ、だったような。+17.9〜+24.3℃くらい。

 またしおりをつくってみた。今回は植物(花)10種。こんなにたくさんつくっても仕方がないけど、十分に自己満足できる。岐登牛山には沢山の生き物がいるから、ネタには事欠かない。

posted by take_it_easy at 20:24| Comment(4) | 岐登牛山

2009年08月27日

今日の岐登牛山

 くもり。+15.1〜+20.8℃くらい。

 そろそろスズメバチの気配にびくびくする季節になってきた。山道を歩いている分には何でもないとは思うけど、偵察されるとちょっと真剣になる。


 展望閣への道で。今日まで気付かなかったが、たまたま見上げたら、あった。径は15cmほど。造営中か、廃棄されたものか、主は何かもよくわからない。とりあえずは要注意。

 道新夕刊に連載された「私の中の歴史」で竹田津さんが語られている、「センスのいいディレクターが配置してくれたおかげで、樹木や木の葉に写真の動物がうまく溶け込んでいます。」と。見方が違えば見え方が違うなら、それは本質ではない。溶け込み方を悪意のアングルで何点か。

 山道を辿りながら撮っている。踏み外してはいない。


 この写真はここにはなかった。後の木には、看板が掲げられ、外れた後の傷跡がある。


 切り倒されたシウリザクラの切り株から幾本もの新梢が伸び、新葉を展開している。遮っているのか、溶け込ませているのか。

 この強引な見せ方に違和をおぼえている。山道を歩くと、目に入ってしまう、この見せ方は、見たくない自由を奪うもの。このやり方はいけないとおもう。
 

 昼間は動かない? ヒトリガ。
 

 スキー場上部はこのエゾノコンギクと、ユウゼンギクとの競演が始まっている。
 

 頂上を回り込んだところに落ちていた。周りや上を見渡しても、それらしい痕跡は発見できず。気味悪いから、そのままにしてきた。


 キャンプ場入り口の池はしゅんせつされたようだ。ハスを残して、ウキクサやアオウキクサは残って、ほかの植物は抜き取られたようだ。ドクゼリがなくなって一安心(私が心配することでもないことだけど)だが、数種のトンボが休み、産卵に使っていたエゾミクリやワスレナグサもなくなって、そのうちまた復活するのだろうけれど、それまではどこかに引っ越してしまったようだ。にしても、塩梅というものがあろう。維持管理は大変だろうけど。
posted by take_it_easy at 20:38| Comment(2) | 岐登牛山

2009年08月26日

天女が原から姿見へ

 はじめははれ、山中はほぼくもり。姿見園地では空が広いから、雲量をどう表現すればいいのか、よくわからない。市街地ではいい天気だったようだ、+10.5〜+24.3℃くらい。

 新聞の天気予報では、きれいに太陽マークが並んでいた。ひさしぶり、このチャンスを逃すまい、しかし寝坊。で、近場の山歩。旭岳温泉から天女が原を経由して姿見園地、裾合い平のほうに行って、ベンチのある高みで引き返してきた。久しぶりにネイチャーガイドのSさんと出くわした。


 第一天女が原を振り返る。このあたり、トンボがたくさん、旭岳ビジターセンター便りに、下の散策路あたりで、トンボ図鑑が出来るかもしれない、とあった。ここにいたのは(ここで見たのは)2種だけ。シオカラトンボとアキアカネ。雌雄とアキアカネの赤さ違いと、並べてみるのも面白いかな、とおもったが、気移りさせるものが次から次で、トンボ図鑑はすっかり忘れた。


 ミヤマホツツジ
 

 シラタマノキだとおもう。まだ咲いているものだったっけ?


 この花もよくよく見ると不思議な花だ。どれが雄しべか。ウメバチソウ。この雄しべみたいなのの数で変種を分けるというが、やめてくれーっておもう。


 エゾシロチョウとチシマアザミ。エゾシロチョウをここで見るのもはじめて、こんな時期に見るのもはじめて。


 アカゲラの若者、すぐそばに来た。


 オガラバナ。


 姿見石室、あのあたりだけ陽が当たっていたので撮ってみる気になった。


 噴気の数が多くなったような気がする。こんなにたくさんあったっけ。頂上から雲が下がってきている。


 旭岳の裾、紫の、数本だけ白のエゾオヤマリンドウの花、黄色いミヤマアキノキリンソウの花、白っぽいチングルマの綿毛などなど。
posted by take_it_easy at 20:51| Comment(4) | 大雪山

2009年08月25日

ひょうたん沼

 天人峡方面はほぼくもり。東川市街では好天のよう。+11.7〜+22.0℃くらい。

 天人峡からひょうたん沼を往復した。


 この右手の崖の上の方を道は横切っている。その前後は超急斜面のジグザグ。


 途中の峡谷台から俯瞰した忠別川本流にかかる敷島の滝。


 左手に羽衣の滝があるはず。峡谷台から。


 超急斜面に咲くエゾアジサイ。うつむいてるのもたくさんあった。


 声はすれども、で、目を凝らしていると、不意に飛び込んできた。一瞬、陽が当たった。


 ひょうたん沼。
 

 ひょうたん沼の少し先で引き返した。


 ヒメキマダラヒカゲは姿がいい。が、この個体はだいぶおつかれさん。


 超急斜面を下りていると、突然、すぐ横で破裂音が数発。びっくりしたよ。きょうは東川神社の例大祭?で神輿も天人峡神社に出張。この、何かの合図の花火だったんだろう。だがびっくりした。


 軽登山で、2.5kmを1時間、無茶だよ。慎重に歩けば何でもないが、そうすると1時間では無理になる。
posted by take_it_easy at 23:24| Comment(0) | 大雪山