はれ。+16.4〜+25.4℃くらい。風は涼しい。
早朝、目が覚めてしまい、ラジオのスイッチを入れると、ちょうどラジオ深夜便の人生観かなんかのコーナーが始まるところだった。珍しく、NHK札幌放送局の担当だったらしく、なんと、あの「竹田津実」さんのご登場、小一時間のご講演を拝聴することになった。途中、どこかでの地震速報で中断があったけれども、ほぼ全編を夢と現の狭間の中で聞き逃すことなく聞かせていただいた、とおもう。少し前、東川の老人大学向けのご講義を、一般人として(受付で一般の方ですか、と聞かれたので)受けさせていただいたことがあるが、その時のお話とほぼ共通するものだった、ような気がする。いろいろなエピソードを通じて、ニンゲンと野生動物(お話の中で登場したのは脊椎動物)との関わりの多様な可笑しさを語られていた様な気がする。たとえば、「頼まれて、邪魔なネズミを殺したら、赤子がいて、それも殺そうとしたら、かわいそうだから殺すな、と言われた。」というような。あれっ、「治療してやったタヌキに足を噛まれた」のはどうしてだったっけ?
で、その竹田津さんが、今回の写真展開催に当たっての趣旨説明(だとおもう)を、会場内の展望閣前に掲示なさっているので、複写してみた(まずいかな、権利関係で)。
いろいろと読み方があるのかもしれないが、わたしにはたいへん気持ちが悪い。上6行分は了解しがたい、間に合わず遅れてくるこれからの人達にはどの様に語り継がれる? 中段6行分は「岐登牛山」開発のお手本をこの3ヶ所の会場に求めているのかな、と思わせる。下2行、写真で見る「北の自然のゆたかさ」と、蹂躙された感のあるナマの「岐登牛山の自然の豊かさ」との関係についてたいへん悩ましい。
いろいろあるけど、わたしの主張したいところは、
「岐登牛山の自然の豊かさを身近に感じながら歩いているだけなのに、鑑賞を強要されるなんて、ちょっとひどいじゃありませんか。」ということ。これじゃスルーできないでしょ。
展望閣内に雑記用ボードがあり、ノートも置かれている。そのボードにあるメッセージはほぼ全てが好意的なもの。よかったね。でも、ひとつ気になることが書かれていた。某写真家集団を名乗る方のもので、「こんな見せ方もあるのか」というような。「見せ方」ですか。
とにかく、この界隈だけの時間が早く経過して欲しいなあ。
posted by take_it_easy at 22:26|
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岐登牛山