午後の日差しは強かった。閉ざしたクルマの中は真夏なみ。
ヒメギフチョウが飛んでいるという話を聞いて、探しに行った。去年の5月、神居尻山と黄金山で、ボロボロの姿を見た。岐登牛山にはオクエゾサイシンもあり、カタクリもあり、以前に卵を見たという人の話もあり、気に掛けてはいるが、一度も見たことがない。なんとなくカタクリにいるような気がして、ついカタクリを探してしまう。オクエゾサイシンはそろそろ萌み始めているだろうか。岐登牛山で一度は見てみたいもの。
きょう、嵐山で見たヤツ(複数)は、ササヤブに入るヤツ、山道の枯葉の上で甲羅干しをするヤツ、そしてたいていは素早く飛び回るヤツ、そしてついにカタクリで吸蜜するヤツを見た。

もっとゆっくりすればいいのに、姿に似合わず気ぜわしいヤツだ。すぐに飛んでゆく。



飛翔するヒメギフを見ていたら、すぐ目の前にいた。エゾシマリス。

吸蜜するエゾオオマルハナバチ。上手に距にあなをあけてる。