きょうは、夏道沿いに、南端展望台への道から頂上への分岐に入り、そこから、東面におりた。東面を横走する林道まではカラマツの植林地、雪を踏み抜きっぱなしでも、下り傾斜があるからそれほど大変でもなかったが、林道に出てからは、もはや戻れず、雪はぬかるみ、この道は本当に知っているはずのあの林道だろうか、と不安になってきた頃、出口が見えた。しかし、ここから我が家までは、まだ遠いなあ。
この東面、この冬は大いに楽しませてもらった。積雪シーズン半ばから踏み込めなくなっていたが、やっと吹っ切れたような気がする。これからはダニのシーズン、ちょっと道を逸れるだけで、確実にお供が増える。ダニが動かなくなる秋にはスズメバチはどこにいるかわからない。というようなことで、山頂部から東面に入るのは次の冬。スキーを担いで冬の道路を歩くのはつらいから、行き交う車の運転手さん達にもわるいから、下りたら登り返す、これラク。

山の入り口では、いつもの、少し離れて、こちらを注視。

頂上への分岐。ここを左に登って、そのまま尾根を越える。

林道に出て、しばらく歩いてから、振り返った。

だいぶ下がってくると、あちこちで地肌が現れ、フクジュソウが咲いている。

フキノトウもたくさん。めずらしく、クジャクチョウが口吻を伸ばしている。

林道の出口が見えた。