2009年04月30日

今日の岐登牛山:ヒメギフチョウ

 晴れ。+2.7〜+21.7℃くらい。あたたか、おだやか。

 暖かくて、明るくて、穏やかで、いろんな花が咲き始め、いろんなムシが出始めてきた。きょうはネタがいっぱい。興味ある向きは拙HP「岐登牛山彩々」も見てください。左のどこかにリンクがあります。


 いちどでいいから岐登牛山で目撃したいと思っていたヒメギフチョウ、やっと出会えた。カタクリにぶら下がったり、地面におりてひなたぼっこをしてみたり。吸蜜し始めると、どこからかエゾスジグロシロチョウがちょっかいを出しに来た。


 開花中のニリンソウが増えてきた。フィルタでもかけて細工してみようかと思ったが、みったくなくなるからやめた。


 キアゲハも出始めた。


 レンプクソウが咲きだしている。


 純白とはいかず、うすくピンクが差しているが、けっこう印象的。


 ザゼンソウ、噂を聞いてから、何日も探した。木の根っこに挟まるように咲いていた。だいぶ傷んできているが。
 

 オオバナノエンレイソウも咲き出している。
 

 コツバメ。小さいし、黒っぽいし、すばしっこいから、気付かなかった。


 ウスイロヒラタナガカメムシ。4mmくらいのちいさなカメムシ。小さいけれど、立派な姿をしているし、立派にカメムシ臭をまき散らしているし、似合わないほどの長ったらしい名前を付けられているし、図鑑には載っていないし、沢山いるし。で?


 痒いのだそうです。
posted by take_it_easy at 20:45| Comment(2) | 岐登牛山

2009年04月29日

今日の岐登牛山

 晴れ。−2.1〜+15.6℃くらい。穏やか。


 撮れないでいたエゾライチョウの♀、きょう、やっと撮れた。機先を制した感じ。このあと、♂は道に残り、♀はササやぶに入っていった。


 やはり一日1枚は撮っておきたくなっちゃう。


 喉が渇いた? 水を飲むイスカ♀
 

 目覚めたナナホシテントウ。


 エゾスジグロシロチョウ♀


 ヒメイチゲ。
posted by take_it_easy at 18:48| Comment(0) | 岐登牛山

2009年04月28日

今日の岐登牛山:イスカ

 午前は曇り、あられがぱらつく。ごごは晴れ。+0.7〜+9.3℃くらい。

 イスカが10羽ほどで群れをつくって、ナントカマツで松毬をこじ開けていた。すぐ近くを大きなエンジン音を鳴らして車が通りすぎた。イスカの群れは飛び立った。近くには留まらず、どこか遠くまで飛んでいってしまった。まもなく日が射してきた。
 交叉したクチバシを上手に使って、松毬をこじ開けていた。本当は上手でも何でもなくて、ちょっと首をひねって、ふつうにクチバシを突っ込んで首を戻したら、そうなるより他にない、というところだけど。ふつうに出来るというところがすごいなあ。


 ♂ 


 ♀


 畑地でのさばっているのが普通だけど、わき水の流れにあると、野草の風情。スギナ。


 展望閣への道は花の道。
posted by take_it_easy at 18:26| Comment(0) | 岐登牛山

2009年04月27日

今日の岐登牛山:コブシ咲く

 午前は曇り、午後は晴のち快晴。−0.2〜+8.0℃くらい。

 昨日から今朝にかけて強風が吹き荒れた。キタコブシが咲き始めた。開き始めた花びらをその強風が千切り飛ばしたようだ。


 つぼみがほころび始めて2週間、やっと咲き始めた。この木には沢山のつぼみが着いている。
 

 ゴーカートコース周辺の群落、そろそろ花びらが萎え、結実する株が見えてきた。


 展望閣直下、このあたりはまだ新鮮。


 頂上への道のフクジュソウ。


 図鑑によると「食用」とか。早い者勝ちですよ、わたしは要らん。春にでるキノコ、トガリアミガサタケ。
posted by take_it_easy at 18:12| Comment(2) | 岐登牛山

2009年04月26日

今日の岐登牛山

 曇り、一時雨、山の方は雪があったかも。+1.8(17時)〜+7.8℃くらい。風が強くなってきた。気温はこれから下がりそう。

 夕暮れの薄明かりの中、遠目のスキー場上部が白っぽく見える。枯れ草が濡れているだけかもしれないけれど、少し雪が降ったのかもしれない。(かもしれない)
 町内の一斉清掃日。早朝、それをすまして、勢いで岐登牛山へ。寒いし、明るくないし、で、見頃であるはずのカタクリはもちろん閉じたまま。なんだか今日はいつも以上に疲れる。


 ササ原のなかでたくさん咲いている。ミヤマスミレ。


 フッキソウ、雄花と雌花が同居? おしべが花びらの代わりをしている?


 ヒトリシズカも咲き始めていた。この花も雄しべが花びらの代わりをしている? 雄しべと雌しべが同居。


 閉花中にはヨコからお邪魔、開花していれば正面からご訪問。なかなかの処世術。奮闘中のセイヨウオオマルハナバチ。


 たまたまササの葉の上にいたが、たいていは地面で枯葉の下などにいるそうだ。一番前の脚1対は触角のようにも動く。人畜無害かどうかは知らないが、マダニのように吸い付くことはないそうだ。体長3mmくらい。アカケダニというのかその近くのヤツか。


 希望的すぎるけど、体形が変わってきたような気がする。
posted by take_it_easy at 18:20| Comment(0) | 岐登牛山

2009年04月25日

嵐山:ヒメギフチョウ

 晴れ、−3.4〜+12.7℃くらい。

 午後の日差しは強かった。閉ざしたクルマの中は真夏なみ。
 ヒメギフチョウが飛んでいるという話を聞いて、探しに行った。去年の5月、神居尻山と黄金山で、ボロボロの姿を見た。岐登牛山にはオクエゾサイシンもあり、カタクリもあり、以前に卵を見たという人の話もあり、気に掛けてはいるが、一度も見たことがない。なんとなくカタクリにいるような気がして、ついカタクリを探してしまう。オクエゾサイシンはそろそろ萌み始めているだろうか。岐登牛山で一度は見てみたいもの。
 きょう、嵐山で見たヤツ(複数)は、ササヤブに入るヤツ、山道の枯葉の上で甲羅干しをするヤツ、そしてたいていは素早く飛び回るヤツ、そしてついにカタクリで吸蜜するヤツを見た。


 もっとゆっくりすればいいのに、姿に似合わず気ぜわしいヤツだ。すぐに飛んでゆく。






 飛翔するヒメギフを見ていたら、すぐ目の前にいた。エゾシマリス。
 

 吸蜜するエゾオオマルハナバチ。上手に距にあなをあけてる。
posted by take_it_easy at 19:34| Comment(0) | 東川近郊の低山

2009年04月24日

今日の岐登牛山:エゾライチョウ

 午前は曇り、午後は晴れ。−2.7〜+7.6℃くらい。

 行ったのは午前、風が冷たかった。
 カタクリは閉じ、ヒメイチゲは閉じ、手はかじかむ。
 展望閣の周りの清掃が行われていた。あす、森林公園としての開園の日だそうな。
 頂上への道で、珍しく、エゾライチョウの♂が指呼の距離まで近づくことを許可してくれた。たぶん、♀が十分な距離を取るまで辛抱していたのだろうと思う。それは解っているのだが、つい、目先の♂に気を取られた。
 くだり、展望閣の下で、半年ほど前に関西から移住してきたというおふた方と行き交った。しばらく岐登牛山談義の花開かせた。カタクリは閉じているねと。


 シジュウカラの♂は、あちらから近づいてきて、ここだここだと大声を出す。


 いちどは驚いて飛び上がったのだが、道の真上のよく目立つ枝に留まった。近づいても遠ざかることもなく。


 枝の上を歩いて、そして、すぐ下の地上に降りた。


 指呼から指先はダメだった。警戒しながら急ぎ足で遠ざかり、そして、飛び立った。その間ずっと、♀の姿は見えず。
posted by take_it_easy at 18:18| Comment(2) | 岐登牛山