2009年02月15日

きょうの岐登牛山+全日本スキー選手権スペシャルジャンプラージヒル

 くもり一時猛吹雪。朝方は−1.6℃くらい。昼頃+1.4℃くらい。徐々に下がって、18時では−7.0℃。

 稲積神社神殿跡小ピークへの登り口で、雪面に散ったシラカバの実を貪っているベニヒワがポツンと1羽。普段の距離より近づいても逃げようとせず、ただ食べていた。今は食べなければいけないというような食べ方。よくみると左の翼がすこし垂れ下がっている。さらに近づくと、渋々遠ざかり、ほとんど脚のバネで雪面から出ている小枝に跳び移った。もう少し上に行こうとするが失敗した。
 ケビン群やキャンプ場あたりで、ベニヒワの大群がカラマツの松毬をつっついている。このような群れに合流できるのだろうか。


 幹の暖かみで出来た雪穴に、斜面の上からずり落ちてくる雪が被さってきている。


 ガガンボみたいだけれど翅が無く、こんな季節に雪の上をはいずっているようなヤツはクモガタガガンボ(ユキガガンボ?)? 成虫は水を飲むだけで何も食べないのだそうな。気温が低すぎると飲み水はないし、暑いと脱水症状になる?からこんな季節に出てくるのかい。
 (枠内)這い回っているヤツにイタズラで息を吹きかけると、すぐさま死んだふりをする。


 くだんのベニヒワ







 きょうは全日本スキー選手権大会兼SBC(信越放送)杯のスペシャルジャンプ個人ラージヒル(HS131、KP120)があった。
 昨日とはうってかわって快晴、が、風強く、安定しなかった模様。
 女子(SBC杯)では
1.金井 理恵子(北野建設)       111.5  93.0   153.1pt
2.葛西 賀子(日本空調サービス)   107.0  94.0   147.3
3.小浅 星子(札幌環境サービス)   104.5  92.5   139.6
 小浅選手が久しぶりに表彰台。ノーマルヒル優勝の笛木選手は4位。

 男子では
1.東 輝(日本空調サービス)      132.0  137.0   273.2pt
2.梅ア 慶大(雪印)           126.0  132.5   262.8
3.細山 周作(雪印)           122.0  130.5   250.0
 東選手の2本目137mはバッケンレコードタイ記録。信越放送のWEBサイトにその動画が公開されている。尻もちをつきそうな着地だった。
 船木 和喜選手は1回目2位だったが結局は5位、田中 翔大選手は12位、期待の若手、渡部 弘晃選手(札幌日大高校)は堂々の6位、鈴木 翔選手(手稲スキーク)は14位、伊藤 謙司郎選手(サッポロスキッド)は17位。

 昨日のノーマルヒル女子で、幻の1位の件、今朝の北海道新聞によると、全日本に出るためには県予選を通過しなければならないが、岩淵選手は参加していなかったために、出場資格がないのだとか。本人はぜんぜん気がつかなかったとか。第12回NBS杯を兼ねていたそうだから、そちらでは1位表彰されたのかもしれない。コンチネンタルカップとなんとか杯を兼ねる場合、COCに出場できない選手もいるので、リザルトは2本だされる。それと同じなのかもしれない。しかし、白馬村スキークラブの公式サイトではオフィシャルリザルトは1本しかない。きょうの男子では2本出ている。なんだか腑に落ちないけどね。
posted by take_it_easy at 20:02| Comment(6) | 岐登牛山+スキージャンプ

2009年02月14日

泥雪+全日本スキー選手権大会のこと

 くもりだったり、湿った雪が降ったり。−1.4〜+1.8℃くらい。朝方までに積もった雪は、水を含んでまるで泥のようで、たかだか5cmくらいだけれど、脇に除けるだけでもなかなか手強かった。道路はびちゃびちゃ、くるまは水しぶきを巻き上げて走る。
 このblogにコメントを下さったにゃんさまが今日あたり、関東からこちら方面に来られているはず。冬らしい冬ならいいのに、けれど、こんなお天気もめったに体験できるものではないし、でも、やはり冬らしい冬の方がいいなあ。


 旭川方面に向かう道、きょうは一日中こんなだった。アメダス18時の速報値は氷点下、このまま凍ると大変だ。




 きょうは白馬で全日本スキー選手権大会スペシャルジャンプノーマルヒル(HS98m、KP90m)がおこなわれた。この大会も、どうやらこのお天気に翻弄されたようだ。雨で台の雪が溶け、液体窒素を流しても追いつかなかったんだろう。風も強弱があったようだ。スタート開始がずるずると遅らされ、女子は1本目だけで成立したようだが、男子は日没のためにキャンセルされた。選手、運営に関わる人達、観客の皆さん、さぞお疲れだったことでしょう。
 女子のオフィシャルリザルトを見て、怪訝に思うことがあった。1本目の結果、1番スタートの岩渕 香里選手(菅平中学校)が1位になっていた。全日本スキー選手権で「ほぼ無名の」中学生選手が優勝、これはすごい。ところが、まもなく訂正版が掲載され、岩淵選手の名がなくなり、2位以下が順繰り、繰り上がっていた(5位以下は、精査していなかったから、他の訂正があったかどうかは解りません)。スタートリストに名前があり、1本目のオフィシャルリザルトにもあり、訂正版では消えた。棄権とか、道具の規定違反で失格とか、転倒とかでも名前は残るはず。どうして消えてしまったんだろう、なにか手違いでもあったのだろうか。不思議。
で、その結果、
1.笛木 美沙(八海高校)        83.0m
2.金井 理恵子(北野建設)       79.0m
3.葛西 賀子(日本空調サービス)   78.0m
 きのうの公式練習では、葛西選手は2本とも1位の飛距離をだしていたらしい。(まぼろしの1位?)岩淵選手は85mを飛んだようだが、K点には誰も届かなかったようだし、だいぶ手前で落ちたようだし、風の影響が大変大きかったのだろう。風速はmax6.3m/s、min1.7m/sだったそうで(風向不明)、選手はもちろんのこと、技術委員長さんは大変だったろう。
 SAJナショナルチームのジュニアAにランクされている笛木選手だが、こんな大きな大会では初優勝だとおもう。

 男子の公式練習で、田中翔大選手が1本目1位の飛距離、その1本でやめたそうだが、きょうは飛びたかったろうなあ。

 さて、あすはラージヒル、気温はさがるそうだけど、さて、どうなるんだろう。

 WCではきょうあす、オーベルストドルフ(ドイツ)でフライイングヒル(HS213m)がある。残念ながら(修正:世界選手権代表組の)日本選手は出場しない。フィンランドに移動して世界選手権に向けて調整中だとか。(追加:渡瀬、竹内、小山内、作山の4選手が出場。残念ながら全員予選落ち。慣れない大きな台だからびびったか、でもいい経験。)
 来週はいよいよそのノルディックスキー世界選手権がチェコのリベレッツである。どんな試合が見られるのか、おおいにたのしみだ。
posted by take_it_easy at 20:22| Comment(2) | 岐登牛山+スキージャンプ

2009年02月13日

きょうの岐登牛山

 くもり、午後になって雪がすこし降ってきた。−7.0〜+2.6℃くらい。
 予報では夜間に重たい湿った雪がかなり積もるらしい。あすの朝の除雪はくたびれそう。


 ケビン群にある餌台にはクルミが沢山置かれている。ラクして餌にありつけたらその方がいいに決まってるのに、クルミだけでは偏る? 自分らでちゃんと調節しているのだろう。ニンゲンは片手間だけど、この連中は命がけ。

 雪面で、ちいさなムシみたいなのが動いている。ちべたいのにどこからでてきてなんのつもり?

 8本足、ナントカグモ。


 6本足、ナントカバエ。


 展望閣前のマツの木立から飛び出して、落葉広葉樹に紛れ込んだ。こっちに気を取られているうちに、しばらくして、どこかに飛んでいった。とおもったら、おなじマツの木立からもう1羽がそっちの方角に飛び立った。すぐちかくにいたのに、またやられた。
 帰り道、♂がなんかの木の芽を食べていた。♀はどこかわかりにくいところにいるらしい。エゾライチョウ。
posted by take_it_easy at 17:30| Comment(2) | 岐登牛山

2009年02月12日

街中で見かけた生き物

 くもりのちはれのちくもり。−3.1〜−0.3℃くらい。真冬日を脱したかどうか、微妙。

 忠別川では、河川敷や中州は白いけれども、水流のあるところはほとんど結氷していないように見える。Weathernewsの天気予報によると、週末はドカ雪、週明けには最強クラスの冬将軍が襲来とか。解けて凍って足元が覚束なくなりそう。


 東神橋から、きょうの岐登牛山を遠望。


 十字路で出会い頭、というか、当方が気付いたときには、あっちはこっちを見ていた。


 ムクドリ、あっちから飛んできて、ここに留まって、そっちに飛んでいった。
 

 シメ、そっちから飛んできて、ここに留まって、あっちに飛んでいった。
posted by take_it_easy at 16:40| Comment(0) | 東川歳時記

2009年02月11日

きょうの岐登牛山

 くもり、またはうすぐもり。−16.4〜−0.2℃くらい。13時(−7.4℃)から14時(−0.2℃)にかけて急激に気温上昇。風も静穏から南の風4mにかわった。大気の境目が通過したようだ。

 スキー場では「第5回キャンモアGSL大会」が行われていた。道央・道北から老若男女(老がいらっしゃったかどうかは確認せず)196人もがエントリー。伴走付きのお子さんから、我こそはの本気の選手(がいたかどうかも確認せず)まで、けっこう大掛かりの大会のようだった。エントリー表を眺めていて、思わず噴き出した、「あるていどトンバ」チームというところから2名がエントリー、「あるていどトンバ」を名乗るところを見ると相当の自信あり?
 わたしは大回転なんてスピードの出る滑走はイヤダからチガウ場所に行く。


 競技開始前のコース整備をしているのかな。


 小学生選手(だとおもう)もいっちょまえの格好で滑降。
 

 当方は北面に行った。広葉樹の雑木林。思いっきりの小回りが必要。が、雪は柔らかい。


 ノリウツギ(サビタ)のドライフラワー
 

 ウサギがササの葉を食べていった痕。
posted by take_it_easy at 17:23| Comment(0) | 岐登牛山

2009年02月10日

きょうの岐登牛山

 はれのちくもり、−9.2〜−2.4℃くらい。

 東面のカラマツ植林地。そのなかに落葉広葉樹。幹には樹液が滲み出しており、数種の鳥たちが入れ替わり飲みに(舐めに)きた。


 ヒヨドリがへばりつく。ハシブトガラはカラマツに寄り添ったツルアジサイで順番待ち。


 このあとアカゲラがヒヨドリを追い払った。


 やっとハシブトガラの番。


 エナガは別の木で悠々と。


 下方には林道が伸びる。
posted by take_it_easy at 17:52| Comment(2) | 岐登牛山

2009年02月09日

きょうの岐登牛山

 薄曇り、のち晴れ、日中は快晴。−9.8〜−0.6℃くらい。

 天気がよいと、木々や鳥たちの姿がよく見える。鳥たちにはニンゲンの姿がよく見える、きっと。で、鳥たちの遠ざかるタイミングが早くなる。


 エゾマツ(多分)の若木を透すと、空の青さが際立った。


 このカラマツ1本に、キツツキが拘っていた。このオオアカゲラの上方にアカゲラが2羽取り付いていた。


 風一陣、枝に積もった雪を払った。オオアカゲラはびっくりしたかしなかったか、慣れっこ?


 1時間ほどあとで、同じ所を通ると、同じ所でオオアカゲラが奮闘していた。同じ個体かどうかは不明だけど。
posted by take_it_easy at 21:08| Comment(0) | 岐登牛山