稲積神社神殿跡小ピークへの登り口で、雪面に散ったシラカバの実を貪っているベニヒワがポツンと1羽。普段の距離より近づいても逃げようとせず、ただ食べていた。今は食べなければいけないというような食べ方。よくみると左の翼がすこし垂れ下がっている。さらに近づくと、渋々遠ざかり、ほとんど脚のバネで雪面から出ている小枝に跳び移った。もう少し上に行こうとするが失敗した。
ケビン群やキャンプ場あたりで、ベニヒワの大群がカラマツの松毬をつっついている。このような群れに合流できるのだろうか。

幹の暖かみで出来た雪穴に、斜面の上からずり落ちてくる雪が被さってきている。

ガガンボみたいだけれど翅が無く、こんな季節に雪の上をはいずっているようなヤツはクモガタガガンボ(ユキガガンボ?)? 成虫は水を飲むだけで何も食べないのだそうな。気温が低すぎると飲み水はないし、暑いと脱水症状になる?からこんな季節に出てくるのかい。
(枠内)這い回っているヤツにイタズラで息を吹きかけると、すぐさま死んだふりをする。

くだんのベニヒワ



きょうは全日本スキー選手権大会兼SBC(信越放送)杯のスペシャルジャンプ個人ラージヒル(HS131、KP120)があった。
昨日とはうってかわって快晴、が、風強く、安定しなかった模様。
女子(SBC杯)では
1.金井 理恵子(北野建設) 111.5 93.0 153.1pt
2.葛西 賀子(日本空調サービス) 107.0 94.0 147.3
3.小浅 星子(札幌環境サービス) 104.5 92.5 139.6
小浅選手が久しぶりに表彰台。ノーマルヒル優勝の笛木選手は4位。
男子では
1.東 輝(日本空調サービス) 132.0 137.0 273.2pt
2.梅ア 慶大(雪印) 126.0 132.5 262.8
3.細山 周作(雪印) 122.0 130.5 250.0
東選手の2本目137mはバッケンレコードタイ記録。信越放送のWEBサイトにその動画が公開されている。尻もちをつきそうな着地だった。
船木 和喜選手は1回目2位だったが結局は5位、田中 翔大選手は12位、期待の若手、渡部 弘晃選手(札幌日大高校)は堂々の6位、鈴木 翔選手(手稲スキーク)は14位、伊藤 謙司郎選手(サッポロスキッド)は17位。
昨日のノーマルヒル女子で、幻の1位の件、今朝の北海道新聞によると、全日本に出るためには県予選を通過しなければならないが、岩淵選手は参加していなかったために、出場資格がないのだとか。本人はぜんぜん気がつかなかったとか。第12回NBS杯を兼ねていたそうだから、そちらでは1位表彰されたのかもしれない。コンチネンタルカップとなんとか杯を兼ねる場合、COCに出場できない選手もいるので、リザルトは2本だされる。それと同じなのかもしれない。しかし、白馬村スキークラブの公式サイトではオフィシャルリザルトは1本しかない。きょうの男子では2本出ている。なんだか腑に落ちないけどね。