2009年02月28日

今日の岐登牛山

 はれ一時くもり。夜半から日中にかけては−6.6〜−4.2℃くらいだったが、18時には速報値で−10.3℃を示した。これから下がるのだろうか。

 きょうも暗いうちに新雪があって、山は明るかった。ときどき暗い雲が広がって、これが難敵、シャッターチャンスを奪ってゆく。
 すぐ目の前の木にオオアカゲラが来たときには、きっちり曇ってきたし、キクイタダキが遠くのカラマツに来たときもそうだった。キクイタダキはこれまでいつも常緑のマツで見かけており、落葉のマツで見るのは初めてだったのに。


 キャンプ場入り口にあるトイレ、冬季間は閉鎖。久しぶりにこちらから入山。


 カラマツにいたキクイタダキ。


 オオアカゲラは雪を蹴散す。


 高いところをオジロワシが通り過ぎていった、悠然と。 

 ノルディック世界選手権スペシャルジャンプラージヒル個人戦があった。
 追い風が強弱様々に、選手達を、コーチ達を、競技役員達を、観客達を悩ませたようだ。
 予選、日本選手では、葛西が予選組トップ、予選免除組を入れても2位、岡部、伊東、栃本も順当に予選通過。本戦はBSで生中継。
 伊東はかろうじて2本目に進めたが、あとの3選手は進めず。岡部はうまくいきそうだったが、伸ばせず、着地して、なんだか怪訝な、なんで?と言う表情だった。葛西は、飛んでいる途中、2度も板に強い追い風を感じた、なんてついてないんだろう、と、独白したらしい。上位常連組は、それなりの順位を得ていたが、納得できない結果だったようだ。けっきょく1回目は、KUETTEL(SUI)が133.5mを飛んで1位。SCHMITT(GER)が133mで2位。
 2回目は30人中20人ほどが飛んだところで、風に加えて雪が激しくなり、中断ではなく、キャンセルされた。やり直しということだ。いきなりのキャンセルってありかいな。いろいろな理由があるのだろうが、ちょっと不満に思ったことだった。で、結局1本勝負となり、 KUETTEL(SUI)が優勝。 ついにAMMANN(SUI)より上位にいった。だけれども、上位は、順序に「異変」はあるものの、顔ぶれはあまり変わらず、強いヤツはやっぱり強いなあ。2本目、続けていれば、この様子もだいぶ違ったかもしれない。
 今日から明日にかけては団体戦、公平かつ平穏な条件に恵まれますように。
posted by take_it_easy at 19:04| Comment(0) | 岐登牛山+スキージャンプ

2009年02月27日

今日の岐登牛山

 はれのちくもり、のちゆき。−6.0〜+0.2℃くらい。

 スキー場では学校のスキー授業も終わったようで、閑散としている。
 暗いうちに降った柔らかくふわふわな雪がうっすらと雪面を覆って、息を吹きかけると、ふわっと舞い上がる。


 展望閣への途中にあるあずまや。一度固まった雪道がすっかりゆるんで、潜る。


 林間に紛れ込んでいるシラカバは、明るい日にはますます明るい。


 鳥たちはほとんどがお留守のようだった。やっとこのハシブトガラが写ってくれた。

 夜半に行われる予定だったノルディック世界選手権スペシャルジャンプラージヒル個人戦の予選は、どうやら強風のために途中でキャンセルされた。今日の深夜(日本時間)に、試技をしないで予選をするのだとおもうが、さて、お天気はどうだろうか。
posted by take_it_easy at 18:27| Comment(0) | 岐登牛山+スキージャンプ

2009年02月26日

神楽岡公園

 ゆき、くもり、はれ、くもり。−8.0〜−3.0℃くらい。

 きょうはマイカーの法定点検の日。車を預けて、たらたらと神楽岡公園まで。忠別川にかかるツインハープ橋をわたり、プラタナスの並木(もちろん裸木)をくぐり、公園内の歩くスキーコースをスキーなしで歩いて、緑の相談所まで。かえりは上川神社の横に立ち寄り、公園内を縦断し、忠別川にかかる大正橋のたもとを経由。車を取りに戻ったら、点検は終わっていた。洗車してくれたので、見違えるようになった。


 岐登牛山にはあまり太い木はないけれど、ここにはけっこう大きな木がある。緑の相談所にはフクロウの写真があった、確かにいそうな雰囲気はある。


 ヨーロッパトウヒの葉。岐登牛山にも似た木があり、なんだか判らなかったが、ひょっとしたら、これと同じ樹種かもしれない。


 大正橋南西詰めの小公園に建つブロンズ像、なんだか素敵なので撮ってみた。作品は腰掛けている全身像だが。

 ノルディック世界選手権、ラージヒル個人戦はいよいよ明日深夜に予選が始まる。出場する日本代表は岡部、葛西、伊東、栃本に決まったようだ。残念ながら湯本は休憩。昨日から今日にかけての深夜、公式練習があり、岡部、葛西、伊東は125mをとび、6位の飛距離だった。栃本は121.5m、湯本は118m。AMMANNやMORGENSTERNは相変わらず130mを超えているし、SCHLIERENZAUERやLOITZLなどの強豪は参加しなかったようだ。競演がたのしみ。
posted by take_it_easy at 17:53| Comment(0) | 旭川界隈

2009年02月25日

きょう一日

 暗いくもり、いちじ雪、夕方になって晴れ。−3.4〜+1.3℃くらい。これ(17時)から下がりそう。

 積雪がゆるみ、あちこちで排雪作業が進む。
 きょう一日、岐登牛山は遠かった。


 雪を満載したダンプカーが行き交う中心街。東橋付近から。


 忠別川近くにあるConsafield、コンサドーレ旭川U-15の本拠地は雪の下。


 17時
posted by take_it_easy at 17:24| Comment(0) | 東川歳時記

2009年02月24日

きょうの岐登牛山

 薄曇り、一時晴のちくもり。昼前後にはやや風強し。−8.7〜−0.7℃くらい。


 この木立、いつもみかけるのだが、きょう始めてファインダーでとらえてみた。やはり、予想通り、うまくはいかぬ。きょうは他になし、です。ハンノキ?
posted by take_it_easy at 17:48| Comment(2) | 岐登牛山

2009年02月23日

きょうの岐登牛山

 雲が全天を覆いそうなときもあったが、ほぼ晴れ〜快晴。−14.6〜−5.6℃くらい。日差しは春、動くと暑いくらい。

 山の東面で新雪を楽しんでいると、下の方から吠える声が聞こえた。カラマツ植林地の木の間越しに目を凝らすと、遠くで2頭が見え隠れする。何回かシャッターを切って、それから、静かに滑っていった。近づいていったつもりなんだけど、どうやら遠ざけられてしまったようだった。




 キクイタダキ♂

キタキツネの出会い
posted by take_it_easy at 17:03| Comment(2) | 岐登牛山

2009年02月22日

街灯+ノルディック世界選手権

 曇ったり晴れたり、雪が降ったり。−8.5から−1.6℃くらい。

 「写真の町」東川町文化ギャラリーで、林 明輝写真展「大きな自然 大雪山/森の瞬間」が開かれ、きょうは、ご本人による作品解説があるというので行ってきた。取材時に同行したガイド氏とのトークショーもある予定だったが、東京からの飛行機延着で、その代わりに、ガイド氏による大雪山の紹介があった。そのうち写真家ご本人が登場し、作品解説がおこなわれた。撮影への情熱にも感心したが、ご自分の作品に対する意気込みというか、解説は大変熱心なものであった。

 文化ギャラリー前の道路にある街灯に小鳥や小さなけものたちの模型が飾られている。それを撮ってみた。
 行きがけには晴れていたが、帰りには雪降りだった。


 市街からいちばん外れにある「アカゲラ」


 「アカゲラ」が留まっている街灯。


 文化ギャラリー入り口には「コマドリ」。大雪山にはいるのだろうが、未見。
 この文化ギャラリー、一年中何らかの写真展を開催している。入館料100円はありがたい。


 




 このほかに、シジュウカラやヒガラ、イワツバメ、エゾシマリスなどがいる。

 さて、夜半、ノルディック世界選手権のスペシャルジャンプノーマルヒル男子があった。NHK-BSで生中継があった。
 (一昨年の札幌大会ではほとんど中継されなかったことから見れば雲泥の差。そのうち再放送もある。)
 1本目、岡部が98mを飛んでガッツポーズ、だがしかし、ラージかフライイングヒルで競い合うWCでの強豪は、ノーマルヒルでも強かった。

1 LOITZL Wolfgang(AUT)          103.5m 99.0m  282.0pt
2 SCHLIERENZAUER Gregor(AUT)     102.0  99.0   275.0
3 AMMANN Simon(SUI)           102.0  99.5   274.5

14 OKABE Takanobu(JPN)          98.0  92.0   251.0
22 ITO Daiki (JPN)               95.5  90.5   237.5
30 KASAI Noriaki(JPN)            96.0  83.0   218.5
39 YUMOTO Fumihisa(JPN)         91.0    -   114.5

 MORGENSTERN(AUT) は2本とも 101.5mを飛んだが、着地後スキーの内側がひっかかって転倒。飛型もすばらしく、それがなければ 1位になっていただろう。
 日本勢は、2本目での風向きがあまりよろしくなく、葛西の時は特に悪く、順位を落とした。世界のトップジャンパーの強さが目立ったなあ。湯本は2本目に進めなかったが、悪いなりにもK点越えはしているので、希望はありそうだ。
 ラージ、団体の代表は誰になるのか、湯本か栃本か、さて。

 第33回全道スポーツ少年団ジャンプ大会が札幌市荒井山シャンツェ(K=55mおよびK=25m)であったはず。どうなったろう。
posted by take_it_easy at 20:50| Comment(2) | 東川歳時記