2009年01月31日

FIS World Cup Ski Jumping in Sapporo 2009_19th

 きょうは大倉山でスキージャンプのワールドカップ第19戦がおこなわれた。その速報。

 強い風が向かいから吹いたり、背中から吹いたり、止んだり、サッツのスピードが86km/h前後に抑えられ、たいへん難しい条件だった。けれども、上位には総合成績の上位選手が実力どおりにそろってきた。5位にはいった渡瀬選手の2本目はもったいなかった。力が入っちゃったな。岡部はどうしたんだろう、サッツが左右アンバランスに見えた。

1 SCHLIERENZAUER Gregor 1990 AUT  133.0 120.5  253.3
2 MORGENSTERN Thomas  1986 AUT   112.0 123.5  216.9
3 LOITZL Wolfgang      1980 AUT   112.0 119.5 211.2
4 KEITURI Kalle         1984 FIN   127.0  96.5 193.3
5 WATASE Yuta        1982 JPN   121.5   99.0 187.9
6 LJOEKELSOEY Roar     1976 NOR  116.0 104.0  186.5
7 AMMANN Simon       1981 SUI  107.5  111.5 185.7
8 ITO Daiki             1985 JPN   109.0 110.5 185.6
9 KUETTEL Andreas      1979 SUI  104.5 114.0 183.8
10 HULA Stefan         1986 POL   111.5 106.0 180.5
11 NEUMAYER Michael    1979 GER  118.0 102.5 180.4
12 OKABE Takanobu     1970 JPN   103.5 109.5 172.9
13 STOCH Kamil         1987 POL  102.0 108.5 165.9
14 KOCH Martin         1982 AUT  107.5  98.5 159.3
15 YUMOTO Fumihisa     1984 JPN   105.5 102.5 158.9


 シュリーレンツァウアー選手の2本目


 オーストリア勢強し。


 湯本選手が表彰式のときに観客の中に混じってきた。15位でポイントゲットは暗くない。


 競技終了時の大通り公園、大倉山観覧席から。

 明日は朝から第20戦。
 今日(31日)は、世界選手権代表が発表される日、どうなったろうか。
posted by take_it_easy at 23:46| Comment(0) | スキージャンプ

2009年01月30日

きょうの岐登牛山

 晴れ、−9.4(20時)〜−1.2℃(1時)くらい。夜中からじわじわと気温は低下。

 夜中に降ったベタ雪が木々の梢にくっついて、いい感じ。


 光がやわらかくて、いい感じ。


 花霞みのような、雪霞みがいい感じ。


 或るねぐらでごそごそしていた。何か丸めたような物を咥えて下りてきて、どこかに走り去った。写真を見ると巣材のようだ。引っ越し?


 あっちから走ってきて、わたしに気付いたのか、いっしゅん立ち止まった。


 大きく伸びをしようとしている。アカゲラ♀


 いよいよあすからジャンプワールドカップ札幌大会。
 スタートリストには、総合成績上位5人のうち目下4位のSCHMITT Martin(GER)以外の4人もの名前がある。
 SCHLIERENZAUER Gregor(AUT)
 AMMANN Simon(SUI)
 LOITZL Wolfgang(AUT)
 MORGENSTERN Thomas(AUT)
 彼らのジャンプがどんなものなのか、しっかり見てみたい。

 大倉山男のLJOEKELSOEY Roar(NOR)の名前もある。

 日本人選手ではインフルエンザでダウンの葛西紀明の欠場は残念だが、きょうの試技1本目では船木選手がトップだったとか、岡部や湯本、伊東をはじめ、
葛西のかわりの梅崎慶大(雪印)を含め13人はどれくらいの水準を見せてくれるのか。
 上位陣の顔ぶれを見ると、助走スピードはかなり抑えられるだろう、天気予報では北寄りの風が強そう、大変難しいコンディションになりそう。
posted by take_it_easy at 20:43| Comment(2) | 岐登牛山+スキージャンプ

2009年01月29日

今日の岐登牛山

 くもり、−3.3〜+4.0℃くらい。

 きょうは、岐登牛山の東北面に行った。気温が高くなって、雪が濡れ始めていた。それでも林道から脇に逸れた作業道はシールもよく効き、くだりもほどよい傾斜、林道に戻ってからは、多少の往生。


 林道入り口から。山頂は右の方。


 ハシボソガラス、なかのいいことで。
 

 ヤマガラ、こちらをのぞいているように見えるけれども、そんなわけはないさ。


 ヒガラはマツがお好き。
posted by take_it_easy at 17:46| Comment(3) | 岐登牛山

2009年01月28日

中鶴根山

 曇りのち晴れのち快晴、−10.6〜−2.0℃くらい。

 きょうは中鶴根山(678m、標高差250mくらい、距離1,500mほど)を再訪。だんだん天気は好転し、快調。表面10cmほどは新雪、その下はグサグサで重かった。


 頂上は木立の中


 エゾマツの上部に陽が当たった。


 ゴジュウカラが誇らしげに何かを咥えている。


 年季の入ったアカミヤドリギ


 あまりに天気がいいので、帰りに岐登牛山の麓に立ち寄った。ケビン群とキャンプ場との境あたりで見た鳥たち。 

 ベニヒワ♀


 マヒワ♀


 エナガ(シマエナガ)♂♀不明


 今週末に大倉山で開催されるスキージャンプワールドカップ札幌大会に出場する日本代表選手の顔ぶれが決まったらしい。

クォータ出場選手(7名)
 葛西紀明(土屋ホーム)、竹内 択 (北野建設)、栃本翔平(雪印)、伊東大貴(サッポロスキッド)、湯本史寿(東京美装)、渡瀬雄太(雪印)、岡部孝信(雪印)
開催国出場枠出場選手(6名)
 東  輝(日本空調サービス)、船木和喜(フィットスキー)、小山内佳彦(東京美装)、吉岡和也(土屋ホーム)、坂野幸夫(雪印)、山田大起(北野建設)

 クォータ出場選手は、岡部選手を含むWC転戦組。
 開催国出場枠出場選手には、東、船木、坂野のベテラン選手も選ばれた。若手偏重が続いていたが、SAJもついに折れたか。今シーズンの活躍振りからするとほぼ順当な選考のような気がする。しかし、ひとつだけ、田中翔大選手(プライススキークラブ)が漏れたのは意外。

 うわさでは、外国の一線級も相当数が参戦する模様。目を見張るジャンプに目を見張ることでしょう、きっと。
posted by take_it_easy at 18:58| Comment(2) | 東川近郊の低山

2009年01月27日

今日の岐登牛山

 晴れたり曇ったり、−12.9〜−6.0℃くらい。

 久しぶりにエゾリスの姿を見なかった。新しい足跡はあるので、たまたま見なかっただけ。


 つい先ほどまではよく晴れていたのに、だんだんと薄雲が湧いてきた。


 アカゲラ、飛び立つ。


 山裾の水の流れは未だ凍らず。


 独り言のように鳴き、木をよじ登る、小走りに。キバシリ。
posted by take_it_easy at 17:06| Comment(0) | 岐登牛山

2009年01月26日

今日の岐登牛山

 雪が降ったり止んだり、日が射したり翳ったり。−17.7〜−5.7℃くらい。

 日が射したタイミングで、ベニヒワとマヒワの混群が低いところでカラマツの実を貪っているところに出くわした。これまでにも大群が高い梢のてっぺん付近に集まっているのはよく見かけたが、決まって曇天だった。しかしまあ、よく動き回ること。(「岐登牛山彩々」に画像を多数up)
 山の東面は、ゆるんで凍って、その上に新雪が乗って、シールを着けて歩くのは大変快調、シールをはずして滑るのはすこぶる不調。


 東面に柔らかい冬の日差し


 ベニヒワ♂


 ベニヒワ♀


 マヒワ♂


 点描されたかのようなナントカマツ


 日本時間の今朝、スキージャンプWC第18戦バンクーバー大会があった。

 Schlierenzauer (AUT)がすごい。149.0mはウィスラーのバッケンレコードだって。去年のWC札幌大会で見たMorgenstern (AUT)もすごかったが、今週末からのWC札幌大会では彼が主役か。
 葛西選手も岡部選手もよくやっているようだが、なかなか届かない。第17戦は多少風が気まぐれに上位選手を味方したそうだが。伊東選手はけっこうコンスタントにポイントを稼いでいる。栃本選手や湯本選手も慣れない台で大変なことだろう。週末は慣れた大倉山、さて、どんなことに。
 
1. Gregor Schlierenzauer (AUT)      137.5m  149.0m   293.2
2. Thomas Morgenstern (AUT)      140.5m  141.0m   291.7
3. Ville Larinto (FIN)             137.0m  149.0m   272.3
12. 葛西紀明 (土屋ホーム)         129.5m  125.0m   238.6
13. 岡部孝信 (雪印)             131.0m  125.5m   236.7
21. 渡瀬雄太 (雪印)             118.5m  131.5m   224.5
26. 伊東大貴 (サッポロスキッド)      118.5m  121.0m   204.6
38. 栃本翔平 (雪印)             113.0m          87.4
42. 湯本史寿 (東京美装)          110.0m          78.0
posted by take_it_easy at 18:37| Comment(2) | 岐登牛山+スキージャンプ

2009年01月25日

今日の岐登牛山

 吹雪いたり止んだり、午後は曇り。−12.3〜−6.2℃くらい。
 降雪の中、展望閣からの下りの道で、スノーシューで南端展望台までというおふたりに出会った。温泉近くの除雪終点から登ってこられて、鳥の声が聞こえない、と嘆いておられた。キャンプ場やケビン群のあたりにいろいろといますよとお教えしておいた。
 最近、ケビン群に餌台が設えられた、ことに気がついた。クルミ、ドングリ、ヒマワリ、ダイスがはいってる。カラの類が来たり去ったり。撮りやすいが、なんだかおもしろくない。


 今朝のキャンプ場は雪の中。


 そのなかをエゾリスが走る。


 今朝のケビン群。


 今朝の稲積神社神殿跡小ピークからの展望。


 近くに来たが、目玉くっきりとは行かなかった。ヒガラ。

バンクーバーで行われたスキージャンプワールドカップ第17戦
ウィスラーのラージヒル HS140、 K125

1. Gregor Schlierenzauer (AUT)    142.0m  139.5m  289.2
2. Wolfgang Loitzl (AUT)       136.5m  135.5m  274.1
3. Matti Hautamaeki (FIN)       136.5m  135.5m  270.6
9. 葛西紀明 (土屋ホーム)         132.0m  132.0m  254.7
17. 岡部孝信 (雪印)           128.0m  125.5m  231.3
18. 湯本史寿 (東京美装)      129.0m   123.5m  229.5
24. 伊東大貴 (サッポロスキッド)      125.5m   119.5m  215.0

 葛西選手好調維持。岡部選手、復帰戦でポイントゲットは立派。湯本、伊東選手もポイント獲得。今日(日本時間明朝)の第18戦も期待。けれど、Schlierenzauerとの差は大きいかな。壁は厚く高いなあ。
 栃本選手(雪印)と渡瀬選手(雪印)は2本目にすすめなかった。ざんねん。
posted by take_it_easy at 19:20| Comment(6) | 岐登牛山+スキージャンプ