9時半頃、大粒のあられが激しく降り注ぎ、そして雪に変わった。ササや木の葉、径に散り敷く落ち葉の上に白く積もった。まもなく空は割れ、日が差して、溶けてきた。
16時の気温は1.1℃、いまのところこれが最低。最高は11時頃に5.5℃くらい。

キャンプ場ではまだ日が差していた。ハシブトガラがオオハンゴンソウの実をついばんで、近くの木の枝に移ろうとしている。

キャンプ場を抜けてレストハウスにさしかかるころ、雪雲が近づいてきた。あられが降り始めた。

レストハウスの前で、沢山いたテントウムシやカメムシはほとんどいなくなり、何かの都合で残ってしまった僅かの個体が、あられに打たれていた。

雪に変わった。初雪だ。

稲積神社神殿跡小ピークへの径、正面に赤みの残っているナツハゼ。

そのナツハゼのところでは日が差し始めた。レストハウスから20分くらいの間に空は乱れ、飛び散ったのだ。

展望閣を覆っていたシートが取り外された。

頂上への径、雪は溶け始めている。このあと、まもなく、ふたたび、空は暗くなってきた。