音江連山はなんどか来ている。無名山からネマガリダケを掻き分けながらイルムケップ山864mにも行った。だけど、無名山から見る音江山は道があるようなないような、ネマガリがひどそうで、避けてきた。
ある山岳ガイドさんのHPにそこへの簡単な山行報告があった。歩けるようになったらしい。
おかげさまで晩秋のしずかな山歩ができた。

音江山と音江連山との分岐点にある道標。音江山への案内は切り取られている。
登山口にある音江連山登山コース案内図では、分岐点から音江山への道は記入されていない。
どうやら音江山は音江連山には含められていないようだ、案内図の署名は深川市教育委員会。

分岐点から音江山に向かう道。ネマガリは広く刈り分けられ、古くからの踏み跡もしっかり残っている。大変歩きやすい。おもしろくないくらいに。

頂上には一等三角点の標石がある。少し離れたヤブの中にこんな看板が遠慮がちにあった。無名山や沖里河山、イルムケップ山には立派すぎるくらいの標識がある。
地形図には頂上を通り抜ける道が記されている。その踏み跡らしきものがネマガリの中に続いていた。どこまで続くかはしらない。

音江山からの降り道で、ひと抱えでは足りないと思われるダケカンバの幹にへばりつくツタウルシとカメノコテントウ。

音江山、無名山から

右奥にイルムケップ山 、無名山から。イルムケップ山への入り口は以前よりも塞がっていた。

石狩川のむこうに深川市街、無名山から

沖里河山の斜面、無名山から

沖里河山からの降り、イルムケップスカイラインの温泉側半分。車も通らず、晩秋の散歩にはたいへん気持ちよい。
イルムケップスカイラインとはいうけれど、イルムケップ山は通らない。

沖里河温泉鳩ノ湯(廃墟)の前を流れる待合川にいたカワガラス