2008年10月11日

今日の岐登牛山 雨

 雨時々強い雨のちくもり、夜中(午前1時に15℃、それから下がり続けて、19時には8.3℃。

 きょうは雨の中を急ぎ足で登って降りた。そうすると、途中、ムシはいっさい目に入らない。探しながら歩いても、きょうなら同じかもしれないけれど。
 夜半の風と雨で、落ち葉はだいぶ暑くなり、木々は寒そう。
 北端展望台から見ると、スキー場のロッキーコースで草刈りをしていた。今シーズンも営業してくれそう。


 キャンプ場を抜け、レストハウスの辺りで土砂降りに遭ってしまった。近くのあずまやで雨宿り。


 カラフルな落ち葉の中で、ツルリンドウの緑が鮮やか。


 刈り込まれてどないかなったか、オオタチツボスミレ?が咲いていた。展望閣前広場で。


 右側のヤマザクラは裸になった。


 南端展望台からのながめ、東川市街方面はきょうは暗い。


 落ち葉散り敷く頂上への道


 ツルウメモドキ、巻き付かれていたものがどないかしたんだろうか。


 キャンプ場から駐車場に降りる階段で、ちっちゃい丸いムシを見つけた。キヌゲマルトゲムシという体長4mmくらいのコウチュウ。成虫は、普段はエサになるスギゴケの中やその近くの石の下などにいるそうで、小さいし、あまりお目にかかることもないかもしれない。なんでこんなところにいるんだろう。
 上翅は何色かの伏毛で覆われているらしいが、この個体は上の方が禿げてしまったようだ。
posted by take_it_easy at 20:34| Comment(2) | 岐登牛山

2008年10月10日

今日の岐登牛山 彩り

はれのちくもり、9〜19℃。

岐登牛山も、周りの山や森や畑に歩調を合わせて、紅葉がどんどん進む。
色とりどりに。
キャンプ場近くはけばけばしくはなく、穏やかな色合い。


 キャンプ場内から外に向かって。




 イタヤカエデ、だいぶ茶色くなった枯葉が目立つようになっている。


 オオツリバナ、これからどんな色に。


 ハクウンボク、これからどんな色に。
posted by take_it_easy at 20:55| Comment(4) | 岐登牛山

2008年10月09日

オオモンシロチョウとモンシロチョウの幼虫

 朝の内は曇り、後はほとんど雨。6〜13.5℃。
 きょうはほぼ沈殿。

 近くのダイコン畑(家庭菜園)でオオモンシロチョウとモンシロチョウの幼虫がダイコンの葉を囓っていた。
 オオモンシロチョウの幼虫は、卵が1箇所にまとめて産みつけられるからかか、1株のダイコンに集中していた。このあと、淘汰し合い、あるいは分散するのか、オオモンシロチョウのほうが活発に動いていた、でも近くに食草があるとは限らない。食べ尽くす前に蛹化できるのか。
 一方、モンシロチョウは1個ずつ、あちこちに産卵されるから、わりと優雅に食事をしているように見える。
 一見、共存しているように見えるが、このあと何も起こらないのだろうか。
 食べる量や発育の速度はどうなんだろうか。食草以外に、生き延びるためには、鳥や寄生蜂、ニンゲンの指など、いろんな障害があり、さて、どちらが有利なんだろう。
 雨が降ってきて、オオモンシロチョウは葉陰に隠れ、モンシロチョウは葉の主脈にへばりついている。おおむね。
 雨の日、ややこしいことを考えてしまった。それがどうしたの、が、関の山。


 オオモンシロチョウ


 モンシロチョウ

posted by take_it_easy at 17:41| Comment(2) | 東川歳時記

2008年10月08日

東神楽森林公園

 くもりのちはれ、7.5〜16.5℃くらい。
 往きは曇り、還りは晴れ。歩いていると汗ばむ。着ていたヤッケを脱ぎ捨てるほど。

 忠別川堤防上は、曇っていると、アスファルトが保護色になる虫たち(ハネナシサシガメ、キベリヘリカメムシ、エゾエンマコオロギなど)がうごめき、晴れてくると、この連中は多分草むらに隠れ、入れ替わってトノサマバッタとアキアカネが歩く邪魔をする。
 見えなかった山並みが徐々に見えるようになり、帰り着く頃には大雪の稜線はくっきり。
 東神楽遊水池は周りの紅葉が映えて明るい。
 雪虫が出るようになった。


 往き、忠別川左岸のサイクリングロードを上流方面に辿る。景色はくすんで、山は雲の中。


 森林公園内のサイクリングロード。陽が差すようになった。この道は濡れていると滑るから気をつける。


 東神楽遊水池にいたニジマス? 体長は70cmくらいはあるように見えた。
 

 東神楽遊水池に映える紅葉。マガモなどが羽休め。


 大雪山が見えてきた。


 往きのサイクリングロード上で、エゾエンマコオロギ♂。眉のような紋様が、エンマコオロギに比べると小さいのだとか。なるほど、岐登牛山で見たやつはその紋様が長かった。
posted by take_it_easy at 20:31| Comment(2) | 東神楽町

2008年10月07日

今日の岐登牛山

 曇り一時晴、8.5〜14.5℃くらい。しのぎやすい気温。

 山の紅葉はぐんぐんと進む。町中の木々も同じように色付く。
 山の道は散り敷く落ち葉でカラフル。
 数種のカメムシがじっとしていたり、動き回っていたり。1本のツツジではテントウムシ(ナミテントウ)が展示会のようだった、いろんな模様の。越冬予定の成虫がけっこう出歩いている。


 展望閣付近のハウチワカエデが明るい。


 屋根の葺き替えをしているように見える。


 トホシカメムシ、ヤマウルシの赤に染まる。


 エゾアオカメムシは冬が近づいて、茶色っぽくなってきた。
 

 何頭ものミヤマツノカメムシが、レストハウスの階段のところのコンクリート製石垣の隙間に潜り込もうとしていた。潜り込んだ後、そのまま出てこなかったのかどうだかは確認せず。
posted by take_it_easy at 21:19| Comment(2) | 岐登牛山

2008年10月06日

旭岳温泉から姿見へ

 快晴のち晴のちうす曇りのち晴

 旭岳温泉から天女が原経由で姿見へ。
 姿見園地に着くまでは、道の雪はほとんど消えていて、歩行には全く邪魔にならなかった。園地から奥は銀世界。園地から裾合い方面は脚に力が必要。
裾合平への途中で引き返した。
 まだまだ観光ツアーのニンゲンが多く、監視員やガイド連中は気が抜けない。
 先日事故のあった空沢へは、入り込めないようにロープを張ってあった。


 出足はこんなお天気


 第一天女が原から仰ぐ
 

 ミヤマリンドウ、これから咲く気? 帰りには咲いているかと期待したが、見逃した。
 

 ロープウェイ姿見駅のすぐ前で。このあと、観光客に大サービス。もちろんサービスしているわけではなく、ただただ食べるだけ。ガンコウランの実を探しているようだった。


 雪上のコヒオドシ、まぶしいのか、上手く飛び立てず、すぐに墜落。近くにいたカメムシやハバチも同じように苦労していた。


 昼前にはまだこんなお天気。


 雪上のセグロベニモンツノカメムシ


 昼過ぎには巻積雲が拡がり始めた。


 数羽で群れていた。カヤクグリ。
 

 第二 天女が原を俯瞰する。日は翳っている。
posted by take_it_easy at 21:10| Comment(2) | 大雪山

2008年10月05日

硫黄沢から望岳台へ

晴れのち曇り、6〜15℃。

 白金温泉街から、硫黄沢に沿って延びる遊歩道(前半はウグイス谷)を通って望岳台へ、帰りは旧スキーツアーコースになっていた白金コースを辿った。
 登りの道は、途中、ガスると不安になりそうなところもあるが、全体に充分なだらかな道、ウグイス谷は林間の道、途中、防災工事用道路を辿り、上部は十勝岳の裾らしい溶岩の道。降りの道は、古くに広く切り開かれた道なので、道幅の半分はササが生い茂り、周囲はシラカバの若木が覆う。あまりに単調、車道に近いので、騒音が近くを走る。ので、安心感はある。


 ウグイス谷の道


 あちこちにこのような施設がある。防災用の工作物だということはわかる。埋設型治山ダムと言うそうで、この敷き詰められた木の下にはコンクリートダムが隠されている。隠されているわけではないけど。泥流被害を低減できるらしい。種子の定着を損なわず、動物の移動も妨げないのだとか。


 望岳台に近づいて、十勝岳山頂方面


 美瑛岳方面


 白金コースの道、ずっとこんな道


 イブキヒメギスとクロスズメバチの一種が接近遭遇。このあと、イブキヒメギスが襲いかかり、クロスズメバチは慌てて逃げた。


 白金コースのササ藪のあちこちで、ウグイスの地鳴きが聞こえる。温泉街に近づく頃にやっと姿を見せる個体がいた。
posted by take_it_easy at 20:20| Comment(2) | 大雪山以外の山