2008年10月18日

今日の岐登牛山

雷鳴と強雨のちくもり、10〜15℃のあいだ、夕方、暗くなって10℃を下回るようになっている。
朝の雷鳴は近かった。光った次の瞬間轟いた。
この強い雨で、落ちようとしていた葉っぱは落ちたろう。


 午後、空は暗いが、林の中はだいぶ明るくなった。


 エゾリス、木から木へ駆け抜ける。


 カラマツで松ぼっくりを食べるもう1頭のエゾリス。耳の毛が夏場より少し長くなった。
 

 レストハウスのガラス戸に張られたオニグモの巣でオニグモとスコットカメムシとの戦いが始まる。が、オニグモはスコットカメムシを好まないようだ。(スコットカメムシはオニグモに好まれていないようだ。) このあと、オニグモはちょっと触っただけで離れていった。
posted by take_it_easy at 19:59| Comment(2) | 岐登牛山

2008年10月17日

ついに氷点下、越冬場所に集まる虫たち

 晴れ、今朝は冷え込み、とうとう氷点下(マイナス1.2℃)。日中は15℃を超え、あたたかかった。

 岐登牛山では、キトウシ温泉の建物や周辺の草や木の葉に数種のカメムシやテントウムシが集まってきた。こんなにたくさん、どこから集まってくるのか、夏の間はどこにいたのか、どうしてここが判るのか、みんながみんな、この場所を探し当てるのかどうだかはわからぬが、すごい能力だとおもう。


 マダラナガカメムシ、いっぱいいる。


 キバラヘリカメムシ、まだ少し。


 スコットカメムシ、いっぱいいる。春先にこの場所でいちど1頭みただけ、夏の間は一度もお目にかからず。
 沖里河温泉鳩ノ湯(廃屋)の建物と周辺の草にはおびただしい数がいた。駐車していた車のボディーにも、ドアを開けて閉めたらその中にも。


 ナミテントウ(テントウムシ)、いろんな紋様のヤツがたくさん。


 ミヤマツノカメムシ、数日前にはたくさんいたが、どこかに潜り込んだのか、いまは数頭。


 ヨツモンカメムシ、何頭もいる。
posted by take_it_easy at 20:39| Comment(2) | 岐登牛山

2008年10月16日

今日の岐登牛山

晴れ、5〜14.5℃、さわやか。

秋深まる。




 森が明るくなってきて、小鳥たちは身を曝さなければならぬ。ゴジュウカラ。


 5月半ばの盛りの時に刈り取られた。それからも公園管理の都合で何回か刈り取られたはず。そして、いま再び開花。結実に間に合うのだろうか。今頃咲くのは得策ではないような気がするが。オドリコソウ。
 

 端正な葉並び、カツラ。
 

 真っ赤と真っ黒、ナツハゼ。


 ジッジッと地鳴きが聞こえるとジッとまつ、すると、ヤブの端に出てくることもある。ウグイス。
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2008年10月15日

天人峡〜ひょうたん沼

晴れ、麓のアメダスでは、7.5〜19℃くらい。日差しは強く、暑いくらい。

 天人峡温泉街から柱状節理の崖の切れ目に上手に開かれた径を登ってひょうたん沼へ。ほぼ草刈りが入り、大変歩きやすかった。前回(数年前)は草が覆い被さって、朝露でびしょびしょになった。今回は、普通に歩けば何も問題がない。よそ見をしながら歩くと、それはどこでも危険だが、ここではだいぶ危険。なんたってあの崖をきわめて上手に縫うように径があるのだから。崩落防止の金網を支えるワイヤーがあり、これには躓いてはいけない。


 今朝の大雪山、忠別湖左岸から


 崖のなかの径、落ち葉で隠されているから解りにくいが、ナマの目ならはっきり判る。が落ち葉の下に何があるか、これは気をつけて歩かなければ悲劇が待っているかもしれない。


 対岸の岩峰、羽衣岩とかなんとかそんな名前が付いているかも。
 

 ひょうたん沼から見上げる旭岳。
 

 登り切ったところにある峡谷台から忠別川源流部が見渡せる。あの滝は敷島の滝。


 降りで気がついた、下から1km地点にある道標。トドマツがくわえ込んでいる。登りでは見えにくい。ほぼ気付かない。


 少しだけ体力が残っていたので、羽衣の滝園地まで。途中、ミヤマツノカメムシが土砂崩れから遊歩道を守る石組みのなかに入り込もうとしていた。そして入り込んだ。


 オオイタドリハムシがわりと活発に動いていた。なんでいまごろこんなところで?



 登山口にあたる天人峡神社横にある道標。
 これ本気で書いてるのかな。
  

 登りにかかるところ(天人閣うら)にある注意書き、通せんぼをしてある。これに似たものが敷島の滝への入り口にもある。
 これを見た旭川から来た山装束のご婦人は、どちらも断念されて、帰られた。上の表示を見てお手軽だと思われたらしい。2.5kmを1時間で歩ける軽登山コース。
 この両者の落差は大きい。安易に入り込むのは止めた方がよいと思うが、もうすこし書きようがあるのではないだろうかとおもう。
posted by take_it_easy at 19:35| Comment(2) | 大雪山

2008年10月14日

今日の岐登牛山

 晴れ、12.5〜20.5℃、久しぶりに20℃を超え、暖かそうな一日。風が強くて、暖かくはなかったが、駐車場に停めた車の中は50℃超。
 きのうまで動きの鈍かった越冬前の虫たちは、体が温まって、敏捷。
 紅葉も進み、落葉も進む。


 キャンプ場に散り敷く落ち葉


 キャンプ場奥の階段にも。


 私称鯉の池に金魚。どこから来たの?


 ミヤマガマズミ、たいへん苦いそうで、残念。
 

 コガタスズメバチ、終息したかと期待したが、そんなことはなかった。


 ミヤマフキバッタ、まだ艶やかだねぇ。


 スキー場メープルコース(手前)とマーモットコースを隔てる山の色合い。遠く、右半分が旭山。三角点が右端の一番高いところにある。
posted by take_it_easy at 20:19| Comment(2) | 岐登牛山

2008年10月13日

音江山

 沖里河温泉(廃墟、標高280m)から剣山529m、音江山795m、音江連山(無名山804m、沖里河山802m)を経て、イルムケップスカイライン(名ばかり立派ながたがた林道)を通って一回りしてきた。
 音江連山はなんどか来ている。無名山からネマガリダケを掻き分けながらイルムケップ山864mにも行った。だけど、無名山から見る音江山は道があるようなないような、ネマガリがひどそうで、避けてきた。
 ある山岳ガイドさんのHPにそこへの簡単な山行報告があった。歩けるようになったらしい。
 おかげさまで晩秋のしずかな山歩ができた。


 音江山と音江連山との分岐点にある道標。音江山への案内は切り取られている。
 登山口にある音江連山登山コース案内図では、分岐点から音江山への道は記入されていない。
 どうやら音江山は音江連山には含められていないようだ、案内図の署名は深川市教育委員会。


 分岐点から音江山に向かう道。ネマガリは広く刈り分けられ、古くからの踏み跡もしっかり残っている。大変歩きやすい。おもしろくないくらいに。


 頂上には一等三角点の標石がある。少し離れたヤブの中にこんな看板が遠慮がちにあった。無名山や沖里河山、イルムケップ山には立派すぎるくらいの標識がある。
 地形図には頂上を通り抜ける道が記されている。その踏み跡らしきものがネマガリの中に続いていた。どこまで続くかはしらない。


 音江山からの降り道で、ひと抱えでは足りないと思われるダケカンバの幹にへばりつくツタウルシとカメノコテントウ。
  

 音江山、無名山から


 右奥にイルムケップ山 、無名山から。イルムケップ山への入り口は以前よりも塞がっていた。


 石狩川のむこうに深川市街、無名山から


 沖里河山の斜面、無名山から
 

 沖里河山からの降り、イルムケップスカイラインの温泉側半分。車も通らず、晩秋の散歩にはたいへん気持ちよい。
 イルムケップスカイラインとはいうけれど、イルムケップ山は通らない。


 沖里河温泉鳩ノ湯(廃墟)の前を流れる待合川にいたカワガラス
posted by take_it_easy at 21:13| Comment(6) | 大雪山以外の山

2008年10月12日

今日の岐登牛山

曇り、6.5〜12.5℃くらい。はっきりしないお天気。

葉が落ちて、道は新しい落ち葉で覆われて、林の中は明るくなってきた。


 キャンプ場を抜けたところの電柱に色着くツタがからみついている。そのツタの古い枝に留まっていたアキアカネ♀


 周りの木の葉が少なくなって存在が目立ってきたコガタスズメバチの巣。ここ数日、僅かな時間、眺めている間には住人の出入りなし。


 きょうは休日


 稲積神社神殿跡小ピークのヤマウルシ、葉が落ちて傘の骨と化す。


 オオツリバナの葉陰にエゾアオカメムシの影あり。
posted by take_it_easy at 19:48| Comment(2) | 岐登牛山