2008年10月24日

ちっちゃなちっちゃなナガカメムシ

 曇りのち雨、風強く、剥がされた枯葉が舞う。13〜20℃。

 体長5mmくらいの小さな小さなナガカメムシ。
 そばを通るとなんとなくカメムシ臭がする。
 種名を知りたいと、いろいろ当たり、旭川市の図書館ででも調べたが、判明せず。
 ずっと不明のまま、小さいからろくな画像もものに出来なくて、諦めかけていた。
 が、ついに、それらしき記載を発見。
 なんと、オホーツク地方のムシを扱ったブログの表紙画像に、これがでかでかと掲げられていた。そのブログ内を探したら、あったあった。これで種名が判明。ウスイロヒラタナガカメムシ。
 その種名でweb検索してみたが、あまりない。カバノキの類がお好みで越冬もシラカンバの落ち葉の下などでする、との記載を見つけたが、ここではクマイザサにもたくさんいる。このあと移動するのかもしれないけれど。
 こんなちっちゃなムシにもちゃんと種名があるなんて、さすが、専門家の皆さんは。





posted by take_it_easy at 17:32| Comment(4) | 岐登牛山

2008年10月23日

今日の岐登牛山

 朝は霧、のち晴れ、1.5〜15.5℃くらい。歩きにはちょうどいい。

 山では、ここ数日、チェーンソーが唸りを上げている。枯れ木の伐採のようだ。育林には必要なのだろう。林床には倒された木が放置されるだろう、冬のスキーではひっかからないように注意しなくっちゃ。


 今頃枝を咥えて巣作りでもするの? よくみるとアキアカネだ。このあと、ゴジュウカラは咥えたままどこかに飛んで行っちゃって、去就は不明。少々ピンぼけ。


 ミヤマフキバッタ、稲積神社神殿跡小ピークのてっぺんで毎回見かける。


 ルイステントウ。体長4mmくらいのちっちゃなちっちゃなテントウムシ。詳細画像は「岐登牛山彩々」でご高覧を。
 

 ヒメジョオン、1株だけ、薄暗い林間にあり。大木にもたれて倒伏を免れている。


 ツルウメモドキとルリビタキ(若い♂か、おとなの♀か)
 

 帰途、今日の大雪山の様子。
posted by take_it_easy at 21:25| Comment(2) | 岐登牛山

2008年10月22日

忠別川も秋深し

 くもり、0.5〜16℃くらい、午前中は気温が上がらず、土手をふらついていると体が冷えた。
 忠別川河川敷のパークゴルフ場では、去りゆく季節を惜しんでか、駐車場は満杯の賑わい。

 お天気のせいもあろうが、河川敷の色合いはすっかり晩秋の暗い感じ。東橋と東神橋との間の右岸も左岸も土手の道には数種のイモムシが這い出していた。アキアカネは翅を光らせている。カラスが数羽。触角がやたらと長いトビゲラの類が1頭、頭首工の看板に留まっていた。今日見た動く生き物はこれだけ。動かなくなった生き物(ムシ)はいろいろとあった。


 右岸から下流方向、東神橋が見える。


 右岸から上流方向、東橋が見えそうで見えない。


 右岸から対岸、流れに漬かって何かしている。水位計の保守かと思う。ご苦労様です。


 


 今日の岐登牛山
posted by take_it_easy at 20:03| Comment(2) | 忠別川

2008年10月21日

今日の岐登牛山

くもり、午後になって晴れ、6.5℃〜15℃くらい。心地よいお天気。


 林床の灌木や幼木なども裸になってきて、オシダの堂々とした姿が目立つ。


 枯葉色のニホンカナヘビがたくさんいる。あしもとでカサコソと音がして、コイツの逃げる後ろ姿が現れる。じっとしてれば判らないのに。
 

 アカミノヤドリギ、この山で目にするのは実が赤いのばかり。


 頂上付近にいたやや大型の鳥、近づくと少しだけ遠ざかる。まだ幼い感じ。
 カッコウの幼鳥か、ツツドリの幼鳥か。判断がつきかねる。鳴いてくれればすぐ判るんだけど。
 虹彩が黄色っぽいのはカッコウの幼鳥? 黒っぽいのがツツドリの幼鳥だ、と区別できるとWEB上での記載はあるが。


 後頭部に白斑がないからツツドリの幼鳥?
 

 のどのあたりの斑紋がなさそうだからツツドリの幼鳥? お手上げだ。 が、何となくツツドリの幼鳥にしておこうかな。
 しかし、この鳥にとってはカッコウでもツツドリでもどうでもいいことだ。同類かそうでないか、そんなの分かり切ったことで、問題にもならん。
posted by take_it_easy at 20:47| Comment(2) | 岐登牛山

2008年10月20日

今日の岐登牛 オオスズメバチ

くもり、6〜19℃。自転車を漕ぐと汗をかいた。

 紅葉は次第に色を失い、木々は次第に葉を失う。


 キャンプ場


 残る1枚、オオツリバナ


 屋根が葺き替えられた。


 久しぶりに見たコウチュウ、キクビアオハムシ、体長6mmくらい。このあとどこかに飛んでいった。


 南端展望台への道で


 北端展望台への入り口で、踏み込もうとした脚のすぐ先にやたら大きなオオスズメバチがいた。危うく、すぐそばに脚を置くところだった。何を探してか、もぞもぞと動き回り、しばらくして飛び去った。顔がこちらを向くと、どこを見てるのか判らないから、こちらを見ているような気がして、おもわず後ずさってしまう。
posted by take_it_easy at 21:12| Comment(0) | 岐登牛山

第2回伊藤杯サマーファイナル大倉山ジャンプ大会その1

 10月19日、第2回伊藤杯サマーファイナル大倉山ジャンプ大会を観戦した。
 国内一線級が勢揃い。
 今期サマーは、男女とも国際大会で久々の表彰台獲得があり、安定しない風向きにどう立ち向かえるようになっているのか、大変楽しみな大会だ。



 女子組は定着した感のある3選手が今回も同じ順序で表彰台に上がった。コンチネンタルサマー前半戦総合1位を経験した山田いずみ選手は、1回目2位から逆転優勝。来年2月の世界選手権で初採用の女子ジャンプに向け士気が上がる。伊藤有希選手は不調、が、3位に入った。4位以下の選手達よ奮起せよ。

1 13 山田いずみ 神戸クリニック  123.0m 113.0m  218.3
2 10 渡瀬あゆみ 神戸クリニック  123.5m 108.5m  210.6
3 11 伊藤有希  下川中学校     85.0m 102.0m  118.6
4 3 竹田歩佳  北翔大        93.0m  86.5m  105.1
5 5 澤谷夏花  札幌大        89.5m  90.5m  100.0
6 9 葛西賀子  日本空調サービス  83.5m  87.0m  87.9




1位 山田いずみ選手(神戸クリニック) 2本目


 男子組は、ワールドグランプリサマー最終戦で2位に入賞した伊東大貴選手が圧倒的だった。1位から3位まで、若手で独占。ベテラン勢にもあと一頑張りしてもらって、そして、徐々に世代交代だ。
 4位に船木和喜選手が入った。かれはお手本だ。岡部孝信選手は6位、葛西紀明選手は9位、若手とベテランが入り乱れておもしろい。

1 74 伊東大貴  土屋ホーム    135.0m 138.0m  287.4
2 73 湯本史寿  東京美装      134.5m 120.0m  251.6
3 75 竹内 択  北野建設      126.0m 117.5m  230.3
4 53 船木和喜  フィットスキー   121.0m 117.5m  223.3
5 72 渡瀬雄太  雪印乳業     121.5m 113.5m  216.0
6 68 岡部孝信  雪印乳業     112.0m 122.0m  212.7




 最長不倒賞の表彰式で、カメラマンにポーズをと要求され、それに答えるひょうきん者。10月限りで現所属から離れることになっているらしい。監督、同僚、同郷の伊藤謙司郎選手共々、スポンサー探しに奔走中。女子組の山田選手や渡瀬選手のように良きスポンサーが現れるといいのだが。世界で戦える選手がスポンサーを失う不思議な競技、スペシャルジャンプ。


 伊東大貴選手の1本目


 同じく2本目、最長不倒。高く、追い風にも負けないように力強く。


 観客席、ここがいっぱいになるのはいつの日か。


 ノイズチームは今日もK点で、3回コールの応援だ。
posted by take_it_easy at 18:19| Comment(0) | スキージャンプ

第2回伊藤杯サマーファイナル大倉山ジャンプ大会その2

 10月19日のサマーファイナル、ベテラン達を追い越し、次代を担いつつある選手達の勇姿をいくつか。


 湯本史寿選手(東京美装)


 竹内 拓選手(北野建設)


 渡瀬雄太選手(雪印乳業)


 栃本翔平選手(雪印乳業)


 渡瀬あゆみ選手(神戸クリニック)


 伊藤有希選手(下川中)


 人気の東 輝選手(日本空調サービス)、試技、1本目ともに同じような大失敗ジャンプ。脚のけがで今シーズンは競技から遠ざかっていたので、出場してくれるだけで、多くのジャンプファンは喜んだ。しかし、残念。冬に向かって立て直すべし。
posted by take_it_easy at 17:49| Comment(0) | スキージャンプ