2008年05月31日

雪解けの天女が原

きょうは、旭岳温泉から、天女が原経由で姿見の池まで。
快晴のち薄曇り気味の晴れ。
コース上の雪もだいぶ解けて、道が川か、川が道か状態。雪の下は水が流れ、注意していても時々踏み抜いてしまう。温泉近くではウグイスが元気よくさえずっている。天女が原への道の両側には数種の幾株かが開花。盤の沢あたりでは雪がしっかり詰まっていて、まだ滑れそう。姿見の池の氷には亀裂が入り、その間から水面が見える。登山コースには下から見たところ雪はあまりない。




天女が原への道


天女が原辺りの木道


盤の沢から望む十勝連峰


温泉からほどなくの登山道際で、エゾノリュウキンカとミズバショウ


エゾイチゲ


エンレイソウ


ショウジョウバカマ


アオジ、藪の中が好き
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2008年05月30日

きょうも岐登牛:カラスが威嚇

快晴、おだやか、葉を揺らすくらいの風あり。max18℃ちょっと。
 キャンプ場で、ハシボソガラスが威嚇をはじめた。きょうのところは警告だけにしておく、といったところだったが、これからしばらくは頭上注意だ。
 スキー場メープルコースは芝桜が一面を覆うように拡がってきた。ピンクや白の花が咲き競う。そこに、ミヤマカラスアゲハが蜜を求めてやってくる。他の蝶はあまり見かけず、セイヨウタンポポのほうがお好みのようだ。セイヨウタンポポは盛りを過ぎて、蝶たちはこのあと、どんな動きをするのだろう。


快晴


ヒメウスバシロチョウ、ハクウンボクに憩う。翅がなかば透けるからシルエットも葉の色にとけ込む。ハクウンボクのつぼみはすこしふくらむ。


バッタの、どちらも幼虫、なにバッタの? 大きい方が15mmくらい、小さい方はそれより小さい。チシマアザミの葉の上にはこんな小さいヤツがあちこちにいる。


ユキザサ


マウヅルソウ


メープルコース上部からの展望、中央下にリフトの乗り場


ミヤマカラスアゲハの飛翔、ミヤマカラスアゲハは吸蜜中でも翅を上下に煽っている。で、それを止めるべくシャッタースピードを速くした。止まった。


キャンプ場で、ハシボソガラスが怒ってる。威嚇。梢をクチバシでたたく。
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2008年05月29日

今日の岐登牛

晴れ、maxは20℃一歩手前。森陰の山歩きにはちょうどよい。
 きょうはチシマアザミの葉の上にいるコウチュウを集めてみようかと思ったが、ふらふら歩いているうちに、今年初めてのチョウやトンボを見て気が変わり、きょうも生き物アラカルト。
 午後、エゾタンポポがあるという旭川の春光台公園に行こうとした。が、国道12号線(旭川新道)から公園駐車場への道に入り込めず、行き過ぎて、そのまま帰宅した。


ワスレナグサ、がくにある毛がみんな平伏してた。


ハネカクシの一種、こいつは体長2mmくらいのちっちゃいヤツ。この類はすごく種類が多くて、未命名がたくさんいるそうだ。
短い鞘翅の下に、後翅を折りたたんで収納する。なんのつもりか、その翅を出したり仕舞ったり、ちっちゃくてよくは見えないのだけれど。
風にそよいで、ピントが合わぬ。


セスジツツハムシ、せなかの点々が列に並んでいるから。体長4mmほど。


キボシルリハムシ、胸の両側が黄土色になってるから。体長6mmほど。


サカハチチョウ春型♂、きのうウスバシロチョウがいたオオハナウドに、きょうはサカハチチョウ。


上と同じ個体


ユキザサ きれいな株があった。


シオカラトンボ♂ スキー場管理道路上
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2008年05月28日

今日の岐登牛

朝はさわやかな快晴、午後は曇り、max16℃ちょっと。
キビタキの囀りがよくとおる。木々の若葉が空を覆う。見上げると、葉が透けて、瑞々しい。風に揺り動かされ、林床に届く光がチラチラ。


きょうのツリバナ。きのうのツリバナは雨に濡れて、いい風情。でも、どんな花かよくはわからなかった。


キビタキ♂、謳うように囀る。鍛えられた声楽家のようだ。


アオジョウカイ、コウチュウ目ジョウカイボン科に分類されるそうだが、ジョウカイボンてどんな意味?
チシマアザミの葉陰に隠れて、獲物を待ち伏せか。


(ヒメ)ウスバシロチョウ♀、きのうとおなじオオハナウドにいた。同じ個体かどうかは不明。


ベニバナイチヤクソウ、ギンリョウソウ以外の他のイチヤクソウ類はまだ気配なし。
このクルマバソウは花弁を落としているが、多くはまだ咲かせている。


ヒゲナガガの一種、♂、触角がすっごく長い、光の加減で金色に輝いた。


マイヅルソウ
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2008年05月27日

今日の岐登牛山:ヒメウスバシロチョウ

厚い曇りのち晴れ間、最高気温は10℃ちょっと。
夜半の雨で濡れそぼっている、木も草も虫たちも。
(ヒメ)ウスバシロチョウがオオハナウドに留まって濡れた翅や体毛を乾かしていた。
(ヒメウスバシロチョウとウスバシロチョウとの区別がよく判らない)




♀、交尾板を着けられている。


マムシというよりコブラのにらみ合い、コウライテンナンショウ(マムシグサ)


シウリザクラ


ホウチャクソウ


セスジヒメハナカミキリ(葯を破って花粉を食べていた)とオオハナウド


ツリバナ


アズキナシ、花柱が2本
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2008年05月26日

あぜ道の生き物たち

厚いくもり、風は穏やか、max18℃少々。夕刻、雷鳴。
東川は良質稲作地帯。我が家の近くでも水田が拡がる。田植えはほぼ完了。あぜ道のセイヨウタンポポは過半が結実中。ゆっくり歩くと、いろいろな生き物が、もちろん目立たない生き物が圧倒的に多いのだろうけれど、目にはいる。


小さなニホンアマガエル、歩を進める毎に草むらから飛び出す。右手(右前足)で石のようなものをしっかり握っている。


ナズナ


タネツケバナ


タチイヌノフグリ、セイヨウタンポポのタネがひっかかっている。


エゾムラサキ


ノハラムラサキ


ベニシジミ、横恋慕
posted by take_it_easy at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 東川歳時記

2008年05月25日

今日の岐登牛

今にも降りそうなくもり、午後になって降ってきた。max20℃手前。
キトウシ家族旅行村で産業祭り、大変な賑わい。木立の中はひっそり。


ベニバナイチヤクソウ、これを撮るためにクルマバソウを何本も踏みつけた。


オオハナウド


エゾハルゼミ♂、オオウバユリの葉柄に後半分を隠し、心形に凹んだ葉身部分に前半分を出して、じっとしていた。どんよりの薄ら寒いお天気で、仲間のみんなが息を潜めるように音を出さないでいる。動かないことをいいことに、前後左右、遠近、いろんなところから撮させてもらった。額のルビー色のところ、どこかの王妃の宝石のようだ。天気がよければもうすこしシャープに写るのだろうが、いや、天気がよければうるさいなあと逃げていく。


コマユミ


ギンリョウソウ、日陰が得意だからか、暗い日でもそこそこ明るい。


ミツバウツギ
posted by take_it_easy at 20:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 岐登牛山