2008年03月31日

大群の子供達、ソリで駆け抜ける

 曇り、小雪ちらつく、アメダス東川の観測機器は不調のよう。
 スキー場の斜面で、大群の子供達の歓声が響き渡っていた。50人くらいもいたろうか。思い思いにソリを引っ張って登っていくのと、スキーを担いで登るのとほぼ並行した。あんなガキん子達に負けるわけにはいかねえ、と、一生懸命に登った。多分、引き分けくらいには持ち込めたとおもう。まじめに登る子には負け、はしゃぎながら登る子には勝った(もちろん子供達は無関心ですよ)。雪が消えて出た下草の上も平気で、ガタガタと飛ばしていく。すっとんでも転んでも平気でまた滑っていく。じつに愉しそうだった。なんの団体だったんだろう?引率の方、お疲れ様。
 温泉施設の外壁際に越冬ハコベの一群が満開。栄養も温度も足りて青々としている。


思い思いに登っていく。


上から見ると、まだこんなに雪がある。


思い思いに滑り降りてくる。


歓声が聞こえるよう。

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2008年03月30日

テントウムシも日光浴

 快晴、朝方にマイナス7.1℃
 好天にだまされて、自転車で出かけたが、素手は大変冷たく、首筋から流れ込む冷気でちと寒かった。キャンプ場上部に自転車を置いて、夏道沿いに南端展望台に寄り、スキー場上部からコース斜面をおりてきた。雪が硬くなって、長靴でも歩きやすい。子供の団体がそりを引きずって登っていた。まだスキーは出来そうだ、何とか。
 温泉施設に登るコンクリートの階段で、テントウムシがひなたぼっこ。背中に泥を付けているものや、ひと風呂浴びたようにきれいなやつが体を丸めて?じっとしている。たまたまだろうが、一段につき1頭だった。


コンクリートの階段のある一段、カメノコテントウ


カメノコテントウ、ちょっと大きめ、上のとは別の個体


ナミテントウ(テントウムシ)


ナミテントウ(テントウムシ)にはいろんな模様のやつがいるらしい。


南端展望台からの戻り道
posted by take_it_easy at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 岐登牛山

2008年03月29日

虫は蠢き始める、フキノトウも花盛り。

 曇り→快晴、最高気温は+2.5℃、風が強くて冷たくて、素手はかじかむ。
 冬越しのオサムシが一匹、泥をかぶったまま、枯葉の上を這っていた。一風呂浴びたいようだった。
 フキノトウが花を咲かせはじめている。近くの乾いたところでは葉部が顔を覗かせた。


エゾクロナガオサムシ?


雌株 雄株


雌花 雄花


雄株 雌株


雄花 雌花

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2008年03月28日

カタクリやエゾエンゴサク、つぼみふくらみつつあり

 曇り、肌寒い。最高気温は+4.3℃、風が冷たい。あさがた少しだけ積雪あり、朝のうちに消えた。
 長靴で神社跡小ピークの向こうまで。その先はまだ雪深く、歩きにくそう。途中、早春を彩る植物たちがつぼみをのぞかせている。開花したフクジュソウは寒さで花を閉じている。フキノトウは開花を始めた。繚乱の季節までいましばらく。
 スキーを担いで登った。頂上から南端展望台への道は部分的に地面が見え始めた。雪は柔らかく登り勾配ではすこし汗をかかねばならぬ。スキー場の斜面はザラメ状。雪の上は滑りやすいが、禿げてきたところは大変滑りにくいから、そろそろ終わりかな。


カタクリ、つぼみふくらむ個体もあり。葉では茶褐色から徐々に緑が混ざる。


エゾエンゴサク、茎も葉もつぼみもいっしょに生長する。


ナニワズ、見た目、昨秋からあまり変わらず。


ジンヨウイチヤクソウ、つぼみはまだまだちいちゃいけれど、確かに着いている。


ウメガサソウ、この先のは昨年の実。周りはカタクリ。
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2008年03月27日

東神橋の農耕馬

 厚い曇り、+0.1℃〜+5.3℃、オーバーズボンなしで大丈夫。
 忠別川をまたいで東川と東神楽とをむすぶ2本の橋には飾りがある。東橋には、4すみの袂に四季をモチーフにしたオブジェのような像と、両側の欄干にはめられたスカシ彫りがある。東神橋には、4すみの袂に彩色されたそれぞれの町花のレリーフと、途中に2体のブロンズ像がある。きょう、全部を写してみたが「お天気のせい」で被写体に申し訳ないできのものばかり、いつもそうだがきょうはとくに。で、まだましな画像、2体のブロンズ像のうち、東川寄りにある農耕馬の像のをのせてみる。「力」と名付けられている。ヒンはいいのだが逞しさにはちょっと欠けるような気がする像だが、馬と人との関わりを思い出させるには十分だと思う。
 台座の後ろ側に建立の意図が刻まれている。
 「農耕馬は原始の密林に挑んだ先人と共に開拓を進め農耕に従事して今日の郷土が建設されたのである。又馬は当時物資の運搬交通手段も馬車、馬橇に頼り生産と生活文化の向上に大きく裨益したのである。機械化の進展により、その姿を消した往時の農耕馬を偲びこの像を建立する。平成元年9月13日  東川町長 某 東神楽町長 某」(句読点もママ)





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2008年03月26日

旭山の北側は雪深し

 曇り、日中は+12℃を超えたようだ。 今年は雪解けが異常に早いと、あちこちで話題になっている。
 旭山動物園西側の放送用アンテナ群に続く道路経由でNHK施設まで行き、その先、88ヶ所巡りの後半を雪に埋まりながら下りてきた。動物園に寄った。春休み中だからか、内地からの子供連れの人達で大賑わいだった。


中程、44番 大寶寺。硬いような硬くないような、しかし硬くない、足に来る雪。


しみづはし周辺もまだ雪の中


ツルマサキの「大木」、落葉の大木の太い幹を覆っている。


ハシボソガラスの嘴の付け根をはっきり見た。それで?べつにぃ。


コゲラ、へばりついているようにみえる?
posted by take_it_easy at 17:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 東川近郊の低山

2008年03月25日

生き物たち、春を歓ぶ

 曇り→快晴、きょうはずっとプラスで、12℃まであがった。
 生き物たちは春の兆しに敏感だ。スキーを担ぐ前に、土の上をすこし歩いてみた。暖かくて展望閣までいって、車道を下りてきたら、もう3時間も経っていた。おなかも空いたし、で、スキーをせずに帰ってきた。




フクジュソウが咲き出している。ヒラタアブの一種が花粉を求めて集まっている。アブにしてみれば、死活問題、いいタイミングで出てくるものだ。


シジュウカラ♂は結構複雑な節回しで謳う。


ミヤマカケスも日向に姿を現した。


ヒオドシチョウが体を温める。すぐに飛び立つと、ブーメランのようにして、また戻ってほぼ同じところで休む。時々同類の気配を感じて踊るように、追いかけるように飛ぶ。が、すぐにまた戻ってくる。


ヒオドシチョウ2頭、枯葉と同じようで気付かなかった。同類が1頭、ちょっかいを出しに行ったので気がついた。死んだようにじっと横たわっていたので確かめようと小枝で触れると少しだけ動いた。


クルミを咥えて、警戒、威嚇。
posted by take_it_easy at 20:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 岐登牛山