噴気孔あたりまでのんびり行って、下りはほぼスキーコースに沿ってきた。北斜面はふかふか、南斜面は陽が当たって大変重い。
平日だからか、姿見駅から上には人の姿はほとんどみえなかった。裾合平への途中の広大な斜面の中に、岩のような黒い点がふたつあった。目を凝らしてみてみると、動いたような気がした。望遠レンズを覗いたら、それは二人連れのニンゲン。少しして再び見ると、スキーで降っている、と、黄色いジャケットの人がしりもちをついた。前を行く茶色っぽい人が振り返っている。この人達も何事もなく、そのまま石室のほうに向かわれた。
天人が原あたりで林間に入り、休息。雪の結晶が折り重なっている。平らなものは陽を反射してきらきら光る。次回はマクロレンズ持参だ。

忠別湖左岸から

ニンゲンがいてこその自然だと思う。

きのう登った三角山がみえる。

ついお世話になってしまう。

ごくタマにうまくいくこともある。深い、軽い雪の中。